ドジョーをドージョ!なんちゃって 「駒形どぜう」 伝統を伝えるのは誰だ?
2005年 08月 22日
泥鰌のシーズン。ドジョウを食べたことがないと言う若者たちに日本の食文化を伝える使命感に燃えた。いつも行く高橋の店が休み。たまに行く店も休み。泥鰌のシーズンなんてウソ?やる気あるのかなあ。行ったことない「ひ」(仮名・一応有名店)に電話したら
「予約できますか?」「できない」「7時ころ混んでいますか?」「わかんない」
名店の名が聞いて呆れらあ。それでしょうがない、ブラブラ歩いて(雷門前で集合、ゴッツかっこいいやろが)ご存知「駒形どぜう」へ。途中「四万六千日」なる店を見つけ、店名の謂れなど講釈ぶって、早くも秋の気配を感じつつ、しかし汗もかきながら到着。混んでいる。
そして、スタッフの男の子の応対、立派!団体が来る店だからって問題なし。30年以上も前に来た店だが許せる、がんばっている。店は味が何よりだけど、それより何よりが接客だ。そして共にする仲間。みんな喜んでくれた(んだろうなあ)。要すれば伝統の味を伝えたい客に楽しく過ごしてもらえる店作りがなにより。
「俺様の味が分からんやつはもぐりじゃ」と威張っている店は自分の首を絞めている。さなきだに長くない危うい命。浅草という街も全体にそのヨーナ空気が横溢しとるのう。本当に四万六千日、年に一度しか来てもらえなくなるよ。
今夜は満月か、香港でも同じ月かなあ。話は違うが夕べのNHK衛星で「WATARIDORI」をやっていた。月に向かって、嵐に抗して10000キロもの旅をする鳥たち。素晴らしい映像にうっとりしていたら、バン!心無きハンターに彼らの何千キロもの苦闘は無に帰する。あの映像を見たときの衝撃・喪失感!にもかかわらず俺は今日泥鰌を貪り食うのだ。
Tracked
from 龍の目
at 2005-10-14 00:34
タイトル : べっぴんさん上京記~10月10日①東京浅草の駒形どぜう篇
先日の記事 でお話しさせて頂きましたとおり、 僕が京都で生活をしていたときですから、もう6年来の友人になります、 それはもう素敵な京女、べっぴんさん が東京へ遊びにいらっしゃいました。 僕は京都から東京へ異動後も、ちょくちょく京都へ帰っているので、 期... more
先日の記事 でお話しさせて頂きましたとおり、 僕が京都で生活をしていたときですから、もう6年来の友人になります、 それはもう素敵な京女、べっぴんさん が東京へ遊びにいらっしゃいました。 僕は京都から東京へ異動後も、ちょくちょく京都へ帰っているので、 期... more
by saheizi-inokori
| 2005-08-22 23:26
| 気になる店・ひと皿
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