語るに堕ちた竹中先生 笑っちゃう発言の真意を解説

先日小泉の「笑っちゃう」発言のことに触れた記事であの発言は「かんぽの宿」とつながっているんじゃないかと書いた。
ホンの冗談のつもりで。
いくらなんでもカングリスギだと思った。

ところが今朝の朝日に竹中さん自らがまさにそれはカングリどころかピンポン！正解だったと絵解きをしている。
鳩山の「かんぽ叩き」、麻生の「実ァ、発言」、民主党内の西川の責任追及という一連の動きは

明確に西川氏の追放劇だ。西川氏が追放されたらこんな郵政を民間で引き受ける人なんていないから、旧郵政の官僚が（社長に）上がる。その人が「４分社化はできません」と言ったら郵政民営化は終わりだ

と言う。
あれは、だから民営化をつぶすような内閣に３分の２を使う資格がないというメッセージだと思うという。
小泉発言の２日前に小泉にあって「かんぽの宿」の経緯について説明したとも語っている。

”こんな郵政”、”民間では引きうけ手もないような（こういうのが民営化といえる？）郵政”にしたのは誰なのか？
語るに堕ちるとはこのことだ。
”そんな郵政”なら見直ししなきゃいけないって言ったようなものじゃないか。
そうでなければ西川さんとよほどのご縁があるとでも思わないと説明がつかないね。
権力闘争の臭いが紛々とする（旧郵政派対西川＝竹中派）。
それを”こんな郵政”と言ったのか、だとすればそれも含めて誰がそうしたのか？

かんぽの宿を１万円で売ったことについても赤字を出している会社を売るんだから問題ないと明言。
減価償却分を引けば黒字であることなど触れもしない。
まして６０００万円で買った人が民間的経営手法で立派に黒字にしている事実なども無視だ。
直ぐに転売することが許されて何が雇用の確保だ。
センセイは４分社でないと”利権が復活する”と怖れていらっしゃる（なぜなの？）が、利権って１万円で買うようなことを言うんじゃないのか。

小泉・竹中の考える”民営化”とは何だったのか？