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  <title>梟通信～ホンの戯言</title>
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  <modified>2026-06-12T09:48:32+09:00</modified>
  <author><name>saheizi-inokori</name></author>
  <tabline>ホン、よしなしごと、食べ物、散歩・・</tabline>
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    <title>人づきあい</title>
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    <issued>2026-06-12T09:44:00+09:00</issued>
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    <created>2026-06-12T09:44:45+09:00</created>
    <author><name>saheizi-inokori</name></author>
    <dc:subject>今週の１冊、又は２・３冊</dc:subject>
    <content type="html"><![CDATA[きのうのプルースト。<br />
それに社交界の人たちはほとんど例外なしにくだらない連中だから、一人ひとりが仲間を判断するときに、人づきあいがよいかどうかということだけを基準にする。<br />
<br />
これは「社交界」に限らないのではないか？<br />
<br />
この言葉で思い出したのは、もう半世紀ほども前の労働組合との団体交渉の一場面だ。<br />
まいとし多くの合理化事案を提案して、国労や動労のように「合理化反対」を前面に出している組合の場合は、まず団体交渉の場につかせるだけでも大変だった。<br />
僕は管理局では総務部人事課長、本社では職員局に勤務したから、組合幹部たちにダイヤ改正やら関連工事の着工期限やら春闘やらの「関」に向けて、間に合うように交渉スケジュールを示して団交の席に着くように説得する。<br />
<br />
合理化（その出来高）に合わせて職員の待遇改善とか、もろもろの組合側要求の解決も図るのが習わしだったし、当局がやらなければならない施策が、とうじの赤字国鉄のおかれた立場から必要であることは腹のなかでは理解していたから、組合幹部は内部に対して「合理化反対」の旗は示しつつも、然るべきタイミングでは団交を始めることを了解させるのだ。<br />
同じ組合のなかにも社会主義協会派とか、共産党系だとか、主張や立場の異なるセクトがあって、事案によっては激しく執行部をつきあげる。<br />
<br />
<center><img src="https://pds.exblog.jp/pds/1/202606/11/28/e0016828_18233266.jpg" alt="_e0016828_18233266.jpg" class="IMAGE_MID" height="414" width="500" /></center>（用賀で）<br />
<br />
とうじ組合員２５万人をこえる国労には、駅、車掌、機関士、工場、保線、電気、建設、船舶、、などなど多様な職種ごとの組織があって、それぞれの要求や不満がある。<br />
また都市部と地方によって組合組織の気風や利害も異なる。<br />
そこに、きわめて個性豊かな闘士たちが集って、当局と闘い、組織中央を突き上げもする。<br />
選挙で選ばれた幹部たちが、それらを一定の方向にまとめて、はじめて提案交渉というのが行われる。<br />
合理化交渉をめぐる当局側のエネルギーのかなりの部分がここまでに費やされた。<br />
管理局の場合は、人事課長が当局側の真中にすわる「晴れの（小心者の僕には出たくない）」場だ。<br />
<br />
<center><img src="https://pds.exblog.jp/pds/1/202606/11/28/e0016828_20493093.jpg" alt="_e0016828_20493093.jpg" class="IMAGE_MID" height="375" width="500" /></center><br />
<br />
その後、なんども担当部課を中心に交渉がつづけられ、ときにはパンク・決裂し、僕たちが修復、寝た＝横になった男たちを起こして、また団交を再開する。<br />
あいまあいまで、百人を超える集団交渉や家族組合（奥さんたち、本社本部間）交渉も入れることもある。<br />
その長い過程のあいだ、僕たちは日夜休むことなく表で団交に出席したり裏で幹部と折衝を繰り返す。<br />
<br />
<center><img src="https://pds.exblog.jp/pds/1/202606/11/28/e0016828_18242757.jpg" alt="_e0016828_18242757.jpg" class="IMAGE_MID" height="220" width="293" /></center><br />
ある段階になると、集約交渉（平場）に到達する。<br />
多くの場合、集約交渉の前に僕たちは徹夜で幹部と最終妥結案を詰める。<br />
その後、幹部が大勢の組合員だけを相手に、その妥結案が闘いのぎりぎりの到達点である（僕たちと詰めた最終案をすべて出さずに、最後の”トップ交渉”のためにとっておく場合も多い）ことを説明納得させたのち、当局・僕たちが交渉の場に出て、その案を確認し合う（”トップ交渉”が残された場合はそこで）。<br />
全ての事案がこの通りに運ばれるわけではないが、僕が東京北管理局にいた頃の標準的スタイルだった。<br />
ほかに鉄労、動労、全施設労などほかの組合とも基本同様な手順を踏む。<br />
<br />
<center><img src="https://pds.exblog.jp/pds/1/202606/11/28/e0016828_18240342.jpg" alt="_e0016828_18240342.jpg" class="IMAGE_MID" height="375" width="500" /></center><br />
戦闘的先鋭的な社会主義協会派などは、なかなかこのスタイルでおさまらない。<br />
事案によっては最終案をもって説得する組合幹部を怒号や罵詈雑言で圧倒、とても納得するものではない。<br />
<br />
別室で成り行き如何と固唾を呑んで見守る僕たちに召集がかかり（多くは総務部長室脇の会議室）、スワとかけつけると、幹部が髪振り乱して、疲れ切った顔で現れて「ダメだった！」というではないか。<br />
もうこちらとしてはすべて出し切っている、これ以上譲れないぞ、と僕がいう。<br />
そんなことわかってるから、ここまでやったのだが、、と彼は掠れ声でいう。<br />
<br />
今日のところは散会として、取りあえず仕切り直しにするしかないな、として、一呼吸して、そうなったユクタテを語る幹部・S。<br />
<br />
そのときだ。<br />
狂暴化する青年部のつきあげの前で、Ｓが孤立無援になったという。<br />
同じ執行部にいて、Ｓを支えるべき面々が、無為のままSを見殺しにしたのだと。<br />
〇〇はどうだったの？<br />
するとＳは口を極めてデレスケ〇〇の無能を罵る。<br />
そこで、僕が「でも○○は好い奴じゃないか」と口をはさむ。<br />
Ｓ曰く、あれで、あいつが好い奴じゃなかったら、、その後は、たしか「人間じゃない」だったかな。<br />
<br />
冒頭のプルーストの「くだらない連中が人づきあいで人を判断する」を読んで、思い出したのが半世紀前のあのセリフだ。<br />
プルーストはとんでもないことを思い出させる。<br />
<br />
<center><img src="https://pds.exblog.jp/pds/1/202606/11/28/e0016828_18245707.jpg" alt="_e0016828_18245707.jpg" class="IMAGE_MID" height="489" width="500" /></center><br />
とんでもない七面倒なことをやっていたんだ。<br />
だから国鉄解体、というわけだ。<br />
それはごもっとも、一言もない。<br />
しかし、あの頃はアベ、タカイチのような嘘で固めた政権はありえなかったし、日本は先進国の一員で、アメリカに行くとものを安く買えたのだ、僕でも。<br />
<br />
]]></content>
  </entry>
  <entry>
    <title>転んでも</title>
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    <issued>2026-06-11T10:16:00+09:00</issued>
    <modified>2026-06-11T10:16:49+09:00</modified>
    <created>2026-06-11T10:16:49+09:00</created>
    <author><name>saheizi-inokori</name></author>
    <dc:subject>よしなしごと</dc:subject>
    <content type="html"><![CDATA[禍を転じて福となす、という。僕の禍というのは病院通いだ。<br />
定期的に通うのが循環器内科（月に一回）、呼吸器内科（三月に一回）、歯科（ニ週に一回）、皮膚科（三週に一回）、眼科（三月に一回）。<br />
そのほかに検査とか、急病とかもある。<br />
定例だけで年間６０回近い。<br />
数年前まではそんなに多くなかったのに、加齢とともに回数が増えてきた。<br />
<br />
<center><img src="https://pds.exblog.jp/pds/1/202606/10/28/e0016828_19032191.jpg" alt="_e0016828_19032191.jpg" class="IMAGE_MID" height="375" width="500" /></center><br />
その交通費がいずれもバス、身障者割引で１１０円×２×６０＝１３２００円。<br />
だいぶ前に友人からシルバーパス１１０００円を勧められたが、そのころはそんなに乗らなかったから、買わずにいて、その後頭からシルバーパスのことは抜けていた。<br />
今年になってカミさんがこれを買って、買物だけで楽々元をとれるという。<br />
それで僕も真剣に計算したら↑の通り、これは買わなきゃ。<br />
年度の替わる９月になったら買おうと思ったが、病院の往復だけでなくもっといろいろバスに乗っている。<br />
それで年度半ばだったが大枚１１０００円を投じた。<br />
<br />
<center><img src="https://pds.exblog.jp/pds/1/202606/10/28/e0016828_18295588.jpg" alt="_e0016828_18295588.jpg" class="IMAGE_MID" height="375" width="500" /></center><br />
大正解！<br />
パスを買って以来、暇さえあればバスに乗っている、近所の散歩に飽きたのでバスで遠くまで行ってそこで歩く、逆に遠くまで歩いてバスで帰る、バスだけを乗り継いで都内をアチコチ探訪する。<br />
以前なら歩く距離でも気軽にバスに乗って、歩きたいところだけ歩く、一日１０回乗り継ぐこともあった。<br />
身障者は都営電車の無料パスがあるので、これと組み合わせると無賃で行ける範囲がグーンと広がる。<br />
「暇さえあれば」、あるのは「暇だけ」ないのは「お金」だから、ほとんどバスに乗らない日はないくらいだ。<br />
もうとっくに元をとってしまった。<br />
<br />
<center><img src="https://pds.exblog.jp/pds/1/202606/10/28/e0016828_18302442.jpg" alt="_e0016828_18302442.jpg" class="IMAGE_MID" height="375" width="500" /></center>（こんなにたくさんお願いを括りつけられて重そうだな）<br />
<br />
別に病院通いがなくたってシルバーパスを買えば同じことじゃないか、と思われるかもしれない。<br />
そこがそうではないのだ。<br />
病院通いにバスに乗らなければならない、という切迫した事情があるから、大枚１１０００円をはたいてシルバーパスを買ったのだ。<br />
健康優良児で病院に行くことがなければ、誰が散歩やぶらりバス旅のためにそんな贅沢をするものか。<br />
不健康、病気という禍があったが故のシルバーパスなのだ。<br />
その結果、僕の行動範囲が広がって、楽しみも増えたと言うわけだ。<br />
<br />
<center><img src="https://pds.exblog.jp/pds/1/202606/10/28/e0016828_18310382.jpg" alt="_e0016828_18310382.jpg" class="IMAGE_MID" height="211" width="281" /></center><br />
だから禍を「転じて福」となすまでにはならないかもしれない。<br />
だって、疾患という「禍」は残っているのだから。<br />
せいぜい、転んでもただでは起きない、というところかな。<br />
<br />
この上は、今の「禍」を大きなものにしないように自重せよ、ってことか。<br />
<br />
<center><img src="https://pds.exblog.jp/pds/1/202606/10/28/e0016828_18222272.jpg" alt="_e0016828_18222272.jpg" class="IMAGE_MID" height="220" width="293" /></center><br />
というわけで、きのうも「自由が丘駅行」バスで「八中前」、そこから歩いて九品仏（写真はすべてここです）で、この前忘れていた集まりの電話で引き返したところの続きを歩き、環八にぬけて「千歳船橋行き」のバスに乗り、「等々力駅前」で下車、等々力のドトールコーヒーで『失われた時を求めて』を読んで、そこから「渋谷駅行き」に乗り帰宅した。<br />
<br />
九品仏はあの日の後、一度行ったけれどあれはコーヒーを飲みに行ったので、浄真寺にはよらなかったのだ。<br />
何もない日にいくと浄真寺は静かでいいところだ。<br />
お寺さんの何しちゃいけないの表示がうるさいのが玉に瑕だ。<br />
バスに三回乗って、６３８４歩歩いた。<br />
