風景の親和力

風景の親和力_e0016828_942451.jpg

年末夛客で海岸のリゾートホテルの予約が二日しかとれず街中のホテルに移った。
窓からの眺めが随分変わった。
道路に面して一階が居酒屋やエステー何となくウラブレたーの下駄ばきビル。
沖縄独特の立派な墓。
マンション。
庭のある豪邸や安直な家。学校らしきビル。
その先、港との間には雑然としたビル群。

よく見ていると自転車やバンが視界の中をあっちこっち静かに動いて行く。
ゆっくり歩く人もいる。
烏が小さな林から飛び立つ。
沖には白い航跡。

犬の吠え声、烏の鳴き声ーガチャーン!金属を落とした音、
ブーンンと風の鳴る音、、。

沈黙・静止しているかのような景色も実は様々な音と動きに満たされている。

昨日までの所謂”絶景・リゾート”とは違う雑然たる景色だ。
しかし不思議に俺の心は安らぐ。
懐かしさで和らぐ。
今までにこんな景色を見たことはないのに(強いて言えば東南アジアの何処か?イヤイヤ違うなあ)。

何故だろう?
Commented by 髭彦 at 2007-12-31 10:11 x
詩人になった佐平次梟は、今頃は宮古(現地ではmiayaku?)に向って飛び立った頃でしょうか。
どうか宮古ですてきな初日がご覧になれますように。
新年会を計画したいと思いますので、その折には沖縄のお話も楽しみにしています。
来年もよろしくお願いします。


Commented by gakis-room at 2007-12-31 12:16
ヤマトとは違う異文化の空間だからなのでしょうか。石垣島は知りませんが,この夏,那覇に宿泊したとき,そんな風に感じました。
Commented by ume at 2007-12-31 17:02 x
美しく優しいものばかりではない世の中ですね「ガチャーン」もまた世の中を楽しくしてくれているのかもしれません。今、「楽餓鬼」納め
をしたばかりですが。同じ言葉で、「梟」納めを致します。
「世界中に明るく優しい日差しが降り注ぎますように!」
Commented by orangepeko at 2007-12-31 17:46 x
saheizi-inokoriさん、こんにちは(^-^)
沖縄で年越しですか…良いですね~♪そちらに居着くことはないですよね…(^^;

パソがトラブったとのことで…コメントはご遠慮申し上げていました…

今年一年、愉しませていただいて…有り難うございましたm(_ _)m
来る年もよろしくお願いいたします…どうぞ、良いお年をお迎え下さい…
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by saheizi-inokori | 2007-12-31 09:42 | こんなところがあったよ | Trackback | Comments(4)

ホン、よしなしごと、食べ物、散歩・・


by saheizi-inokori