助けてあげられなくてごめんなさい “原爆の絵”は語る ~ヒロシマ 被爆直後の3日間~ |
この声と笑顔で、(気候不順なせいか)ちょっと身体や心が重かったのが少し軽くなる。
洗濯物を干してストレッチをしていると、もっと心身ともに軽くなってくる。
歩くときもそうだ。
歩きはじめは足が重かったり節々が痛むから、今日は4000歩くらいでやめようと思っていても、歩いていると軽くなり結果的には8000歩歩いている。
今日は村田喜代子の「あなたと共に逝きましょう」を紹介しようと思っていた。
それがcocomerita さんのブログを読んで、そこに載っている動画↑をみたら気が変わった。
広島で被爆して生き残った人が辛く苦しい思いを抑えて描いたあのときの広島の地獄図、4200枚の一部が映し出される。

この眼をじっと見ていると涙が出てくる。
死んだ母親に、空き缶に水を汲んできて飲ませようとする幼子。
赤ちゃんを抱きしめて駆け出し、片足をあげて立ったまま黒焦げになっている母親。
黒い雨を大きな口を開けて飲もうとする裸の人たち。
昨日紹介した「白檀の刑」には、中国人は残虐な処刑を発明するという記述があった。
この動画をみたらアメリカの方がはるかに残虐な処刑を発明して実行している。

敗戦の日に母はぼくを抱きしめて、これからどう生きていくのかを案じて泣いたという。
あの敗戦は広島や長崎でいわれなく虐殺された人たちの死ののちにようやく、無責任な日本の権力者が受け入れたのだ。
韓米軍事演習などという「挑発」をするのではなく、トランプと金、それから世界の核不拡散条約に参加しない国のトップは、いちどこの動画の鑑賞会をやったらどうだ。