<br />
<center><img src="https://pds.exblog.jp/pds/1/202606/11/28/e0016828_10154959.jpg" alt="_e0016828_10154959.jpg" class="IMAGE_MID" height="375" width="500" /></center>（鎌倉　茶の子　あじさいまんじゅう）<br />
<br />
<br />
<br />
]]></content>
  </entry>
  <entry>
    <title>ソドムに住む人</title>
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    <issued>2026-06-10T09:59:00+09:00</issued>
    <modified>2026-06-10T09:59:58+09:00</modified>
    <created>2026-06-10T09:59:58+09:00</created>
    <author><name>saheizi-inokori</name></author>
    <dc:subject>今週の１冊、又は２・３冊</dc:subject>
    <content type="html"><![CDATA[スナップエンドウと玉ねぎの味噌汁の煮えばなに玉子を落としいれる。<br />
チンした冷凍ご飯には納豆をかける。<br />
納豆を混ぜるときはなにか水分を垂らしてやるとうまくなる。<br />
水でもいいが、リンゴ酢とか寿し酢、きのうの副菜小鉢のニンジンラぺの汁を垂らすのもよろしい。<br />
納豆かけご飯を半分食ったところで、味噌汁の半分くらいに残っている半分ならぬ四分の一熟玉子をご飯にかけて納豆玉子かけご飯にする。<br />
ごはん茶碗の底に玉子がくっついていたら、お茶をいれて飲む。<br />
納豆のネバネバもとれて茶碗を洗う時の手間も省ける。<br />
カミさんが留守だったきのうの昼飯。<br />
こういうのが一番好きだ。<br />
<br />
<center><img src="https://pds.exblog.jp/pds/1/202606/09/28/e0016828_18574832.jpg" alt="_e0016828_18574832.jpg" class="IMAGE_MID" height="375" width="500" /></center><br />
うまい昼飯を食って散歩に出た。<br />
等々力までのとちゅうの農園の無人スタンドにヤマモモが売られていたが、残念なるかな、お金を持たずに出てしまった。<br />
持って出ると使わないし、だからおいて出るとこういうことがある、あるあるだね。<br />
<br />
<center><img src="https://pds.exblog.jp/pds/1/202606/09/28/e0016828_18583366.jpg" alt="_e0016828_18583366.jpg" class="IMAGE_MID" height="375" width="500" /></center>（金剛寺）<br />
<br />
等々力に行くか上野毛に行くか迷ったあげく、等々力に向かってみたがどこにも行きたいところがない、やってきた渋谷行きバスにのって、うちに帰ろうかと迷っているうちに駒沢まで行ってしまう。<br />
そうだ、何年か前に、朝の別所哲也の番組で聞いて探していったカフエに行ってみよう。<br />
二階、１ＤＫのマンションを改造したような店、あのときは満員で、しばらく下で待っていたが、きのうは四つある卓の三つが空いていた。<br />
<br />
<center><img src="https://pds.exblog.jp/pds/1/202606/10/28/e0016828_09555062.jpg" alt="_e0016828_09555062.jpg" class="IMAGE_MID" height="869" width="489" /></center><br />
<br />
水のコップとコーヒーカップの色の感じが部屋の色調・雰囲気とマッチして、とてもよろしい。<br />
ＬＰが回って、静かに、、ジャズだろうか、心地良い音楽が流れている。優しげな若い女性がひとり静かに自分の小部屋のように営む店だ。<br />
<br />
<center><img src="https://pds.exblog.jp/pds/1/202606/09/28/e0016828_19011039.jpg" alt="_e0016828_19011039.jpg" class="IMAGE_MID" height="502" width="500" /></center><br />
『失われた時を求めて　７』、第四編「ソドムとゴモラ　Ⅰ」（鈴木道彦訳）を開く。<br />
新しい巻を開く時はいつもワクワクする。<br />
「ソドムとゴモラ」とは、旧約聖書「創世記」に出てくる罪深い町、エホバは天から硫黄と火を降らせて焼き払った。<br />
罪とは異説もあるけれど、ふつうは同性愛を指し、プルーストもその意味で使っている。<br />
自身が同性愛者でユダヤ系でもあったプルーストが、この小説を書いた主要な動機に同性愛の問題がある。<br />
とうじタブーとされていた同性愛について真っ向から書くのは、たいへんな勇気と覚悟が必要だった。<br />
「ソドムとゴモラ」第一部が出版された１９２１年にプルーストはなんどかアンドレ・ジッドに会って、そのたびに同性愛について熱心に話し合ったことがジッドの日記に記されている。<br />
チャット君によると、ジッドは従妹のマドレーヌと結婚していたが、若い男性への性的関心を終生持ちつづけ、「率直に、同性愛を人間の自然なあり方として肯定しようとした」そうだ。<br />
<br />
<br />
<center><img src="https://pds.exblog.jp/pds/1/202606/09/28/e0016828_20311786.jpg" alt="_e0016828_20311786.jpg" class="IMAGE_MID" height="375" width="500" /></center><br />
「私」は偶然、シャルリュス男爵が元チョッキ職人ジュピヤンと出遭い、そのまま二人で部屋に消え、不明瞭な音、非常に激しく、、たえずそれと平行した一オクターヴ高いうめき声を聴き、、そのあと部屋を出てきた二人の会話、男爵の同性愛経験談やどうやら「私」をその対象として、憧れているような話を聞いてしまう。<br />
このくだり、頁数にして１８頁は生々しい。<br />
<br />
<br />
<center><img src="https://pds.exblog.jp/pds/1/202606/09/28/e0016828_20334519.jpg" alt="_e0016828_20334519.jpg" class="IMAGE_MID" height="375" width="500" /></center><br />
<br />
そのはじめの方で、ヴィルパリジ夫人のところから一人で出てきて、だれにも見られていないと思ってか、<br />
私がシャルリュス氏のために残念に思うのは、彼の顏にはあんなに無邪気に温和さや人の好さの広がっているのが見られたのに、ふだんは数々の暴力的な行為、人の気を悪くさせる奇矯な振舞い、たくさんの陰口、きびしさ、怒りっぽさ、尊大さなどで、それが歪められており、芝居がかった粗暴さの下に隠されていることだった。陽ざしにまばたきをしながら、彼はほとんど微笑んでいるように見えた。私はそんなふうにくつろいでいる自然のままの彼の顔を目にして、なにかあまりに愛情深い、無防備のものをそこに見出したので、もしも人に見られていると知ったなら、シャルリュス氏はどんなにか腹を立てるだろう、と考えないわけにはいかなかった。<br />
というのも、この男が私に連想させたもの、あれほど男らしさに夢中になり、あれほどそれを誇りにしている彼、だれもかれもがけがらわしい女みたいになったようだとうそぶく彼が、不意に私に連想させたもの―それほどまでに彼は一時的にその特徴や表情や微笑を身につけていたのであるが―それはひとりの女だったからだ。<br />
シャルリュス男爵とジュピヤンの生々しい１８頁に続いて、同性愛者の心理、言動、社会とのかかわりなどの特徴について、延々とプルーストの分析が続く。<br />
時代が変わって同性愛に対する人々の見方も変わったようだが、まだまだどこかに変わらないものがある。<br />
だから百年前のプルーストの分析が古臭いとは感じられない。<br />
<br />
<center><img src="https://pds.exblog.jp/pds/1/202606/09/28/e0016828_18572949.jpg" alt="_e0016828_18572949.jpg" class="IMAGE_MID" height="375" width="500" /></center><br />
駒沢から桜新町を経て自宅まで歩いた。<br />
８２６５歩。<br />
手洗い洗濯とタライの汚れ落とし、浴槽の掃除をする。<br />
<br />
<br />
<br />
]]></content>
  </entry>
  <entry>
    <title>『註』もおもろい</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://pinhukuro.exblog.jp/33965967/" />
    <id>http://pinhukuro.exblog.jp/33965967/</id>
    <issued>2026-06-09T09:53:00+09:00</issued>
    <modified>2026-06-09T14:27:43+09:00</modified>
    <created>2026-06-09T09:53:26+09:00</created>
    <author><name>saheizi-inokori</name></author>
    <dc:subject>今週の１冊、又は２・３冊</dc:subject>
    <content type="html"><![CDATA[きのうは早起きして循環器内科へ。<br />
雨の降る日はバスが満員になる、座れてほっとする。<br />
バスに乗りこむとすぐに物欲しげに車内を見まわす爺さんになってしまった。<br />
<br />
<center><img src="https://pds.exblog.jp/pds/1/202606/08/28/e0016828_18091776.jpg" alt="_e0016828_18091776.jpg" class="IMAGE_MID" height="375" width="500" /></center><br />
<br />
いつものように、一番に診てもらって、9時ちょっと過ぎには薬も終わり、小止みになった雨のなかを馬事公苑前のカフエをめざす。<br />
<br />
<center><img src="https://pds.exblog.jp/pds/1/202606/08/28/e0016828_18100747.jpg" alt="_e0016828_18100747.jpg" class="IMAGE_MID" height="375" width="500" /></center><br />
<br />
がらがら、前と同じところにリクルートスタイルの女性がなにか勉強している、その後ろに席をとった。<br />
あとは、真中の大きなテーブルに若い男がパソコンを開いているだけ。<br />
<br />
うまいデカフエのラテをのみながら『失われた時を求めて６』第三篇ゲルマントの方Ⅱを読み終える。<br />
全１４巻の五合目が目に見えてきた。<br />
<br />
<center><img src="https://pds.exblog.jp/pds/1/202605/18/28/e0016828_18575549.jpg" alt="_e0016828_18575549.jpg" class="IMAGE_MID" height="468" width="500" /></center><br />
<br />
註（小さい活字）まで全部６８２頁丁寧に読んだ。<br />
本文に登場するおびただしい人名や芸術作品などに加え、とうじの世相や事件など、さらに作家プルーストの間違いと思われる事実なども教えてくれるし、ときどき、プルーストの芸術（とくに文学）に対する考え方が反映されている箇所で読者の注意を促してくれる。<br />
<br />
リュクサンブルグ若夫人の祖父（小麦粉や麺類で莫大な財産を築いた人物）がリュクサンブルグ氏を昼食に招いたところ、相手が封筒の表に「粉ひき、、様」と記して断ってきた。<br />
それに対して祖父の方が「ごく内輪の少人数の集まりのはずだったのに、残念です。粉ひきと息子とあなたしかいないはずでしたから」と書いてきた。<br />
このアンダーラインの部分に註があって、ラ・フォンテーヌの寓話に「粉ひき、その息子、ロバ」という題名のものがある、と教えてくれた。<br />
註がなければ話の肝心のところがわからない。<br />
もっとも、本文では「私」が、リュクサンブルグ氏がそんな失礼なことをするはずがないと不快感をあらわにしている。<br />
話したトルコ大使夫人が、ラ・フォンテーヌの寓話を引き出すために「粉ひき」という言葉を使ったフエイクニュースだと。<br />
フォーブール・サン・ジェルマン（パリの最高貴族たちの居住区）にはこうした愚行がはびこっており、悪意がそれを一段とひどいものにしているので、人びとは誰もがこの返答を見事だと思い、彼を信頼して素晴らしい人だと言い切った由。<br />
<br />
<center><img src="https://pds.exblog.jp/pds/1/202606/08/28/e0016828_18103364.jpg" alt="_e0016828_18103364.jpg" class="IMAGE_MID" height="375" width="500" /></center><br />
昼飯は三軒茶屋で、前から気になっていた薬膳カレーの店で。<br />
<br />
いろんな種類のカレーのなかで、最も安い方の「１０種類の野菜スープカレー」ソフトドリンク付き１２８０円を選んだ。<br />
野菜スープカレーだけでも、野菜１０種１５種２０種とあって、それにつれて値段も高くなる。<br />
<br />
<center><img src="https://pds.exblog.jp/pds/1/202606/08/28/e0016828_18085147.jpg" alt="_e0016828_18085147.jpg" class="IMAGE_MID" height="375" width="500" /></center><br />
<br />
撮ったつもりの写真が撮れてなかったので、食べかけで失礼。<br />
