柳家小三治のモーツアルト
2008年 02月 09日
毎週、土曜日のこの時間、関西なまりと標準語の二人の大人の会話はあまり中身は聴いていないが、うるさくなくていい。
選曲がゴンチチ好みで、俺好みでもある。
今日は「男と女の音楽」とかいうテーマだ。
今、フアリャ・「恋は魔術師」から一曲。
音楽と言えばhenry66さんのブログで「柳家小三治のモーツアルト」という記事がアップされている。
俺のこともちょっと書いてあって照れくさいんやけど(ゴンチチがうつってもーた)、とてもいい記事です。
henryさんのブログは最近拝見するようになったのだがご母堂のことが、まるで目の前にそういう人柄の優しいお母さんがいらっしゃるように書いてくださって読むとほのぼのシミジミする。
この記事もご母堂がラジオで小三治を聴いてモーツアルトのある曲をことのほか好きになるというドラマみたいな、しかしこれまたシミジミとした話です。
ぜひ読んでみて欲しい。
小三治がこの話を聴いたら喜ぶだろうなあと思う。
落語家冥利やないか。
こういうエピソードは小三治がいてhenryさんのお母さんがいてもちろんhenryさんがいて、そのうちの誰か一人でも違う人柄だったら成立しないようなエピソードだ。
三人が三人とも生き生きと人生を生きている(悲しみも苦しみもひっくるめて)ことがズシズシと伝わってくるんだ。
俺の愛用している「東京かわら版」の表紙なども彼女の作品だという。
むーちょさんのブログで紹介してあった小三治の「落語家論」。昨日さっそく買ってきた。
読みかけの本がたくさんあるけれどこりゃあナントしてもすぐ読まなければ、と思った。
そういう因縁が続いているじゃないか。
3連休、雪よ降れ降れ、騒がしい世の中を白一色の静寂に包みこんでくれ!
俺は小三治に没頭しようぞ。
今ラジオはちあきなおみの「黄昏のビギン」だ。
henry66さんのブログ拝見しました。その後モーツアルト「クラリネット協奏曲」をしみじみと聴いてしまいました。いろんな想いを受け止めて時に優しく哀しくいい音楽ですね・・・。
わたしは以前小三治師匠の「野ざらし」を聴いたときに、どういうわけか小三治師匠を鳥取砂丘でらくだとともに撮ってみたいと強く思ったことがあります。いろいろなことを連想させてくれます、小三治師匠の高座は〜。今月はお目にかかれないのが残念で。
小三治も「ますます嫌われちゃった」といってます。
ピッタリソンという申します。どうにも変な音楽家です。CBB(CF)さんのブログでここにたどり着きました。
今年の元旦から今に至るまで毎日寝る前だけでなく暇ができたら落語を聞いてます。
メインは志ん生と志ん朝。もちろん小三治も。
ときどきお邪魔します。
暫く留守というか変則的な更新になると思いますがよろしくお願いします。
小三治は数年前に高座(独演会)でタキシードか何かを着てきて最初から最後まで歌曲を歌ったことがあるそうです。
ピアノを置いて。
観客はシャレかと思っていたらそうではなくてびっくりするやらがっかりもした由。
どうもその時から吹っ切れたように元気ないい高座になったという人がいます。