ブッシュも麻生も読書ってするんだろうか

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アメリカについて、その病巣について書かれた本。
今までにも結構読んだ。
最近では「お節介なアメリカ」とか「暴走する資本主義」、ちょっと前になるけれど「アメリカ狂乱 次の大統領は誰か」「新自由主義 その歴史的展開と現在」などなど。

ブッシュ政権の謀略性や欺瞞性についても「戦争大統領」とか「帝国の傲慢」、他にもどのくらい読んだろうか。
れっきとした経済学者や言語学者、政権内部の高官、実態を綿密に取材した経験豊かなジャーナリスト、、トンデモ本とは云えないだろう。
政権の懐に入ったリ同じ政治的立場に立っているような人からの批判もある。

熊さん的ミーハーである俺は殆どそのいうことをマトモナものと受け取った。
多くの指摘が相互に一致してもいる。
それなのに、アメリカは傲然と自らを唯一正しい国であるかのごとくに振舞い続け多くの、実に多くの国やそこに住む市民家族を蹂躙し虐殺し経済をめちゃくちゃにしてきた。

その間日本の指導的立場にある者どももアメリカを正しいとしてその間違いを正すというほんとうの“友人”であるなら当然なすべきこともせずに、むしろ追従してきた。

そしてとうとう、こんな状態になってしまったけれど、日本でもアメリカでも政治的なまたは指導者としての責任を取る人はいないし、追及する人もいない。
“文明に対する罪””平和に対する罪”などは今こそ問われるべきなのに。

本を読むことの無力を感じつつ又一冊買ってしまった。
もう一冊はまだ買わない。

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毎朝、散歩好きさんのブログに載っている鳥たちの写真をみてはこの図鑑で確かめている。
どの鳥にも生きていくための物語があるように感じる。
野山を歩くときに使おうと思いながら、実際に持って行っても鳥の姿が確認できず役に立たなかったりしてやがては家に置いたままになっていた図鑑が今頃役に立ってくれる。

日米のリーダーたち、警世の書に学んで欲しいものだ。
Tracked from 好都合な虚構 at 2008-11-03 04:58
タイトル : 怪しからん?   
さあ、始めよう! 世の中、”長生き”することを渇望している。一体、何のために、そんなに長生きしたいのか。 目的あっての人生である。ただ生きているだけでは人生ではない。 今や死語と化した老醜という言葉を辞書で確認していただきたいものだ。 上の3行は「石堂淑朗」という脚本家が『週刊読売』10月30日号に書いた”「健康」で長きしてどうする“と題するエッセイ(?)から抜き出したものである。この人は今76歳だが、これまでに脳梗塞2回に心筋梗塞を経験したそうだ。 そして“そろそろ...... more
Commented by 旭のキューです。 at 2008-11-02 10:15 x
ゆっくり本読む時間ってないと思います。昨日、日光のハイキングにいってきました。ゆっくり散歩して美味しい蕎麦食べて、平民に許される権利です。
Commented by convenientF at 2008-11-02 14:33
ソ連が崩壊してアメリカ合衆国が地球全体を支配するようになってから「一世代」ってとこですか。

オバマが勝ったら就任式では何に手を置いて宣誓するのか、そんなことばっかり心配してるオレって、やっぱりへそ曲がりなのかな。
Commented by at 2008-11-02 16:17 x
『椿事件』

1993年9月21日、民間放送連盟の「放送番組調査会」の会合の中で、
テレビ朝日報道局長の椿貞良が、選挙時の局の報道姿勢に関して

「小沢一郎氏のけじめをことさらに追及する必要はない。
今は自民党政権の存続を絶対に阻止して、
なんでもよいから反自民の連立政権を成立させる
手助けになるような報道をしようではないか」

との方針で局内をまとめた、という趣旨の発言を行う。

(ウィキペディア「椿事件」)
Commented by sweetmitsuki at 2008-11-02 18:03
「暴走する資本主義」やっと読み終わりました。
医療制度はどんどん悪くなっていくのに医療そのものはどんどん良くなっているのは何故なのかよくわかりました。
今、「お節介なアメリカ」読んでいます。
Commented at 2008-11-02 19:07
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by gakis-room at 2008-11-02 19:13
ブッシュ大統領の読書は知りませんが,麻生首相がどきどきしながら待ち望んでいるペーパーは,マンガを除けば,11月初におこなわれるという「極秘大規模世論調査結果報告書」のだと思います(笑)。

鳥の姿は見つけにくいですが,「例の田舎道」では鳥の鳴き声をよく聞きます。一体,どんな鳥だろうと思うのですが,確かめようもありません。
Commented by yukiwaa at 2008-11-02 19:59
私も、最近本棚から「鳥・物語」中坪禮治と言う本を偶然手にしました。どこやらのブログでの鳥の写真がこの本に興味を抱かせました。