久しぶりにカレーを食った、味はまあまあ。<br />
ソフトドリンクは「ザクロ酢ジュース」。<br />
<br />
カレーを食って歯科医の洗面所で、歯を磨いて、永遠に続く治療をうけた。<br />
７５５８歩。<br />
<br />
<center><img src="https://pds.exblog.jp/pds/1/202606/09/28/e0016828_09451804.jpg" alt="_e0016828_09451804.jpg" class="IMAGE_MID" height="375" width="500" /></center><br />
<br />
けさは昨日できなかった分、ストレッチと筋トレを丁寧にやった。<br />
どこのテレビでも、ちょっとした体操を教えていて、そのかなりをすでに実行しているのが、えへんえへんだ。<br />
それなのに、座りたがりの爺さんなのだ。<br />
<br />
<br />
]]></content>
  </entry>
  <entry>
    <title>なあんも知らない</title>
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    <issued>2026-06-08T07:05:00+09:00</issued>
    <modified>2026-06-08T18:06:02+09:00</modified>
    <created>2026-06-07T18:22:13+09:00</created>
    <author><name>saheizi-inokori</name></author>
    <dc:subject>よしなしごと</dc:subject>
    <content type="html"><![CDATA[日体大に「熱烈歓迎」の旗が立っている。<br />
<br />
<center><img src="https://pds.exblog.jp/pds/1/202606/07/28/e0016828_15411232.jpg" alt="_e0016828_15411232.jpg" class="IMAGE_MID" height="375" width="500" /></center><br />
<br />
何かと近づいてみればオープンキャンパス、学校見学ってことかな。<br />
子どもだけで来る、それも一人で、友だちと、親もいっしょ、母か父か二親か、さまざま。<br />
気のせいか、みんなはしっこそうな身体つきだ。<br />
親も若い頃は、なんていっても僕の子供たちよりずっと若いのだが、スポーツをやったような感じだ。<br />
顏もよく似ている、当たり前だけれど、すれ違いながらみるのが面白い。<br />
<br />
<center><img src="https://pds.exblog.jp/pds/1/202606/07/28/e0016828_15352287.jpg" alt="_e0016828_15352287.jpg" class="IMAGE_MID" height="375" width="500" /></center><br />
<br />
午後は『失われた時を求めて』をじっくり読む、はずだったのに、途中休憩のときに、スマホからパソコンへの写真の取り込みについて、いぜんチャット君に尋ねた記録を読みだしたら、実際にやりたくなった。<br />
この前、スマホからブログが開けないときに、尋ねて、そのうちなんとなくいろいろやっているうちに治ったのでそのままになっていたが、またアクセスできなくなったのだ。<br />
<br />
この際、ちゃんとやってみよう。<br />
チャット君のいう通りの画面になっていないので、その都度訊きながらなんとかスマホの写真を取り込むことができた。<br />
それはUSBでつないでやる方法で、出来たはできたけれど、日々こんな面倒なことをやらなくちゃならないのは、イヤなので、便法はないか、と訊いたら、グーグルフォトによればUSBなんていらない、スマホで撮った写真が直接パソコンで開けるという。<br />
パソコンで、グーグルフオトをインストールしたら！早く言ってくれよ、こんなバカみたいに簡単なのか。<br />
<br />
<center><img src="https://pds.exblog.jp/pds/1/202606/07/28/e0016828_15280651.jpg" alt="_e0016828_15280651.jpg" class="IMAGE_MID" height="375" width="500" /></center><br />
<br />
現役時代にパソコンの可能性には敏感で，ＪＲ東日本企画を創ったときも、ＩＢＭと相談して、社員各自にパソコンを持たせて水平分散ネットワーク（当時は実験的な試み）とかいうものを構築した。<br />
組合委員長の松崎さんにも、組合活動にはインターネットは有効だとアドバイスしたこともある（すぐには取り入れなかったけれど）。<br />
鉄道会館でも社内メールを積極的に活用した。<br />
ＩＢＭが天城の寮で開催した経営幹部用のＥビジネス研修（4日くらいか）に参加もした（某化粧品会社の社長といっしょだった）。<br />
<br />
でもパソコンのイロハを習ったわけでなく、パソコンやインターネットなどの可能性の研修だった。<br />
社内でうまくいかないことがあると、システム室の社員を呼んで直してもらう。<br />
自分でやれるようになりたいから、どうやって直したのか教えろ、というと、自分も勘でいろいろいじって直したので、どうやれば直るのかを説明できない、というのだった。<br />
だから、今もブラインドなど夢の世界で、指の本数こそたくさん使うけれど、基本はポツンポツンを早くしただけだ。<br />
右クリックと左クリックでいろんなことができるくらいは知っている、その程度だ。<br />
画面分割機能があることも、知ってはいたけれど、どうすれば分割できるのかは、こんかいチャット君に教わった。<br />
人のブログで虫眼鏡を使わないと読めないような細かい字を、どうしたら大きくすることができるのかも、つい最近、読者の方から教えてもらったのだ（あれから、メッチャ楽になりました、ありがとうを改めて。<br />
せっかく美的に工夫したらしいブログをグロテスクに拡大したりして、ちょっと申し訳ないけれど）。<br />
<br />
グーグルフォトごときに驚いているが、きっともっともっと知れば便利な機能がたくさんあるのに、宝の持ち腐れになっているのだろう。<br />
<br />
<center><img src="https://pds.exblog.jp/pds/1/202606/07/28/e0016828_15290288.jpg" alt="_e0016828_15290288.jpg" class="IMAGE_MID" height="375" width="500" /></center><br />
<br />
そんなわけで、「失われた時を求めて」も少ししか読めなかった。<br />
<br />
きのうのプルースト節。<br />
<br />
私たちは、二つある力のどちらかを選んで、それに身を委ねることができる。一方の力が私たち自身の内部から湧き上がり、私たちの深い印象から発散するものなのに対して、他方の力は外部から私たちにやってくる。前者はもちろん喜びを伴っているが、それは創造者の生命から発する喜びだ。後者は、外部の人たちをつきうごかしているものを私たちの内部にとりこもうとする傾向で、そこに快楽が伴うようなことはない。けれども私たちは反動でそこに一つの快楽をつけ加えて、一種の陶酔を覚えることもあるが、それはきわめて人為的な陶酔なので、たちまち倦怠に、悲哀にと、転化してしまう。そこから、多くの社交人の陰気な顔が生じるのだし、彼らがしばしば神経質になって、自殺にまで至ることがあるのはそのためだ。<br />
<center><img src="https://pds.exblog.jp/pds/1/202606/07/28/e0016828_18142752.jpg" alt="_e0016828_18142752.jpg" class="IMAGE_MID" height="376" width="500" /></center><br />
<br />
]]></content>
  </entry>
  <entry>
    <title>等々力～尾山台～九品仏  入歯の合わない皇后</title>
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    <issued>2026-06-07T09:21:00+09:00</issued>
    <modified>2026-06-07T09:21:08+09:00</modified>
    <created>2026-06-07T09:21:08+09:00</created>
    <author><name>saheizi-inokori</name></author>
    <dc:subject>こんなところがあったよ</dc:subject>
    <content type="html"><![CDATA[きのうの午後は等々力までバス、そこから歩いて尾山台のソーセージの店を探しに行った。<br />
久しぶりにソーセージを食べたいね、と意見が一致したのでカミさんの知っている店に。<br />
<br />
<center><img src="https://pds.exblog.jp/pds/1/202606/06/28/e0016828_20054127.jpg" alt="_e0016828_20054127.jpg" class="IMAGE_MID" height="375" width="500" /></center><br />
<br />
九品仏のカフエで本を読んで帰ろうという魂胆があるので、4時間くらい持ち歩いても大丈夫か（保冷剤は持っていった）と訊くが、首をかしげて、ハッキリ大丈夫とは言わない。<br />
じゃ、帰りに寄ります。<br />
少し日差しは強いが、歩くのには気持ちの良い土曜日（大掃除をやり終えると心身が軽くなる）、九品仏まで歩いた。<br />
<br />
<center><img src="https://pds.exblog.jp/pds/1/202606/06/28/e0016828_20101397.jpg" alt="_e0016828_20101397.jpg" class="IMAGE_MID" height="375" width="500" /></center><br />
いぜん来た店のカウンター、飯時だから両側の客すべて何か食っている。<br />
昼飯に近い時間の朝飯だったから、なにも食わずに来て、ちょっと小腹がすいている。<br />
「地鶏玉子のキッシュ」とシャレてみた。<br />
<br />
<br />
<center><img src="https://pds.exblog.jp/pds/1/202606/06/28/e0016828_19571241.jpg" alt="_e0016828_19571241.jpg" class="IMAGE_MID" height="375" width="500" /></center><br />
キッシュもうまかったが、生野菜も柔らかくてうまい。<br />
カフエラテのアイスもちゃんとコーヒーの味がする。<br />
<br />
<center><img src="https://pds.exblog.jp/pds/1/202606/06/28/e0016828_20082285.jpg" alt="_e0016828_20082285.jpg" class="IMAGE_MID" height="375" width="500" /></center><br />
『失われた時を求めて』を読む。<br />
長居はまずいかと、思ったそのときママらしき女性がカウンター越しに、笑顔で空いたコップに水を接いでくれる。<br />
<br />
パルム大公妃が、暗殺されたオーストリア皇后のことを「かわいそうな皇后さま！なんて気持ちのいいお方だったことでしょう！」というと、ゲルマント公爵夫人は<br />
<br />
そうでしたわ。少しばかりおかしなところがあって、ちょっと非常識で、でもとても気のいいかた、とても愛想のいい、ご親切な、変わったかたでしたわ。ただ、わたしにはどうしても分かりませんでした。どうしてあのかたは、ちゃんと合った入れ歯をお買いにならなかったのかしら。あのかたの入れ歯は、何かおっしゃるたびに、いつも終わりまでいかないうちにはずれてしまうので、それをのみこまないために、言葉を途中で切らなければならなかったのですものね<br />
<br />
いつもこんな調子、事実と異なることでもうけ狙いでしゃべることもよくある（オーストリア皇后の入れ歯の件の真偽はわからないけれど）。<br />
<br />
<br />
<center><img src="https://pds.exblog.jp/pds/1/202606/06/28/e0016828_20125453.jpg" alt="_e0016828_20125453.jpg" class="IMAGE_MID" height="375" width="500" /></center><br />
パルム大公妃のサロンに登場する人たちの言動（とくに会話）の、滑稽でありながらその人の「真実」を現す機知とユーモアのあふれる描写に、僕は漱石の「猫」を連想する。<br />
人びとを、少し距離をおいて怜悧に、しかし温かさも持って観察する「私」と「吾輩・猫」は似ている。<br />
大学に入ってすぐに一番面白く読んだのが漱石、とくに「猫」には夢中になった。<br />
いま、プルーストに夢中になっているわけのひとつは、こういう所にもあるのかも。<br />
<br />
<br />
<center><img src="https://pds.exblog.jp/pds/1/202606/06/28/e0016828_20150201.jpg" alt="_e0016828_20150201.jpg" class="IMAGE_MID" height="375" width="500" /></center>（いつたときも帰りも行列の店）<br />
<br />
<br />
帰りも歩いて尾山台のソーセージ屋によって、少し迷って三種のソーセージを一本ずつ買う。<br />
１００グラム５８０円、一本何グラムか尋ねればよかったのに、「一本１００グラムくらい」という表示に恐れをなして、それだけにしたのだが、勘定してもらうと６８０円、あの表示は別の大きなソーセージのものだったようだ。<br />
せっかく尾山台まで行って、ちょっと物足りないような気もしたがそのまま外にでた。<br />
<br />
<br />
<center><img src="https://pds.exblog.jp/pds/1/202606/06/28/e0016828_20181294.jpg" alt="_e0016828_20181294.jpg" class="IMAGE_MID" height="375" width="500" /></center><br />
