「ヨソウ(予想)を立てると言っても裏から見ればウソヨだし」 明治記念館の”問題”
2005年 08月 23日
今日受けた研修の先生の言葉。それほどに難しい世の中でも経営者はきちんと企業の行く先の安全を予想立てていなければいけない、なんて無茶を承知でのたまわる。要するに結果責任でも、それなりに自らの予想を持っていなければならないと言うことらしい。
ところで研修の舞台は又も明治記念館。今日はこの前あきらめたビアガーデンで軽く一杯と思ったら、フロントの応対がひどい。前に電話したら、「予約は取れない、16.30オープンだから並んでくれ」と言われた。普通16.30からビアガーデンには並ばないのに強気だなあと感心して所詮縁なき店だなあと思っていたのだ。ところが、今日の研修はジャスト16.30終了、チャンスとばかり、すぐに並んだら前から10人くらい。これは座れると喜んでいたら、「もう満員です」と。雨が降ったので庭は駄目でもデッキは空いてるのでは?と聞くと「そこも満員です」。あきらめて、外から見たらデッキは空席が一杯。予約取れない、は建前で特別な客には席を押さえてあるのがミエミエ。これは上司が自分の得意先を優先する為に命じてやっていることかもしれない。それとも、少人数の客は追い返せ、かな。
折角の素敵な庭園もこれではね。こういう応対もありうるリスクとして”予想”を立てなければならないのだろうか。それよりも経営者は自らチエックしてこういうことが無いようにすべきなのだろう。それどころか、売店ではキヨスクで500円のかさを1150円で売っている。急な雨でお困りの客の足元を見透かす商法だ。現場次第で予想なんてどうにでも覆ってしまう。
そういう不透明な時代であるからこそ物を言うのは”価値ある”商品つくりだ。今日紛れ込んで見た、某ホテルグループの料理コンテスト。2時間の制限でラムを使った料理と言う課題に取り組む。近くで見るとちょっと手が震えている人も。
がんばれ!シエフたち。君たちが会社を支えるのだぞ。お客様がホテルに来るのは社長が立派だからじゃない。美味しい料理がでるからだ
by saheizi-inokori
| 2005-08-23 22:52
| 梟のゴタク
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