落語特集雑誌 「男の隠れ家」と「サライ」 勝敗はどちらに?(SDまがい)
2007年 11月 16日
27歳の男のやったことをなんで母親が記者会見をして謝罪しなければならないのか。
する方もする方だが報道する方も可笑しい。
それを見ている俺も馬鹿だと思ってチャンネルを変えたがどこを見てもやっている。
先日は親の代わりに謝った息子もいるし、
部下のせいにしている創業者一族がいて、
夫のセクハラを知らないという妻がいて、
「記憶にございません」方がいる。
もう、メチャクチャ!
付き合ってランないから、落語本続き。
「男の隠れ家」12月号は「落語を愉しむ」特集。
178ページ殆どが落語一色、680円。
インタビューは小三治、昇太、談春。
落語の歴史、寄席のウラオモテ、代表的な古典落語のあらすじ、落語の所作、落語世界の登場人物、今旬の噺家52人の紹介、「落語を生きた、名人たち」として圓朝、文楽、志ん生、圓生、志ん朝を紹介、落語を愉しむための江戸庶民生活事情、とまあ充実度では勝ちだ。
どの記事もきちんと筆者名が明らかなのはサライと違って俺にはこっちが好もしい。
平岡正明、長井好弘、矢野誠一など。
この一冊で結構な落語通になれるかもしれない。
「サライ」12月6日号は「続 『落語』入門」。
190ページのうち80ページほどが落語特集、750円。
「圓朝を継いだ『昭和の名人』」として圓生、正蔵、三木助、今輔、志ん朝を2ページづつ紹介(志ん生と文楽を落としたのはなぜか?選者の名前が知りたい)。
もうひとつの柱は「落語の古社寺を巡る」と題して大山・阿夫利神社(大山詣り)、王子稲荷神社(王子の狐)から大阪・四天王寺(天王寺詣り)など8箇所を紹介する。
ま、ここまでだと上の「隠れ家」に軍配があがりそうだ。
そこでサライの奥の手は特別付録だ。
小三治「千早振る」「うどん屋」(どちらも今度出た小三治全集に収録されていないそうだ)、圓窓「寿限無」、全編67分43秒の完全収録CDがついてくる。
平成5年の録音、「記憶にございません」は何時ごろから流行りだしたんだろうなあ。
ロッキード?
「うどん屋」でうどんを啜る音をCDで聴いていると真に迫っていて腹が鳴る。
圓窓「寿限無」は本誌にセリフと演じ方が写真で解説してある。
これを聴き、読み、観れば落語の基本構造が分かるという仕掛けだ。
普通に買えばCDだけでも1800円くらいはするのだからコストパフォーマンスではサライが逆転か。
「旬で楽しむ小鍋仕立て」などという特集もあったりするし。
いやいや、これは落語特集雑誌としての優劣だ。
それは、、互角!どっちも買っちゃえ!
する方もする方だが報道する方も可笑しい。
それを見ている俺も馬鹿だと思ってチャンネルを変えたがどこを見てもやっている。
先日は親の代わりに謝った息子もいるし、
部下のせいにしている創業者一族がいて、
夫のセクハラを知らないという妻がいて、
「記憶にございません」方がいる。
もう、メチャクチャ!
付き合ってランないから、落語本続き。
「男の隠れ家」12月号は「落語を愉しむ」特集。
178ページ殆どが落語一色、680円。
インタビューは小三治、昇太、談春。
落語の歴史、寄席のウラオモテ、代表的な古典落語のあらすじ、落語の所作、落語世界の登場人物、今旬の噺家52人の紹介、「落語を生きた、名人たち」として圓朝、文楽、志ん生、圓生、志ん朝を紹介、落語を愉しむための江戸庶民生活事情、とまあ充実度では勝ちだ。
どの記事もきちんと筆者名が明らかなのはサライと違って俺にはこっちが好もしい。
平岡正明、長井好弘、矢野誠一など。
この一冊で結構な落語通になれるかもしれない。
「サライ」12月6日号は「続 『落語』入門」。
190ページのうち80ページほどが落語特集、750円。
「圓朝を継いだ『昭和の名人』」として圓生、正蔵、三木助、今輔、志ん朝を2ページづつ紹介(志ん生と文楽を落としたのはなぜか?選者の名前が知りたい)。
もうひとつの柱は「落語の古社寺を巡る」と題して大山・阿夫利神社(大山詣り)、王子稲荷神社(王子の狐)から大阪・四天王寺(天王寺詣り)など8箇所を紹介する。
ま、ここまでだと上の「隠れ家」に軍配があがりそうだ。
そこでサライの奥の手は特別付録だ。
小三治「千早振る」「うどん屋」(どちらも今度出た小三治全集に収録されていないそうだ)、圓窓「寿限無」、全編67分43秒の完全収録CDがついてくる。
落語の方には、知らないのに知ったふりをする、そんな方が良く登場する。いけないですね。でも人間ならば誰でも一度や二度、いやもっと云うと十度や二十度、そういう経験がある。小三治の「千早振る」の枕だ。
でも、もっといけないのが知っているのに知らない振りをする。「記憶にございません」(小声で)なんてね。これが一番いけない。ありゃあよく知ってんですよ。本当は。全部脳細胞検めてみたいですね。
平成5年の録音、「記憶にございません」は何時ごろから流行りだしたんだろうなあ。
ロッキード?