尾山台から等々力までも歩く、とちゅうの酒屋で紙パックの「高清水」１．８リットルを買う。<br />
等々力からはバスで帰宅。<br />
<br />
<br />
<center><img src="https://pds.exblog.jp/pds/1/202606/06/28/e0016828_20233939.jpg" alt="_e0016828_20233939.jpg" class="IMAGE_MID" height="375" width="500" /></center>（尾山台マーケット）<br />
<br />
<br />
９０７３歩、旅行以来の歩数となった。<br />
ベッドメイクをして、手洗い洗濯もして、風呂に入った。<br />
<br />
<br />
<br />
]]></content>
  </entry>
  <entry>
    <title>金融商品化した都市再開発（山本理顕の批判）</title>
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    <issued>2026-06-06T12:03:00+09:00</issued>
    <modified>2026-06-06T12:03:25+09:00</modified>
    <created>2026-06-06T12:03:25+09:00</created>
    <author><name>saheizi-inokori</name></author>
    <dc:subject>梟のゴタク</dc:subject>
    <content type="html"><![CDATA[先週は名古屋に行っていたので、けさは僕としては（カミさんがやってくれていたのだ）二週間ぶりに大掃除、窓ガラス拭きや風呂場など丁寧にやる。<br />
曇りの予想だったのに、日差しが出てきたのであわててタオルケットやシーツの洗濯もする。<br />
ゆうべ靴下と下着の洗濯をしたのが、まだ完全に乾いていないので、干し方を工夫する。<br />
それぞれの洗濯物が所を得た感じで、風に揺れているのを見るのは好い気持だ。<br />
<br />
<center><img src="https://pds.exblog.jp/pds/1/202606/06/28/e0016828_11381455.jpg" alt="_e0016828_11381455.jpg" class="IMAGE_MID" height="375" width="500" /></center><br />
<br />
ちょっと前の記事だが、5月２７日東京新聞の論壇時評で、東京科学大学教授の中島岳志が「金融商品化した都市開発　『建築家と権力』議論深めよ」と題して、２０２４年にプリツカー賞を受賞した世界的建築家・山本理顕が日本外国特派員協会で、東京の再開発をめぐって厳しい批判を行ったことを紹介している。<br />
<br />
<center><img src="https://pds.exblog.jp/pds/1/202606/05/28/e0016828_20433847.jpg" alt="_e0016828_20433847.jpg" class="IMAGE_MID" height="375" width="500" /></center><br />
孫引きになるがその内容を以下に紹介する（山本が隅研吾と安藤忠雄を名指しで批判し、隈と文藝春秋６月号で議論したこととその内容にも触れているが↓ここでは省略する）。<br />
<br />
建築はコミュニティ―の形成と深くかかわっているのだから、建築家はクライアントや政府のために働くのではなく、そこに住む地域の人びとのために仕事をすべきだ。<br />
<br />
それなのに、東京のタワーマンションなどの再開発は、裕福な人以外を排除する富裕層のコロニーになっており、都市空間における公共性を持った重要な場所を、一部の人間のプライベートスペースが占拠している。<br />
東京は「『新自由主義』信奉者の植民地」のようだ。<br />
今の再開発のやり方は大失敗であり、歯止めをかけながら手遅れになってしまう。<br />
<br />
<center><img src="https://pds.exblog.jp/pds/1/202606/05/28/e0016828_20484384.jpg" alt="_e0016828_20484384.jpg" class="IMAGE_MID" height="375" width="500" /></center><br />
デベロッパーたちは自分たちの利益のために町を壊し、住宅を金融商品化している。<br />
特に小泉政権の構造改革によって国民の財産であった資産を政府が大胆に売り払うようになり、都市開発が本格的に「金儲けの道具」になってしまった。<br />
住宅が投機の対象になることで、転売したときにどれだけの利益が出るかと考えるような「浪費型金融商品」になってしまった。<br />
家族が安心して住宅に住めることは「基本的人権」なのだ。<br />
<br />
小泉内閣から第二次安倍内閣にかけて政治権力の肥大化が進み、官僚組織がまるで下僕のようになってしまい、日本学術会議の問題のように、専門家集団の力も殺がれてしまい、今では独裁的な政治権力が自由自在に都市開発、住宅開発を経済的利益に結びつけて、その利益を運用しているのではないか。<br />
<br />
<center><img src="https://pds.exblog.jp/pds/1/202606/05/28/e0016828_22150692.jpg" alt="_e0016828_22150692.jpg" class="IMAGE_MID" height="375" width="500" /></center><br />
ほんらい行政による都市開発への介入が必要であり（かつての京都のように自律的にうまく都市が構築されてきた伝統もあった）公共性の高い開発・建築を市場原理に任せるのではなく、行政や専門家がビジョンを持って主導すべきだ。<br />
<br />
<center><img src="https://pds.exblog.jp/pds/1/202606/05/28/e0016828_20513388.jpg" alt="_e0016828_20513388.jpg" class="IMAGE_MID" height="375" width="500" /></center><br />
新自由主義権力は、自らの裁量権を温存しながら、事業をアウトソーシング（外注）する。<br />
このことによって、権限を有しながら責任を回避するいびつな権力が横行する。<br />
新自由主義権力を大きく変えなければならない。新自由主義権力を変えなければいけない、という点では山本と隈の意見は一致したそうだ。<br />
<br />
僕もまったく同感である。<br />
物価高、人件費の高騰などによって新宿、中野など大規模な再開発が頓挫しているという。<br />
もう金融資本とそれに連なる金儲け主義連中を喜ばせるだけの、住民不在、ジェントリフィケーション、都市浄化、排他的、伝統破壊、金太郎飴の再開発は見直すべきだ。<br />
住民が喜ばない、金太郎飴の高層ビルは、その土地の生命力を殺ぎ失敗するだろう。<br />
建築家諸氏もここはがんばって地域の住民を大事にすることを第一にしてほしい。<br />
<br />
<center><img src="https://pds.exblog.jp/pds/1/202606/05/28/e0016828_19032965.jpg" alt="_e0016828_19032965.jpg" class="IMAGE_MID" height="375" width="500" /></center><br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
]]></content>
  </entry>
  <entry>
    <title>目が覚めた一日</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://pinhukuro.exblog.jp/33963764/" />
    <id>http://pinhukuro.exblog.jp/33963764/</id>
    <issued>2026-06-05T10:20:00+09:00</issued>
    <modified>2026-06-05T11:46:51+09:00</modified>
    <created>2026-06-05T10:20:28+09:00</created>
    <author><name>saheizi-inokori</name></author>
    <dc:subject>今週の１冊、又は２・３冊</dc:subject>
    <content type="html"><![CDATA[老人性嗜眠症、調べてみたらあるんだね、「傾眠傾向」というらしい。<br />
「高齢者特有の日中の異常な間抜け、じゃなく眠気」、原因には薬の副作用、脱水、認知症や脳梗塞のサイン、老衰、。<br />
おととい役場でうたたね、うちで昼寝、夜も10時20分に寝て７時起床（いつもより夜中のトイレ多く３回）、さすがにきのうの日中は眠気を感じなかった。<br />
<br />
<center><img src="https://pds.exblog.jp/pds/1/202606/04/28/e0016828_18473923.jpg" alt="_e0016828_18473923.jpg" class="IMAGE_MID" height="375" width="500" /></center>（一瞬、白い虹！かと　駒沢公園で）<br />
<br />
昼食後、駒沢公園に向かう。<br />
とちゅう、サンチのお世話になった動物病院の前を通る。<br />
３か月ほどまえ、すっかり軽くなって（一キロを切った）ぐったりした、それでもたまに尻尾をふってくれたアイツを抱いてなんどか注射を打ってもらいに行ったことが、胸にささる。<br />
ドアのところに「手術中」の札がかかっていた。<br />
<br />
<br />
<center><img src="https://pds.exblog.jp/pds/1/202606/04/28/e0016828_18501658.jpg" alt="_e0016828_18501658.jpg" class="IMAGE_MID" height="375" width="500" /></center>（いつもの木）<br />
<br />
ひと気の少ない公園の緑が濃くなって、梅雨を待つようなどんよりした雲だけど、気温は涼しかった。<br />
<br />
<br />
<center><img src="https://pds.exblog.jp/pds/1/202606/04/28/e0016828_18522840.jpg" alt="_e0016828_18522840.jpg" class="IMAGE_MID" height="375" width="500" /></center><br />
若者たちの歓声に導かれてグランドの方に行ってみると、サッカーのペナルティーキック合戦の最中、網の目から覗いているうちに赤色ユニフォームの方が勝利した。<br />
アナウンスのナントカ高校のナントカが聞こえなかった。<br />
<br />
<br />
<center><img src="https://pds.exblog.jp/pds/1/202606/04/28/e0016828_18552395.jpg" alt="_e0016828_18552395.jpg" class="IMAGE_MID" height="375" width="500" /></center><br />
公園を突っ切って、なんどか行ったカフエにはいる。<br />
アメリカンスタイルで、ポテトチップスが人気だけれど、カフエラテを頼む。<br />
呑むと、あらま、珈琲の味がしない、色つきの薄味のミルクだ。<br />
<br />
ここのウエイトレスはみんな明るい笑顔でとてもチャーミング、そのチャーミングに水を頼んだついでに薄味のことを云ってみたが、「ここは半分半分をちゃんと守っているからそんなことはないはず」としか言わない。<br />
いつもの味と違う、とも言ってみたけれど。<br />
旅先で、もっとずっと無愛想に見えた人たちが、じつは心のこもった応対をしてくれたのを思い返して、ちいとばかり残念、この味がいつもの味だったらこの店になんども来やしない。<br />
<br />
<br />
<center><img src="https://pds.exblog.jp/pds/1/202606/05/28/e0016828_10174249.jpg" alt="_e0016828_10174249.jpg" class="IMAGE_MID" height="375" width="500" /></center>（地下室になるのか、深く四角くな穴を掘っている。面白そう、やつてみたい。でも穴に突っ転げることはないのだろうか）<br />
<br />
飲物はうまくなかったが、プルースト『失われた時を求めて』は、いつものように面白い。<br />
ゲルマント公爵夫人（オリヤーヌ）の家柄、知性と才気に社交界はひれ伏し、彼女の逆説や奇矯とも見える（けれど道理もある）言動、フアッションを認め真似をしようとする、これらをプルーストは「法令」と呼ぶ。<br />
<br />
<br />
<center><img src="https://pds.exblog.jp/pds/1/202606/04/28/e0016828_20340533.jpg" alt="_e0016828_20340533.jpg" class="IMAGE_MID" height="375" width="500" /></center><br />
<br />
「オリヤーヌの一番新しい名文句を知ってらっしゃる？」「最近のオリヤーヌを知ってらっしゃる？」という言葉の聞かれない日はない。<br />
夫のゲルマント公爵は、つぎつぎに愛人を変える。<br />
捨てられた女はオリヤーヌに愚痴を聞いてもらう。<br />
公爵夫人のサロンによんでほしくて公爵の欲望に屈服する夫人が多かった。<br />
オリヤーヌは、彼女たちが自分の同盟軍になってくれて、おかげで自分の欲しかったたくさんのものを手に入れもしたこともわかつていた。<br />
<br />
公爵は愛してもいないオリヤーヌではあるが、才気あふれる美人を妻に得たことを自慢もしたく、サロンでは彼女が才気あふれる言葉を披露するパートナー役を巧みに演じる。<br />
ツッコミとボケ？<br />
<br />
<br />
