言葉を司る 言ったぜ小三治 電子辞書は辞書ではない?
2007年 08月 07日
「何しろ言葉を司る仕事をしているから」と冗談めかして語っていたがー
目に気迫を感じた。
電子辞書(と、はっきり言わず、あのなんかパカッと開いてみる変なの、と言った)。
「あれはいけませんよ。」強い語調で言った。
「広辞林、大辞林、、、あの厚い辞書を本棚から引っ張り出して、こうしてページをめくって言葉を探す。」仕草が熱い。
「そうするとーあるある!言葉の意味。その前や後にいろんな言葉があってーふんふんーどうかすると上の方にも面白い言葉があってーそれが楽しいんだ。」ホントに孫がカブトムシの話をするときのように嬉しそうに喋る。
「それがパカッじやね。何にもないでしょう。あれはいけませんよ」独特のちょっと軽さをかんじさせる高い声だ。
落語が何故こんなにも俺を夢中にさせるのか?
内容的にはどうってことのない雑談を小三治とか扇橋がすると俺たちは楽しくてワクワクしながら聴いている。
それはアイドルの発言にキャーキャーいうファンの心理と通じるところもあるけれど、違うのは上に書いたような「言葉に対する熱い思い」をもっている人の雑談だからワクワクするという面もあるんだ。
いや、そっちがメインだね。
話は違うが朝青龍の病状を医者がぺらぺら喋っていたがあれは医師の守秘義務違反にならないのかな。
本人が同意する(しているのかな?)か「正当な理由」があれば話してもいいのだろうがマスコミの前で立ち話で言っていいことではなさそうに思う。
診察をしたという事実すらノーコメントというべきだ。
「日本人でよかった」というキャッチフレーズで国会議員に当選したマスコミ出身者がいる国だもの、なんでもありかも。
小三治さん、saheiziさん、「パカッ」は許してくださいよ! 家では必ず辞書を使いますから、旅先だけは!! 英語、韓国語の旅行案内も入っていますので。
自戒を込めて
私も実はパカッを買おうかと思っています。大きな字を見たいときに使いたい。
なんとなく尊敬(今まで以上に)。
「ちょっとアレ貸しとくれ」
「アイヨッ」。
字なんてすぐに忘れるし、ヒマつぶしには持って来いだし、何たってみんなで楽しめる。
「今日のツマミで一番旨い!」などと言っちゃあ、ひっぱたかれるけど。
manbowの開店祝いの定番、もっぱら古本屋仕入れで御座います。
ある観点に基づいて選ばれた単語(に準ずる言葉)を,一般の人が知っている引きやすい順序に並べて,その発音・意義・用法などを書いた本
とありました。まだ,「バカッ」は持っていません。
ところで,朝青龍に関わった医師,誰かが書いた筋書きの第1ページじゃないかなと思っています。
医者の、、に次に来る言葉は?と聞けば嫁になりたい、とか。
「新解さんの謎」は面白い本でした。赤瀬川だったか。
私はあの本でより上げられた6版だったか今一番高い値のつくのをもっています。
私は電子辞書のヘビーユーザーですが、「読む」ための辞書も持っています(笑)。
辞書には新しい発見が一杯詰まってますね。
>話は違うが朝青龍の病状を医者がぺらぺら喋っていたが…
私も saheizi さんと同じような違和感を、すごく感じました。
同時に、みすぼらしい茶パツを何とかして欲しい、と思いましたけども(若い子がする分には何とも思いませんけどね)。