失われた10年・殺し屋編 ケヴィン・ウイグノール「コンラッド・ハーストの正体」(新潮文庫)
2009年 02月 25日
殺し屋が足を洗おうと決心する。
最愛の人を失いユーゴ内戦で戦い自分の心も失って続けてきた無慈悲な殺し。
78歳の男を吊るしたときに何かが変わった。
自分の変わり果てた姿に気がついたのだ。
いつも仕事を指示する男にそのことを告げに行く。
そうしないと安心して余生を送れない。
告げられた男は4人のうちに自分が入っていることを知るがもう遅い。
殺される直前に
殺し屋が残りの3人を殺そうと歩く先に現れる美人記者や不思議な女、尾行する男、先回りして殺されたらしい標的、、。
男は自分が思っていたよりはずっと複雑な何かに巻き込まれていたことに気がつく。
その正体は?
敵の正体、からくりを探るうちに自分の本当の姿にも気づく。
やや、もたもたした展開だし思わせぶりな割りに単純な話か、だが男に感情移入ができればスリルを楽しめるかも知れない。
松本剛史訳
最愛の人を失いユーゴ内戦で戦い自分の心も失って続けてきた無慈悲な殺し。
78歳の男を吊るしたときに何かが変わった。
自分の変わり果てた姿に気がついたのだ。
私のことを知っているのは4人だと思うが間違いないか殺さなければならない。
そうしないと安心して余生を送れない。
告げられた男は4人のうちに自分が入っていることを知るがもう遅い。
殺される直前に
きみはほんとうに自分のことがすべてわかっていると思ってるのか?殺し屋は答える
たしかに、僕はずっと病気だった。だがこの10年間に自分がやってきたことはぜんぶ覚えている。それが最悪なんだー自分が何者かを知りすぎているってことが男が
あれは嘘だった、、、と云った瞬間、殺し屋の銃弾が彼をソフアにたたきつけた。
殺し屋が残りの3人を殺そうと歩く先に現れる美人記者や不思議な女、尾行する男、先回りして殺されたらしい標的、、。
男は自分が思っていたよりはずっと複雑な何かに巻き込まれていたことに気がつく。
その正体は?
敵の正体、からくりを探るうちに自分の本当の姿にも気づく。
やや、もたもたした展開だし思わせぶりな割りに単純な話か、だが男に感情移入ができればスリルを楽しめるかも知れない。
松本剛史訳
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蛸
at 2009-02-26 03:10
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いったい何時間で読んでしまうの? すごいよ、
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saheizi-inokori at 2009-02-26 07:28
蛸さん、これは2・3時間かなあ。電車の中とか食事に行って注文した品が出てくる前とか、、あまり硬い本は読まないです。
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蛸
at 2009-02-26 08:51
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saheizi-inokori at 2009-02-26 09:59
蛸さん、短い滞在でしたがタイ時間には往生しました。
迎えのガイドが平気で遅れるのでした。
でも今は懐かしいですよ。
川のほとりのレストランを出たら空に稲妻が何本も何本も光ってきれいだったなあ。
ああいうのを観ると本なんか読みたくなくなる^^。
迎えのガイドが平気で遅れるのでした。
でも今は懐かしいですよ。
川のほとりのレストランを出たら空に稲妻が何本も何本も光ってきれいだったなあ。
ああいうのを観ると本なんか読みたくなくなる^^。
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Mr.Yo-Yo
at 2009-02-26 21:20
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saheizi-inokori at 2009-02-26 21:51
Mr.Yo-Yo さん、そうですね。まるまる一日あるから好きな本を読めると思うとかえっていろんなことに気がとられてしまうということは多いですね。
電車がつくまでの5分間などに結構読めたりもします。
電車がつくまでの5分間などに結構読めたりもします。
by saheizi-inokori
| 2009-02-25 23:37
| 今週の1冊、又は2・3冊
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Comments(6)