<center><img src="https://pds.exblog.jp/pds/1/202606/04/28/e0016828_19034960.jpg" alt="_e0016828_19034960.jpg" class="IMAGE_MID" height="375" width="500" /></center>（おととい 北沢川緑道）<br />
<br />
まるでかつての東宝映画の社長シリーズのように滑稽な貴族たちの虚栄や無知。<br />
アベ夫人とか、どこやらの大企業の社長夫人などが、同じ世界の夫人社交界でも似たような役割を果たしているのではなかろうか。<br />
<br />
<br />
<center><img src="https://pds.exblog.jp/pds/1/202606/05/28/e0016828_11452506.jpg" alt="_e0016828_11452506.jpg" class="IMAGE_MID" height="375" width="500" /></center>（名古屋栄で）<br />
<br />
会話の流れが、ヴィクトル・ユゴーのことに及ぶや、ユゴーの詩の一節を暗誦して見せるオリヤーヌ。（清少納言とプルースト！）<br />
<br />
詩を暗誦するオリヤーヌの「明るく美しい瞳の夢見るような視線」と「重く引きずるような、刺激的な味わいの声」に「私」は多くの（長く彼女の一家が住んでいた）コンブレ―の自然が含まれているのを見出す。<br />
それは、オリヤーヌよりも聡明でなく、ほとんどブルジョア的な結婚をした姉妹たちが修正し、やわらげてしまった特性だ。<br />
それは、<br />
本当に卓越した気品のある人びとの習慣、けっして口先だけでしゃべるのが気品ではないと心得ている才気ある人びとの習慣、そしてさらに、好んでブルジョアよりも自分の領地の農民たちと親しくしようとする貴族たちの習慣がある。つまりゲルマント夫人の女王のような地位のために、彼女がやすやすとさらけ出し、余すところなく人前に示し得た、すべての特性そういうオリヤーヌの「鼻持ちならない俗物ぶり」（僕の感想）も鋭くえぐり出す。<br />
<br />
<br />
]]></content>
  </entry>
  <entry>
    <title>眠い日（写真載せました）</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://pinhukuro.exblog.jp/33963269/" />
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    <issued>2026-06-04T10:16:00+09:00</issued>
    <modified>2026-06-04T12:15:59+09:00</modified>
    <created>2026-06-04T10:16:43+09:00</created>
    <author><name>saheizi-inokori</name></author>
    <dc:subject>こんなところがあったよ</dc:subject>
    <content type="html"><![CDATA[きのうは台風の前触れ、強い雨風のなかを皮膚科に。<br />
テレビでは大騒ぎしているけれど、なあに、僕は小学生のときに毎朝五時起きして新聞配達をしていたのだ。<br />
４キロ離れた柳原という集落まで逓送して、自分も放し飼いの犬にとびかかれながら配達して、帰路は登り坂をギーコギーコ立ち漕ぎもして、母のつくる味噌汁が待っている家に戻った。<br />
吹雪の冷たさ（鼻や髪の毛が凍る）もつらかったけれど、雨の日は新聞が濡れて破れないようにするのが大変だった。<br />
あれを思えば、これしきの雨風、しかもバスに乗るのだから、平気の平左ってもの。<br />
<br />
<center><img src="https://pds.exblog.jp/pds/1/202606/04/28/e0016828_11293323.jpg" alt="_e0016828_11293323.jpg" class="IMAGE_MID" height="375" width="500" /></center><br />
いつもよりがら空きの車内、前の席にすわっている老夫婦、二人とも長靴をきちんと履いて隙のない身ごしらえ。<br />
同じ停留所で降りるから、きっと、と思ったら案の定同じ病院に行くのだ。<br />
さてどちらが患者なのか、お互いにいたわりあっている、とくにどの仕草がというのでなく、ぜんたいの空気。<br />
<br />
風にあらがいながら、写真を撮る僕をしり目に着実に歩いていった。<br />
<br />
<br />
<center><img src="https://pds.exblog.jp/pds/1/202606/04/28/e0016828_11305321.jpg" alt="_e0016828_11305321.jpg" class="IMAGE_MID" height="375" width="500" /></center><br />
アジサイが生色をとりもどし、あ、セイショクは青色でもあるね。<br />
毎日の散歩道呑川緑道の気息奄々としていたアジサイたちも元気になっているだろう。<br />
<br />
<br />
<center><img src="https://pds.exblog.jp/pds/1/202606/04/28/e0016828_11324512.jpg" alt="_e0016828_11324512.jpg" class="IMAGE_MID" height="375" width="500" /></center><br />
風に倒れた、タチアオイも明日にはまた立ちアオイになるだろう。<br />
<br />
病院もすいているので、予約時間よりも早く終わって（プレドニンを二日で７ミリ→６ミリ）、薬局もがらがら。<br />
病院で見かけた老人、あ、扇橋！と思ったが、彼はもう亡き人だ。<br />
傘をささなくてもいいくらいに小止みになったなかを、目黒川を見にいく。<br />
<br />
<br />
<center><img src="https://pds.exblog.jp/pds/1/202606/04/28/e0016828_11350657.jpg" alt="_e0016828_11350657.jpg" class="IMAGE_MID" height="375" width="500" /></center><br />
ちょっと足が重たいけれど、久しぶりに目黒川沿い、山手通りの裏道を歩く。<br />
<br />
<center><img src="https://pds.exblog.jp/pds/1/202606/04/28/e0016828_11365409.jpg" alt="_e0016828_11365409.jpg" class="IMAGE_MID" height="375" width="500" /></center><br />
<br />
行列ができている食堂、何があるのかのぞいてみると、１０８０円というような値段の町中華で壁に色紙らしいものがいっぱいに貼ってある。<br />
そのうち、小さなマイクらしきものを持った男が、声をかけて、どうやら何かの撮影が始まるようだ。<br />
行列の人たちの服装や雰囲気に違和感を感じたのは、客ではなくスタッフたちだったからだ。<br />
<br />
<center><img src="https://pds.exblog.jp/pds/1/202606/04/28/e0016828_11381629.jpg" alt="_e0016828_11381629.jpg" class="IMAGE_MID" height="375" width="500" /></center><br />
<br />
<br />
<center><img src="https://pds.exblog.jp/pds/1/202606/04/28/e0016828_11404046.jpg" alt="_e0016828_11404046.jpg" class="IMAGE_MID" height="375" width="500" /></center><br />
<br />
とちゅうから、ふたたび目黒川に戻る。<br />
名古屋から引っ越して暮らした国鉄の西郷山宿舎もいまはない。<br />
あの頃の目黒川はこんなに立派な護岸工事が行われる前で、しょっちゅう氾濫警報が鳴った。<br />
桜並木はあったけれど、今みたいに大勢の人が見に来ることもなく、ローカルな場所だったのだ。<br />
<br />
土曜日（半ドン）、早い時間に中目黒駅に着いたら、猛烈な土砂降り。<br />
家にいる長男に電話して傘を持って来てくれ、といったが、待てど暮らせどこない。<br />
しびれを切らして濡れて帰ったら、息子は身支度に時間をかけていたのだ。<br />
高校生だったか、オシャレな年ごろだった。<br />
<br />
<br />
<center><img src="https://pds.exblog.jp/pds/1/202606/04/28/e0016828_11423730.jpg" alt="_e0016828_11423730.jpg" class="IMAGE_MID" height="375" width="500" /></center><br />
目黒銀座に入る角に「ＭＩＣＨＥＬＩＮ　２０２６」という看板のかかった「手打ち　あさま」という小ぎれいな店があった。<br />
腹は減ってないが時分時だし、足がだるい。<br />
蕎麦でも、と思ったら、ラーメンの店、一番安い醬油ラーメンが１３００円と高かったが、めんどくさくなって入った。<br />
券売機、鍵の手になった6席ほどの白木のカウンターのなかで、あいそよく「いらっしゃい」という男。<br />
先客は男一人だったが、つぎつぎに入ってくる、いずれも身ぎれい、黙々と。<br />
<br />
<center><img src="https://pds.exblog.jp/pds/1/202606/04/28/e0016828_11435547.jpg" alt="_e0016828_11435547.jpg" class="IMAGE_MID" height="375" width="500" /></center><br />
もちもちした、というのか。<br />
濃い目の出汁、飲みやすくついついレンゲですくって飲んだ。<br />
うまい、といえばうまいのだろうが、また来ようと云う気にはならない。<br />
プルーストのいうところの「貧乏人の贅沢、浪費」、華やかさもなければ長つづきもしない。<br />
<br />
<center><img src="https://pds.exblog.jp/pds/1/202606/04/28/e0016828_11455381.jpg" alt="_e0016828_11455381.jpg" class="IMAGE_MID" height="375" width="500" /></center><br />
<br />
少し歩くと、猛烈な眠気が襲って来て、足腰もふらふらして、その場で寝落ちしそうになる。<br />
部屋のなかなら経験したこともある眠気だが、歩いているときには初めてだ。<br />
<br />
目黒区役所にたどりついて、ロビーの椅子にかけて、「43番の方」などと言うアナウンスを聞きながら、30分ほどまどろむ。<br />
<br />
<center><img src="https://pds.exblog.jp/pds/1/202606/04/28/e0016828_11473424.jpg" alt="_e0016828_11473424.jpg" class="IMAGE_MID" height="375" width="500" /></center>（こんどは区役所の食堂でランチにしよう）<br />
<br />
<br />
重たい『失われた時を求めて』とノートをリュックに入れてきたのに、とても本を読む状態ではないので、バスで帰宅。<br />
<br />
<br />
<center><img src="https://pds.exblog.jp/pds/1/202606/04/28/e0016828_11494667.jpg" alt="_e0016828_11494667.jpg" class="IMAGE_MID" height="375" width="500" /></center><br />
<br />
おさまりかけていた雨が激しく降る駒沢公園のバスケットボールの籠の下で、上半身裸の少年がボールを投げていて、夕立に裸で飛び出した自分をみる。<br />
<br />
2時に帰宅、すぐパジャマに着かえて2時間寝る。<br />
耳元で扇橋「ねずみ」を聞きながら。<br />
「猫だと思った」という落ちも聞きながら、でも、寝てはいた。<br />
<br />
4時、起きて手洗い洗濯して浴槽につかって、ようやく頭のボヤっとが消える。<br />
熟睡したいために飲んでいる「デエビゴ」のキキメが遅れて出てきたのか、旅の疲れか、気圧のせいか、年のせいだろう。<br />
<br />
<br />
<center><img src="https://pds.exblog.jp/pds/1/202606/04/28/e0016828_11515660.jpg" alt="_e0016828_11515660.jpg" class="IMAGE_MID" height="375" width="500" /></center><br />
スマホの写真をパソコンに取り込むことができない（ネットで訊いてもひとつひとつの説明が実行できない・理解できない）ので、下書きにスマホから写真を直接入力してきたのだが、とつぜんスマホのブログが４０３ｆｏｒｂｉｄｅｎとかいう表示がでてアクセスできなくなった。<br />
chat君やネットで訊いてみるが、やはり教えるような画面にならなくて、にっちもさっちもいかない。<br />
エキサイトのヘルプにもメールしたけれど、まだ返事はない。<br />
と言うわけで、殺風景な記事になりました。<br />
<br />
<br />
↑と書いて、エキサイトの返信を見てそれでは役に立たないので、さらに電話教示を願ったあと、何気にアクセスを試したところ、開通しました。<br />
昼飯前のことでした。こんどは朝飯前といきたいな。<br />
<br />
<br />
]]></content>
  </entry>
  <entry>
    <title>トランプがいうか</title>
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    <issued>2026-06-03T08:42:00+09:00</issued>
    <modified>2026-06-03T08:42:01+09:00</modified>
    <created>2026-06-03T08:42:01+09:00</created>
    <author><name>saheizi-inokori</name></author>
