若者たちよ 負けるなよ！君たちは“いる”のだから

昼休みの池袋駅前、雑踏の中に２つくらいの可愛い女の子が、何か大声を出している。
近くに親がいないので人々がちょっと心配げに見ながら通り過ぎる。
それで触発されたんだろうか、「娘がいたら、、」というような声が後ろから近づいて来て

俺はどっちも欲しいな

俺、とりあえず息子だ。キャッチボールとかやるんだ！

追い越していく後姿。
右の茶髪が”どっちも欲しい”で左が”キャッチボール”だ。

今朝の朝日に「反貧困ー『すべり台社会』からの脱出」を書いた湯浅誠さんの戦いぶりが書いてあって、その中で竹中総務大臣（当時）が

社会的に解決しないといけない大問題としての貧困はない

と云ったことが書いてあった。


大声で笑いながら息子とキャッチボールをする。
どうということのない、夢ともいえないちっぽけな望み。
それが到底望めない若者が増えている。
結婚できない。
結婚しても子どもを育てられない。
腹から笑えない。
映画「ある子ども」の状況が日本にも？
赤ちゃんを夫に売られそうになったソニアがいないか？

（小岩、だったかなあ）

少なくとも今の政治家たちは君たちの苦しみの助けにはならない。
だって観ることを拒否しているんだもの。
君たちは竹中や小泉からみたらいないことになっているンだから。
がんばれよ！自助努力だなんて言いたくもないけれど。