「うどん屋」でうどんを啜る音をCDで聴いていると真に迫っていて腹が鳴る。
圓窓「寿限無」は本誌にセリフと演じ方が写真で解説してある。
これを聴き、読み、観れば落語の基本構造が分かるという仕掛けだ。
普通に買えばCDだけでも1800円くらいはするのだからコストパフォーマンスではサライが逆転か。
「旬で楽しむ小鍋仕立て」などという特集もあったりするし。
いやいや、これは落語特集雑誌としての優劣だ。
それは、、互角!どっちも買っちゃえ!
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ginsuisen
at 2007-11-17 11:18
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男の隠れ家・・持ってます。でも、saheiziさん贔屓の扇橋さんが載ってませんでした。マイナーの方?
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saheizi-inokori at 2007-11-17 12:15
知っているのに「記憶にございません」ですか。
この頃謝罪のオーバーヒート、世の中ヒステリック状態に感じます。
くるみのこと、お世話様でした。お陰さまで思い切りたたいて、美味しいのにありつけました。もっとたくさん拾ってくればよかったと公開した次第です。
この頃謝罪のオーバーヒート、世の中ヒステリック状態に感じます。
くるみのこと、お世話様でした。お陰さまで思い切りたたいて、美味しいのにありつけました。もっとたくさん拾ってくればよかったと公開した次第です。
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saheizi-inokori at 2007-11-17 17:59
tona さん、懐かしい味です。濃厚でしょう。
字を間違えて失礼しました。後悔。
そう、とても濃厚で脂肪がいっぱい摂れました。
そう、とても濃厚で脂肪がいっぱい摂れました。
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saheizi-inokori at 2007-11-17 22:56
後悔先にたたず?^^。
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maru
at 2007-11-18 21:10
x
こんばんは。
私も「男の隠れ家」「サライ」どちらも購入しました。
小三治さんの「千早振る」「うどん屋」CDの付録にはびっくり。
最近また落語熱復活し、週末は銀座で映画『呉清源 極みの棋譜』を見た後、山野楽器で志ん朝の「崇徳院」「酢豆腐」のCD購入。
暮れは落語に限りますね。
私も「男の隠れ家」「サライ」どちらも購入しました。
小三治さんの「千早振る」「うどん屋」CDの付録にはびっくり。
最近また落語熱復活し、週末は銀座で映画『呉清源 極みの棋譜』を見た後、山野楽器で志ん朝の「崇徳院」「酢豆腐」のCD購入。
暮れは落語に限りますね。
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saheizi-inokori at 2007-11-18 22:45
maru さん、ジュゲムで落語をやってみませんか^^。
暮には忙しくて無理かな。
暮には忙しくて無理かな。
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hanamaki3 at 2007-11-20 06:37
「男の隠れ家」は買ったけど、「サライ」もよさそうですね!
買います~。
買います~。
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saheizi-inokori at 2007-11-20 08:15
hanamaki3さん、CDだけで元が取れそうです。
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suiryutei at 2007-11-23 20:59
こんばんは。
・・・というわけで花まきさんが買った「サライ」に私も目を通しました。「旬で楽しむ小鍋立て」に紹介されている銀座「いまむら」のご店主は私に食べることの楽しさを教えてくれた方です。嬉しくなってしまった。・・・落語の話でなくてすみません。
・・・というわけで花まきさんが買った「サライ」に私も目を通しました。「旬で楽しむ小鍋立て」に紹介されている銀座「いまむら」のご店主は私に食べることの楽しさを教えてくれた方です。嬉しくなってしまった。・・・落語の話でなくてすみません。
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saheizi-inokori at 2007-11-23 22:43
suiryuteiさん、そうそう、「いまむら」を見て貴方を思い、今度はミシュランで「竹やぶ」と、流石にグルメだなあと思いました。
by saheizi-inokori
| 2007-11-16 22:02
| 今週の1冊、又は2・3冊
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