    <dc:subject>今週の１冊、又は２・３冊</dc:subject>
    <content type="html"><![CDATA[トランプと意見が合った！お前が言うか？ではあるけれど。ネタニエフが（トランプに勝るともおとらない）世界の嫌われ者であることは間違いない。<br />
道理で台風がくるわけだ↓。<br />
<br />
僕の預金額だとせいぜい四桁の単位でしか違いはないけれど、少しでも金利の好い口座にと欲をかいてネット銀行に口座を開設した。<br />
証券会社の口座もつくるとさらに金利がよくなるというので、つかいもしない証券口座も開設しようとして、二日間本も読めないほど悪戦苦闘、３０分も待ってヘルパーに電話すること４回、彼らといっしょにやってみるもうまくいかず、彼らもお手上げで「書類で手続きをしたら」と逃げてしまう。<br />
<br />
<center><img src="https://pds.exblog.jp/pds/1/202606/02/28/e0016828_18530057.jpg" alt="_e0016828_18530057.jpg" class="IMAGE_MID" height="375" width="500" /></center>（すっかり嫌われ者になっちゃって）<br />
<br />
それがきのう、昼飯前のスキマ時間で、最後にもう一回とトライしたら、嘘みたいに（それでも三回なつてだが、手順がすっかり頭に入っているから時間はかからない）するっとできた。<br />
なぜ、あんなに駄々をこねたり意地悪をして、とおせんぼうをしたのだろうか。<br />
<br />
<br />
と思いきや、まだまだ手続きは終わっていないのメールが届く。<br />
コンクラーベ、また明日。<br />
<br />
<br />
<center><img src="https://pds.exblog.jp/pds/1/202606/02/28/e0016828_18555566.jpg" alt="_e0016828_18555566.jpg" class="IMAGE_MID" height="375" width="500" /></center><br />
そういうわけで、やっとプルーストの世界に戻ることができた。<br />
同じような古い家柄の貴族でありながら、ゲルマント公爵夫人のサロンとクールヴォワジエ家のそれとは、社交界の評価において格が違うのが、クールヴォアジエ家の人たちの癪のタネなのだ。<br />
<br />
贅沢が富から生れるのではなく浪費から生れるのだとしても（クールヴォアジエ家の人たちにとって贅沢がちかづけないものであるのは、まさにそのためだった）、やはり浪費は、結局のところ富に支えられていればいっそう長つづきするし、そのとき富は浪費をはなやかに燃えあがらせる。ところでオリヤーヌ（ゲルマント公爵夫人）だけではなくて、ヴィルパリジ夫人も公然ととなえている原則があったが、それによると貴族などはどうでもよく、家柄にこだわるのは滑稽であり、財産は幸福をつくるものでなくて、ただ知性と心と才能だけが重要であることになっていた。<br />
<br />
この原則があるのでクールヴォアジエ家の人たちは、オリヤーヌが社交界に属さない人と結婚して、芸術家、前科者、自由思想家など彼らが「不良」と呼ぶカテゴリーにはいっていくのではないかと期待していた。<br />
けれども、いざとなると<br />
<br />
ことを運んだのは、もはや叔母と姪が公言しているモットーではなくて、神秘的なあの「一族の精霊」だった。まるでヴィルパリジ夫人とオリヤーヌが、これまで文学的な価値や立派な心のことなど話題にするかわりに、ただ国債や家系のことしか口にしなかったかのように（略）一族の精霊が、この知的で反逆的で福音主義的なヴィルパリジ夫人に選ばせたのは、だれよりも金持で最高の生れの人物ゲルマント公爵の長子レ・ローム大公だった。<br />
<br />
<br />
そして<br />
<br />
<br />
クールヴォアジエ家の人びとにとってこの上もなく不幸だったのは、結婚するとただちにまたレ・ローム大公夫人のところで、知性と才能だけを社会的にすぐれたものと見なすというモットーがささやかれだしたことだった。パルム大公妃は、オリヤーヌを晩餐会に招くときは、知性と才能があると見なされる人物を同席させるために心胆を砕くのだ。<br />
そして<br />
<br />
知性と魅力との必要係数は、ゲルマント公爵夫人のところに招待されたがる人の地位が高ければ高いほど低くなってゆき、主要な王族ともなればゼロに近づくが、逆にこの王族の水準から下がるにしたがって係数は上がってゆく。相変わらず、どこをとっても引用したくなる。<br />
<br />
<center><img src="https://pds.exblog.jp/pds/1/202606/02/28/e0016828_18594085.jpg" alt="_e0016828_18594085.jpg" class="IMAGE_MID" height="375" width="500" /></center><br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
]]></content>
  </entry>
  <entry>
    <title>一期一会</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://pinhukuro.exblog.jp/33962140/" />
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    <issued>2026-06-02T10:35:00+09:00</issued>
    <modified>2026-06-02T10:35:37+09:00</modified>
    <created>2026-06-02T10:35:37+09:00</created>
    <author><name>saheizi-inokori</name></author>
    <dc:subject>よしなしごと</dc:subject>
    <content type="html"><![CDATA[よく言われることだけれど、旅の楽しみの一つに一期一会ということがある。<br />
<br />
<center><img src="https://pds.exblog.jp/pds/1/202606/01/28/e0016828_20304978.jpg" alt="_e0016828_20304978.jpg" class="IMAGE_MID" height="375" width="500" /></center>（沼津仲見世商店街のラジオ店の変身後）<br />
<br />
沼津に着いて、遅い昼飯を食べながらスマホで安いホテルを予約、食事後ぶらぶらと街を歩きながらホテルを探した。<br />
街角で、見るからにとっつきにくそうな「お兄（あに）いさん」が細いのと小太りとの二人で、なにか話していた。<br />
イヤリング、刺青、なんと言ったらいいのか、変わった髪型、、ぷんぷん匂う「普通の市民じゃないもん」臭。<br />
すみません、ちょっと、とホテルへの行き方を訊くと、小太りの方が、近寄ってきて正対して、「その角」と一歩前に出て身振りで示して「そこをまっすぐ行ってすぐ、、、」と丁寧に教えてくれた。<br />
じつは僕はそういう対応を半ば予想、期待して「わざと」声をかけたから、予想をうわまった優しさが嬉しかった。<br />
<br />
<br />
<center><img src="https://pds.exblog.jp/pds/1/202606/01/28/e0016828_20333448.jpg" alt="_e0016828_20333448.jpg" class="IMAGE_MID" height="375" width="500" /></center>（きのうは百合がたくさん）<br />
<br />
東京でちょっといつもと違う遠出散歩をするときも、「わざと」道に迷って「わざと」人に道を尋ねることが多い。<br />
神田の老人が、落語でしか聞かれないような江戸っ子の喋り方で教えてくれたときは、しびれたなあ。<br />
<br />
<br />
<center><img src="https://pds.exblog.jp/pds/1/202606/01/28/e0016828_20345617.jpg" alt="_e0016828_20345617.jpg" class="IMAGE_MID" height="375" width="500" /></center><br />
十年くらい前に、用宗で途中下車して、道路工事のガードをしていた女性に尋ねた目的地のことは忘れているのに、彼女のテキパキとした言葉や額の汗は、今では一番の用宗の思い出になっている。<br />
<br />
<br />
<center><img src="https://pds.exblog.jp/pds/1/202606/01/28/e0016828_20365924.jpg" alt="_e0016828_20365924.jpg" class="IMAGE_MID" height="375" width="500" /></center>（名古屋笹島あたり）<br />
<br />
名古屋の二日目、かつて暮らした国鉄宿舎の跡地を探して、閉まっている美容院のガラス戸の奥にいる店主を呼び出したときは、見るからに面倒くさそうに出てきた彼女が、いろいろやり取りをしているうちに、それが彼女の地と思われる人の好さを発揮して、なんども繰り返して道を教えて「そこにあるマンションだと思う」といった。<br />
あの人の顏もしばらく忘れないと思う。<br />
<br />
<br />
<center><img src="https://pds.exblog.jp/pds/1/202606/01/28/e0016828_20393824.jpg" alt="_e0016828_20393824.jpg" class="IMAGE_MID" height="375" width="500" /></center>（片山神社 かつての宿舎の近くにあるのに、知らなかった）<br />
<br />
名古屋で二泊した安いビジネスホテル、無人のレセプションで呼び鈴をチン、奥の方から「はあい」と返事がして、出てきた、赤い口紅がめだつアジア系の若い女性。<br />
宅急便を送る空の箱がないかというと、最初に見つけてきたのは、よれよれで使いものになりそうもない。<br />
近所のコンビニまで行って聞いてみると、無い、またホテルに戻ると、そのあいだに探したと見えて、こんどは新品のようなしっかりした段ボールの箱をさしだし、ガムテープも持って来て、自分で梱包してくれた。<br />
一流ホテルならともかく、宅急便の扱いもないホテルでの親切もいい思い出になった。<br />
<br />
<br />
<center><img src="https://pds.exblog.jp/pds/1/202606/01/28/e0016828_20434233.jpg" alt="_e0016828_20434233.jpg" class="IMAGE_MID" height="375" width="500" /></center>（鬼がわらの店の周辺 シャッター街）<br />
<br />
一人になった沼津の夜を盛り上げてくれた、居酒屋「鬼がわら」の主夫妻。<br />
「この顔が鬼がわらに似ているから（そう名付けた）」「そうだと思った」「ぐははは！」。<br />
骨が弱くなっているというので、僕が、串を焼いている女将さんに、「それをやりながら、爪先立ちとカカト落としをするのです」というと、一生懸命に「こうですか」とやってみせて、脇から大将が「そうそう、それだよ、なあ、言ったとおりだろ」と嬉しそうに励ましていた。<br />
こんやも、あの「ぐはは」「がはは」笑いを振りまいているかな。<br />
<br />
<center><img src="https://pds.exblog.jp/pds/1/202606/01/28/e0016828_20462059.jpg" alt="_e0016828_20462059.jpg" class="IMAGE_MID" height="375" width="500" /></center><br />
<br />
<br />
そういえば名古屋の堀川べりのカフェでモーニングを食べたとき、ほんとならセルフで運ばなくてはいけないのに、お持ちしましょうと、一見ぶあいそうな娘さん、お水も別のところに取りに行ってくれました。<br />
<br />
<br />
<center><img src="https://pds.exblog.jp/pds/1/202606/01/28/e0016828_20500810.jpg" alt="_e0016828_20500810.jpg" class="IMAGE_MID" height="375" width="500" /></center>（お土産の栗まんじゅう）<br />
<br />
<br />
おまけ。<br />
沼津のホテルに帰ったとき、僕のあとでエレベーターに乗る伊達男に、「開く」のボタンを押してあげたら、「ありがとう！両手がふさがつているもので」と言って、改めて僕を見て「男前ですね、おしゃれが決まっている」と言われた。ぐふふ。<br />
<br />
<br />
<center><img src="https://pds.exblog.jp/pds/1/202606/01/28/e0016828_20560114.jpg" alt="_e0016828_20560114.jpg" class="IMAGE_MID" height="375" width="500" /></center><br />
<br />
おまけのおまけ、アジサイ娘。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
]]></content>
  </entry>
  <entry>
    <title>親不孝</title>
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    <id>http://pinhukuro.exblog.jp/33961567/</id>
    <issued>2026-06-01T10:00:00+09:00</issued>
    <modified>2026-06-01T10:00:51+09:00</modified>
    <created>2026-06-01T10:00:51+09:00</created>
    <author><name>saheizi-inokori</name></author>
    <dc:subject>よしなしごと</dc:subject>
    <content type="html"><![CDATA[中学のときに菅平に蕨採りに行った。<br />
学校の行事で、採った蕨を売って学校の資金にするのだ。<br />
