”顔を出す”ことの大きさ デベロッパー幹部は特に
2005年 09月 13日
あるSCのテナント店長たちと一献。といっても俺はウーロン茶で我慢。自粛のときだ。にぎやかに言いたいことをいい楽しいひと時だった。
彼らが口々に言うのは「新しい会社の幹部や社員が現場に出てこない」ということ。
そこは最近デベロッパーの交代があったのだ。
「顔出したから直ぐにどうってことないけれど・・。やはりまるでこちらの気持ちが違ってくる」「顔出したときにいろいろ注文つけるのがいけないのかと思って、できるだけモノを言わないようにしているけれど来ない。顔をそむけて通路を歩いていく人もいたりすると哀しい」。
悪循環だ。こういう状態に陥るとデベロッパーはますます現場に出にくくなる。店側にはフラストレーションがたまってくる。
現場はまず”笑顔”と”気”だ。それは理屈じゃない。顔あわせて「おはよう!」と言い合えるかどうか?実に簡単なことだ。でもそれができない。あるテナントオーナーがしみじみと述懐していた。
「現場に行ってやろうと思うけれど成績のいい店は行きやすいけれど悪いところは足が重いものですよ。必ず何か問題があってそれを聞いて対処しなければならないのだから」。
当たり前!そのためにデベロッパーは存在するのだから。まず”顔を出す”。注文・クレームがついて即決即答ができなくてもいい。笑顔で受けとめてあげることだ。それが基本の基だ。
ある現場で。梟好きな人って結構多いね。
by saheizi-inokori
| 2005-09-13 07:36
| 梟のゴタク
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