曾曾祖母が伝える知恵 丸い月見だんごを作るんだよ
2007年 10月 09日
心の中の映像を大切にしろってことかな。
その代わりに頂いてきたプレゼントをご紹介しましょう。
全てあやちゃんの手作り・デザインだ。
マイ箸、中に辰巳芳子さんの「いのちをいつくしむ新家庭料理」にある「いただきます」「召し上がれ」の言葉の意味を書いた一節を引いた後に
共に食卓を囲み「召し上がれ」「いただきます」と手をあわせて箸をとる日常の深意の言葉に心から感動し今日を明日を紡いでいきたいとおもいます。と二人の名前で書いた紙が入っている。
「おうちのちょこれいと」
六つの可愛いチョコレート。「おうち」は彼女がこの間までやっていた中国茶のレストランの名前、楝(植物)とかけたネーミング。
2種類あって
「無花果」
干し無花果を芋焼酎に漬けやわらかな白チョコで包む
きな粉の香り
出会いの一粒
「プルーン」
八角香を纏ったプルーン
焼酎との融合
苦味の利いた黒チョコで包む
カカオをあしらう
大人の一粒
と説明がある。
生きていれば一番喜んだに違いないお祖母ちゃんと、会ったことはないが子煩悩だった曾お祖母ちゃんには歌でお祝いしていただこう。
「長野よりA(弟・姪の父)の写真送り来る」
下町の燈籠見んとむづかりて吾が背に泣きし彼の児かこれは
月見だんご丸く作れば美しき児が授かると言ひしよ母が
あずさ号旅の始まり秋日濃し
稲の秀に萬治石佛慈愛の目
「妙法寺」
綿虫のわが行くままに自在なる
(この句が母の絶詠になった)
大学では生物学をやって新聞に取り上げられるような面白いことをしていたと思ったらお店をやるなんて向こう見ずに。
家主が気に入ってくれたので破格の条件で貸してもらえたようです。
せっかく軌道に乗りかかったら辞めてしまって。
一体何を考えているのか?