ずいぶん歩いてくたびれたが、高みから善光寺平や北アルプスなど四方の山々の景色が絶景だった。<br />
そのとき、「ああ、お母さんにも見せてあげたいな」と心底思った。<br />
なにか自分だけ良いことをして、そういう風に心から思った、それが最後だったかもしれない。<br />
それで今もありありとその気持を覚えているのではないか。<br />
<br />
<center><img src="https://pds.exblog.jp/pds/1/202605/31/28/e0016828_18531006.jpg" alt="_e0016828_18531006.jpg" class="IMAGE_MID" height="375" width="500" /></center>（徳川園）<br />
<br />
名古屋までバスに乗って行き、沼津をまわって、良いことをたくさんしたのに、やはり母に見せてあげたいとか食べさせてあげたいなどと思わなかったな。<br />
きのう、四日ぶりに仏壇に手をあわせて、旅行中ご無沙汰したことと、そう思わなかったことを詫びた。<br />
<br />
<br />
<center><img src="https://pds.exblog.jp/pds/1/202605/31/28/e0016828_19005128.jpg" alt="_e0016828_19005128.jpg" class="IMAGE_MID" height="375" width="500" /></center>（沼津仲見世商店街）<br />
<br />
<br />
午後は、お中元や銀行の手続きで３時間くらい悪戦苦闘をした。<br />
小さなスマホで、認証なんたらとか、パスワードのいろいろだとか、正しくやっているつもりでも、はねられたり、なにかの弾みでシステム不具合につき最初からやり直せと言われたり、、もう腹立たしいのを通り越して泣きたくなった。<br />
結局半分しか用がたせないうちに、散歩の時間になってしまった。<br />
僕の一日の時間配分の優先順位は、家事ルーティン、ブログ、ながらを含めた体操、散歩、読書の順になっている。<br />
さぼると続かなく恐れのある作業順だね。<br />
<br />
<br />
<center><img src="https://pds.exblog.jp/pds/1/202605/31/28/e0016828_19023721.jpg" alt="_e0016828_19023721.jpg" class="IMAGE_MID" height="375" width="500" /></center>（呑川緑道）<br />
<br />
とちゅうでマツキヨでセスキを買ってマツキヨのアプリでポイントや割引をやったら「今月限りのポイントがある」で、２００円安くなって、スマホのイライラがだいぶ解消した。<br />
<br />
帰って洗濯と浴槽の掃除もする。<br />
それで、ほぼ全部解消、明日やりなおす気力がわいた。<br />
<br />
<br />
<center><img src="https://pds.exblog.jp/pds/1/202605/31/28/e0016828_19063713.jpg" alt="_e0016828_19063713.jpg" class="IMAGE_MID" height="375" width="500" /></center>（沼津仲見世商店街で）<br />
<br />
そういうわけで、きのうはひさしぶりにプルーストを読みたかったのに果たせなかった。<br />
これは、何日やらなくても、早く読みたいとこそ思え、けっして途絶えない習慣だ。<br />
<br />
<br />
]]></content>
  </entry>
  <entry>
    <title>沼津のアジフライ</title>
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    <issued>2026-05-31T10:58:00+09:00</issued>
    <modified>2026-05-31T10:58:40+09:00</modified>
    <created>2026-05-31T10:58:40+09:00</created>
    <author><name>saheizi-inokori</name></author>
    <dc:subject>こんなところがあったよ</dc:subject>
    <content type="html"><![CDATA[よく寝た朝、そうだここは名古屋でもない東京でもない沼津だつた。<br />
朝食バイキングで、食いしんぼがよせばいいのに、土地の名物をあれもこれもと取って<br />
<br />
<br />
<center><img src="https://pds.exblog.jp/pds/1/202605/30/28/e0016828_12420239.jpg" alt="_e0016828_12420239.jpg" class="IMAGE_MID" height="375" width="500" /></center><br />
<br />
<br />
呆れたことに、きれいさっぱり完食、さらに牛乳とヨーグルト、コーヒーまで腹に収めた。<br />
<br />
<br />
<center><img src="https://pds.exblog.jp/pds/1/202605/30/28/e0016828_12471524.jpg" alt="_e0016828_12471524.jpg" class="IMAGE_MID" height="375" width="500" /></center><br />
<br />
<br />
駅からバスで沼津港に行く。<br />
<br />
<br />
<center><img src="https://pds.exblog.jp/pds/1/202605/30/28/e0016828_12520785.jpg" alt="_e0016828_12520785.jpg" class="IMAGE_MID" height="790" width="444" /></center><br />
<br />
<br />
ちょっと前に腹いっぱいの朝飯を食ったのは失敗だつたか、いやいやかえつて正解だつたか、こういうのは高い割にそれほどのものはないかもしれない。<br />
そう思いつつも、これだけはとアジフライ専門店で単品で頼んだ分厚い揚げたてのアジフライ。<br />
<br />
<br />
<center><img src="https://pds.exblog.jp/pds/1/202605/30/28/e0016828_12574757.jpg" alt="_e0016828_12574757.jpg" class="IMAGE_MID" height="375" width="500" /></center><br />
<br />
<br />
ふわっとして香ばしくて、じつにうまい。<br />
隣の席の若い男二人が、一口ごとに、ウメエ、まじウメエとこちらは定食を食べている。<br />
白いご飯に無料の生卵と大盛りの削り節をかけた「究極のＴＫＧ」もうまそうだ。<br />
<br />
<center><img src="https://pds.exblog.jp/pds/1/202605/30/28/e0016828_13005287.jpg" alt="_e0016828_13005287.jpg" class="IMAGE_MID" height="375" width="500" /></center><br />
<br />
<br />
11時、土曜日の客が続々現れたのを尻目にバスで沼津駅に戻り熱海行に乗る。<br />
今回の旅で始めて立ったが函南で座れる。<br />
前の席のカワイイ女の子二人連れのひとり、口紅を直したかと思つたらおにぎりを、先にコメを食って、あとから海苔をむしゃむしゃ、逆さまの国からきたのか。<br />
<br />
<br />
久しぶりの丹那トンネルの長さを味わうと、そこは熱海。<br />
夕べここに泊まらなくてよかったと思うほど多くの人で混雑している。<br />
<br />
<br />
<center><img src="https://pds.exblog.jp/pds/1/202605/30/28/e0016828_13191707.jpg" alt="_e0016828_13191707.jpg" class="IMAGE_MID" height="375" width="500" /></center>（車掌の食べている蕎麦がうまそう）<br />
<br />
<br />
熱海始発高崎行、あじけないロングシートに座って日常回帰にまっしぐら。<br />
<br />
<br />
しかし旅への未練が残り、腹はもういいと抗議しているのに、発車直前のホーム売店で買ったミニ駅弁を食う。<br />
<br />
<br />
<center><img src="https://pds.exblog.jp/pds/1/202605/30/28/e0016828_13152531.jpg" alt="_e0016828_13152531.jpg" class="IMAGE_MID" height="375" width="500" /></center><br />
<br />
<br />
前の席の賢そうな少年が横のおばあちゃんにひそひそ話しているのが、自分も何か欲しいと言っているようで申し訳ない気もした。<br />
<br />
<br />
<center><img src="https://pds.exblog.jp/pds/1/202605/30/28/e0016828_13182882.jpg" alt="_e0016828_13182882.jpg" class="IMAGE_MID" height="375" width="500" /></center><br />
<br />
<br />
席を山側に移して青い海をぼんやり眺めてどんどん東京に近づいた。<br />
<br />
<br />
<center><img src="https://pds.exblog.jp/pds/1/202605/30/28/e0016828_18312045.jpg" alt="_e0016828_18312045.jpg" class="IMAGE_MID" height="375" width="500" /></center><br />
<br />
自由ヶ丘はなんか日常化した非日常、ワクワク感は乏しい。<br />
帰宅、旅の汚れ物を洗う、夜は自重して一合だけでやめる。<br />
<br />
<br />
今朝はルーテイン家事を再開、ストレッチと筋トレもきちんとやる。<br />
四日間で４３５０９歩、リュックの旅を楽しめたのは、なによりも友人たちのおかげだが、その友情を受け容れる身体があったからでもある。<br />
そう思って身体に感謝しつつ、ストレッチやプランク、片足立ちなどをやった。<br />
<br />
]]></content>
  </entry>
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    <title>名古屋二日目 その夜から三日目まで</title>
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    <issued>2026-05-30T09:27:00+09:00</issued>
    <modified>2026-05-30T09:27:29+09:00</modified>
    <created>2026-05-30T09:27:29+09:00</created>
    <author><name>saheizi-inokori</name></author>
    <dc:subject>こんなところがあったよ</dc:subject>
    <content type="html"><![CDATA[名古屋二日目の夜は洋ちゃんをはじめとする名古屋臨海鉄道関連の仲間五人との集い。<br />
<br />
<br />
<center><img src="https://pds.exblog.jp/pds/1/202605/30/28/e0016828_06491352.jpg" alt="_e0016828_06491352.jpg" class="IMAGE_MID" height="375" width="500" /></center><br />
<br />
<br />
あの頃愛した旭屋が再開発でなくなっているので、地下街の店でどて煮を食った。<br />
<br />
<br />
<center><img src="https://pds.exblog.jp/pds/1/202605/30/28/e0016828_06523864.jpg" alt="_e0016828_06523864.jpg" class="IMAGE_MID" height="375" width="500" /></center><br />
<br />
<br />
旭屋のそれとは似て非なるものであつたが、食い物なんてどうでもいい、ひたすら当時の我々の奇跡的出会いとその後の二年間の感動に満ちた数々の出来事を、あれもあつた、これもやつたね、と青年に戻ったように熱っぽく語り合った。<br />
亡くなった真鍋さんや臼さんの胸が熱くなる思い出も。<br />
<br />
<br />
僕がその後の現場第一主義を決定づけた彼らとの出会いを改めて感謝すれば、洋ちゃんもあの二年がいかに楽しかったか、そして学び自信を与えられたかを口を究める。<br />
<br />
<br />
盃を置くとすぐに誰かがつぐから、五時過ぎに始めて九時過ぎまでの四時間で飲んだ酒は数えるのが恐ろしいほどになつた。<br />
<br />
<br />
<center><img src="https://pds.exblog.jp/pds/1/202605/30/28/e0016828_07083503.jpg" alt="_e0016828_07083503.jpg" class="IMAGE_MID" height="375" width="500" /></center>（徳川園）<br />
<br />
<br />
ひとり衣浦臨海鉄道から初参加した若者を励まして再会を約しホテルに送ってもらつた。<br />
<br />
<br />
<center><img src="https://pds.exblog.jp/pds/1/202605/30/28/e0016828_07114767.jpg" alt="_e0016828_07114767.jpg" class="IMAGE_MID" height="375" width="500" /></center><br />
<br />
<br />
さすがにかすかに二日酔い、名古屋駅できしめんを食って豊橋行に乗る。<br />
豊橋で浜松行に乗り換え、浜松で熱海行に乗る。<br />