それにしても、アメリカって「学習」しないのだろうか?日本に原爆を落として、それの小型版をイラクで落とし、ベトナムでは「枯葉剤やナパーム弾」。
戦争を産業にしなければ、あのような「富」を手に入れることが出来なかったのか?
アメリカからの出火で世界中が火事になりかけている。彼らは実態経済をドウ考えているんだろう?
その問いは日本にも向けられる。
これから、日本は苦労して変われるだろうか?
佐平次さんとこへ来ると、今どんな本が出てるか、どんな本に書かれているかが分かります・・でも読む時間がないですが。。
Commented by saheizi-inokori at 2008-11-02 22:25
旭のキューです。さん、どこに行っても美味しい蕎麦でいいですね。日光の紅葉も美しかったでしょう。
Commented by saheizi-inokori at 2008-11-02 22:30
convenientFさん、勝った途端に悪いところばかりが噴出してきたというか。
Commented by HOOP at 2008-11-02 22:31
学生時代にはThe Hamlyn Guide to Birds of Britain and Europeを使ってました。日本にいない鳥が多かったけれど、いるやつには和名を鉛筆で加筆したりして、、、
Commented by saheizi-inokori at 2008-11-02 22:32
、さん、そんなことがあったとしても大した報道はしていないですね、マスコミ諸侯は。
Commented by saheizi-inokori at 2008-11-02 22:38
sweetmitsukiさん、「新自由主義、、」に新自由主義になって国際的に経済は失敗したけれど支配階級の創設、支配階級への所得の再分配を行ったと書いています。
Commented by saheizi-inokori at 2008-11-02 22:40
gakis-roomさん、「鳥の記念日」ができますか?
私もブログで初めて鳥の姿ををよくみるようになりました。
Commented by saheizi-inokori at 2008-11-02 22:42
yukiwaaさん、まさに「戦争経済」の国ですね。
国民がどれだけそれを知っているのか。チョムスキーはマスコミによる世論操作のことも書いています。
Commented by saheizi-inokori at 2008-11-02 22:44
HOOPさん、年季が入っていますね。
私はブログがなければ鳥の図鑑は無駄になってしまうところでしたよ。
Commented by 高麗山 at 2008-11-02 23:30 x
私のPCの少しばかり前のモチノキにたくさんの小鳥が来ます。
名前のわかるのは、ヒヨドリ、メジロ、モズくらいですが、これからのシーズン熟成する実をメジロ以外が、毎日啄みに来ます。
餌台を作ろうかと思いましたが、今のところ自然に任せています。

世界恐慌の一歩手前、否、既に世界恐慌。これを打破するには戦争しかない!  イスラエルがイランを核をネタに先制攻撃し、疲弊したアメリカが後押しだけをするストーリ。恐ろしい短編を読んでしまった。。。
Commented by henry66 at 2008-11-03 00:14
私は成人式とは縁がありませんでしたが、20歳になった時に父が野鳥図鑑をプレゼントしてくれたんですよ。たしかに「生きていくための物語」満載ですね。新婚旅行で通りかかった湿地で、珍しい鳥が逞しく生存競争をする姿を見て私たち夫婦が励まされたこともありました。
Commented by kaneniwa at 2008-11-03 01:32
佐平次さんが購入された 『日本の野鳥』 という図鑑は、
どうも家にある図鑑と同じものみたいですよ。

ブッシュ大統領の方はよくわかりませんが
(宣誓した聖書を読んで欲しいなぁ)
麻生首相の方は
「6冊講読しているマンガ雑誌のうち、
首相になってから3冊しか読めていない」
と愚痴をこぼしていました。
活字本の読書は、もともとしないみたいですね。

BYマーヒー
Commented by saheizi-inokori at 2008-11-03 06:44
高麗山さん、イスラエルとアメリカの話は逆のようですよ。イスラエルの行動の自由をアメリカが奪っている。中東に対する覇権。
Commented by saheizi-inokori at 2008-11-03 06:46
henry66さん、その野鳥図鑑は今も使っていますか。
私も孫の誕生祝いにこれを買ってあげようかな。
Commented by saheizi-inokori at 2008-11-03 06:51
kaneniwaさん、本を読めば済むとは思いませんがせめて月に2・3冊はまともな本を読んでいればいいのですが。
毎晩バーで気分転換するのもいいですが、一日30分でも読書に当てて欲しいなあ、なんて子どもに云うセリフですね^^。
Commented by 旭のキューです。 at 2008-11-03 06:52 x
コメント返信するだけでも大変な時間ですね。お疲れさまです。
Commented by 近所 at 2008-11-03 09:21 x
お久しぶりです。
Commented by 近所(追記です) at 2008-11-03 09:22 x
これがはじめて読んだものだったか?
Commented by saheizi-inokori at 2008-11-03 09:30
近所さん、上の方は未読ですが後の方は読みました。私もかなり早い時期に読んだ記憶があります。
チョムスキーに驚いて友達に話をしたら、彼はずいぶん前にアメリカに留学したのですが、その頃からチョムスキーは知る人は知っていたんだそうです。
しかし、なにぶんアメリカは広すぎて、、マスコミが権力と一緒になるとチョムスキーの言葉などは届かないのですね。
Commented by saheizi-inokori at 2008-11-03 09:31
旭のキューです。さん、でもこれが楽しいし、どれだけいろんなことを教えられるか、不思議なくらいですよ。
Commented by tona at 2008-11-04 08:32 x
この可愛い表紙の「日本の野鳥」はあまり厚くなさそうでいいですね。
まわりで見かける野鳥も限られていて、野鳥を新しく見られるチャンスがなかなかないです。
それに目が結構よくないと森での観察が不自由です。
もっと良い時にたくさん見たかったようと思っても後の祭りです。
この頃、テレビの自然番組で満足しています。

ブッシュ大統領も麻生さんも読書しそうに思えません。
Commented by saheizi-inokori at 2008-11-04 10:23
tona さん、野草の方はtonaさんやgakisさんのブログが丁寧に書いていただいているので図鑑を見なくても大丈夫なのとそこまで手が回らないので野鳥でいい事にしています。
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by saheizi-inokori | 2008-11-02 09:56 | 今週の1冊、又は2・3冊 | Trackback(1) | Comments(28)

ホン、よしなしごと、食べ物、散歩・・


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