新幹線などとは比べものにならない快適な「汽車の旅」だ。<br />
<br />
<br />
<center><img src="https://pds.exblog.jp/pds/1/202605/30/28/e0016828_08354334.jpg" alt="_e0016828_08354334.jpg" class="IMAGE_MID" height="375" width="500" /></center><br />
<br />
<br />
追憶と感動の旅をそのまま終えるのはもったいない。<br />
どこかでもう一晩泊まって余韻を味わいたい。<br />
そんな金を使うならさっさと帰ってカミさんとどこかの店で、という気持との相克を振り切るようにして沼津で降りた。<br />
<br />
<br />
<center><img src="https://pds.exblog.jp/pds/1/202605/30/28/e0016828_08555445.jpg" alt="_e0016828_08555445.jpg" class="IMAGE_MID" height="790" width="444" /></center><br />
<br />
<br />
駅前のビルで寿司を食いながら、ホテルを見つけて予約、沼津の夜で締めくくることに決定。<br />
<br />
<br />
<center><img src="https://pds.exblog.jp/pds/1/202605/30/28/e0016828_08583628.jpg" alt="_e0016828_08583628.jpg" class="IMAGE_MID" height="790" width="444" /></center><br />
<br />
<br />
ホテルで少し休んで夕方から駅周辺をぶらつく。<br />
駅前には魚をメインにした大箱の大衆飲み屋が多く、その外周にはかつては繁盛したと思われる飲み屋街にほとんどの店が廃屋と見紛うように並ぶなかにポツポツと生き残っている店の多くは焼き鳥屋だ。<br />
<br />
<br />
<center><img src="https://pds.exblog.jp/pds/1/202605/30/28/e0016828_09063401.jpg" alt="_e0016828_09063401.jpg" class="IMAGE_MID" height="375" width="500" /></center><br />
<br />
<br />
<center><img src="https://pds.exblog.jp/pds/1/202605/30/28/e0016828_09071766.jpg" alt="_e0016828_09071766.jpg" class="IMAGE_MID" height="375" width="500" /></center><br />
<br />
<br />
<center><img src="https://pds.exblog.jp/pds/1/202605/30/28/e0016828_09074477.jpg" alt="_e0016828_09074477.jpg" class="IMAGE_MID" height="375" width="500" /></center><br />
<br />
<br />
仲見世商店街のアーケードがなくなるあたりから一段とシャッター店が増える。<br />
そこをずんずんと歩いた先に、三軒ほど明かりのついた店をじっくり見比べて、選んだ一番昭和の店。<br />
<br />
<br />
<center><img src="https://pds.exblog.jp/pds/1/202605/30/28/e0016828_09122423.jpg" alt="_e0016828_09122423.jpg" class="IMAGE_MID" height="375" width="500" /></center><br />
<br />
<br />
五十年前に鹿児島から出てきたという親父と生粋の沼津っ子のカミさんが仲良し。<br />
<br />
<br />
<center><img src="https://pds.exblog.jp/pds/1/202605/30/28/e0016828_09145001.jpg" alt="_e0016828_09145001.jpg" class="IMAGE_MID" height="790" width="444" /></center><br />
<br />
<br />
ナマコは硬くて無理だろーが試しに一つ食べてみて、大丈夫楽勝、それじゃナマコ。<br />
バブル以前のこの辺りが殷賑をきわめた話やらコロナ補助金でもうかつたのてトイレをきれいにしたから、ぜひ使っていつて、写真撮っていい？おお、母ちゃん早く早く、嫁入り衣装に着替えて、はい、ポーズ！<br />
俺もブログやろうかな、と、開店以来つけている日記ノートを見せてくれる。<br />
大ぶりのグラスで〆張鶴、三杯めをそっと出すと女将さんが大丈夫ですか？と真顔で心配してくれた。<br />
<br />
<br />
<center><img src="https://pds.exblog.jp/pds/1/202605/30/28/e0016828_09245856.jpg" alt="_e0016828_09245856.jpg" class="IMAGE_MID" height="375" width="500" /></center><br />
<br />
<br />
あゝいい締めくくりだつたな。<br />
<br />
<br />
]]></content>
  </entry>
  <entry>
    <title>名古屋二日目  記憶を訪ねる</title>
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    <issued>2026-05-29T12:32:00+09:00</issued>
    <modified>2026-05-29T12:32:38+09:00</modified>
    <created>2026-05-29T12:32:38+09:00</created>
    <author><name>saheizi-inokori</name></author>
    <dc:subject>こんなところがあったよ</dc:subject>
    <content type="html"><![CDATA[名古屋二日目、モーニングで腹を満たしてぶらぶら広小路通りを歩いて伏見駅（地下鉄）に向かう。<br />
<br />
<br />
<center><img src="https://pds.exblog.jp/pds/1/202605/29/28/e0016828_10103248.jpg" alt="_e0016828_10103248.jpg" class="IMAGE_MID" height="375" width="500" /></center><br />
<br />
<br />
記憶していたよりも立派で清潔感のある通り、あちこちに彫刻がある。<br />
<br />
<br />
<center><img src="https://pds.exblog.jp/pds/1/202605/29/28/e0016828_10215779.jpg" alt="_e0016828_10215779.jpg" class="IMAGE_MID" height="375" width="500" /></center><br />
<br />
<br />
Dさんと待ち合わせ、夕方までお付き合いしてくださるのだ。<br />
まずは栄の、かつて名古屋臨海鉄道本社のあつた国際観光ビルの跡を探す。<br />
丸善と三越でたぶんこの空き地かな。<br />
<br />
<br />
<center><img src="https://pds.exblog.jp/pds/1/202605/29/28/e0016828_10300279.jpg" alt="_e0016828_10300279.jpg" class="IMAGE_MID" height="375" width="500" /></center><br />
<br />
<br />
バスでかつての国鉄幹部宿舎の跡を見に行く、行きつけの赤提灯の跡も。<br />
ところがなかなかみつからない。<br />
市工芸高校、この近くだつたと、一時間ほどあたりをぐるぐる歩くけれど、特定に至らなかった。<br />
かつて高級住宅地のイメージだつたのに、なんとなく普通の住宅地になつた。<br />
野口という床屋と馴染みだつた、その野口の表札をかけたビルがあったので押しボタンをなんども押してみたけれど留守、近くに美容院があったので、理髪店から転業したかもしれないと店主らしき女性に尋ねて、あれだろうというマンションに行ってみたが、確信に至らなかった。<br />
<br />
<br />
<center><img src="https://pds.exblog.jp/pds/1/202605/29/28/e0016828_10405351.jpg" alt="_e0016828_10405351.jpg" class="IMAGE_MID" height="375" width="500" /></center><br />
<br />
<br />
Dさんが一度ここのひつまぶしを食べてほしかったと連れて行ってくれたのは、驚くほど美しい日本庭園のある老舗。<br />
<br />
<br />
<center><img src="https://pds.exblog.jp/pds/1/202605/29/28/e0016828_11272390.jpg" alt="_e0016828_11272390.jpg" class="IMAGE_MID" height="790" width="444" /></center><br />
<br />
<br />
この時点ですでに1万歩を超えていたので逆流性食道炎をおしてとりあえずビールで乾杯、そのあとは冷酒を一合強、もうれつ久しぶりのひつまぶしは皮がカリッと焼けて香ばしい。<br />
お出しではなく、餡掛けをかけるのだが、僕はかけずに舌鼓。<br />
前夜に続いてさまざまな話が弾む。<br />
<br />
<br />
<center><img src="https://pds.exblog.jp/pds/1/202605/29/28/e0016828_11400220.jpg" alt="_e0016828_11400220.jpg" class="IMAGE_MID" height="751" width="500" /></center><br />
<br />
<br />
点と線の名古屋生活で宿舎の近くにあつた徳川園も未体験だつた。<br />
<br />
<br />
<center><img src="https://pds.exblog.jp/pds/1/202605/29/28/e0016828_11434854.jpg" alt="_e0016828_11434854.jpg" class="IMAGE_MID" height="790" width="444" /></center><br />
<br />
<br />
昼酒でほてつた頬とひつまぶしで膨れた腹を心地よく休める。<br />
<br />
<br />
<center><img src="https://pds.exblog.jp/pds/1/202605/29/28/e0016828_11475503.jpg" alt="_e0016828_11475503.jpg" class="IMAGE_MID" height="375" width="500" /></center><br />
<br />
<br />
大曽根口から出て、大曽根商店街へ。<br />
休日に東白壁の宿舎から子どもを連れてぶらぶら歩いた懐かしいところ。<br />
<br />
<br />
<center><img src="https://pds.exblog.jp/pds/1/202605/29/28/e0016828_11511839.jpg" alt="_e0016828_11511839.jpg" class="IMAGE_MID" height="375" width="500" /></center><br />
<br />
<br />
あの賑やかな通りが、白昼夢のように閑散として店は閉じ人影もない。<br />
商店街を出ると名古屋特有の広い道路を多くの車がゆき交う。<br />
東白壁もここも、この広い道路が仇となつて高級化に失敗したのではないか。<br />
<br />
<br />
<center><img src="https://pds.exblog.jp/pds/1/202605/29/28/e0016828_11585523.jpg" alt="_e0016828_11585523.jpg" class="IMAGE_MID" height="375" width="500" /></center><br />
<br />
<br />
地下鉄というのをバスにしようとお願い、バス停を探したり少ない本数のバスを待ったりして時間と体力を費やす。<br />
でもその甲斐あつて、見たことのなかつた狭い道の古い町並みを見ることができた。<br />
<br />
<br />
<center><img src="https://pds.exblog.jp/pds/1/202605/29/28/e0016828_12095755.jpg" alt="_e0016828_12095755.jpg" class="IMAGE_MID" height="375" width="500" /></center>（「まちほけ薬局」車内から）<br />
<br />
<br />
名古屋駅の懐かしいカフェ「アバンティ」で、乾いた喉を潤し、最後の語らい。<br />
前夜からここまで、何から何まで心温まるお世話になつたDさんとお別れする。<br />
ほんとにこうして書いていても、夢のような時間を過ごせたことに、お礼の言葉もない。<br />
ご馳走や語らいそのものもさることながら、僕の人生のなかでブランクになつていた名古屋鉄道管理局の人たちとの、温かい心のつながりが、約半世紀を経ても生き続けていたことを発見できた、それが最高のご馳走だつた。<br />
<br />
<br />
<center><img src="https://pds.exblog.jp/pds/1/202605/29/28/e0016828_12265354.jpg" alt="_e0016828_12265354.jpg" class="IMAGE_MID" height="375" width="500" /></center><br />
<br />
<br />
<br />
<br />
]]></content>
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