淡島さまが連れて行ってくれた夢の中 「打心蕎庵」から映画「デジャヴ」へ

落語「夢の酒」で若旦那が居眠りで嬉しそうにしていたので無理やり夢の話を聞きだして、その夢の中で誘惑されそうになった女にヤキモチを焼き、会って説教してくれと義父に頼む嫁。
″淡島様”に願をかければ息子の夢の続きを見れると言う。

下北沢でhanamaki3さんのブログにあった蕎麦屋「打心蕎庵 （だしんそあん）」を探して行くとその淡島（看板は粟島、付属幼稚園は淡島、その所以は知らない）様があった。


淡島通りの淡島。おお、ここか！嬉しくなって門をくぐる。
大きな銀杏ー黄葉の時に又来てみよう。
針塚ー今の子たちには意味不明かもね。
ツギの当たった服を着るなんて言ったらフアッションだと思うだろう。
着る物を自分で縫ったなんてすごかったね。
洗い張り用の板でビンポンをした。
男の子も裁縫箱を持って学校に行き「運針」をやり雑巾を縫ったなんて我ながら夢の世界だ。
懐かしい過去がふっと目の前に立ち上がって来るような気がしたのは淡島様の霊力のしからしむる所か？

家に帰ってから調べたら落語に出て来る淡島様は浅草の方にあるそうでチョットがっかりした。
マア効能？は似たようなものだろう。
下北沢の粟島様はお灸でも有名らしく門に大きな看板が下がっていた。
「強情灸」も思い出す。


蕎麦屋は立派な門や庭ー店の中も格の高さを感じさせる。
九条ネギ蕎麦と福井のひきくるみー二つ頼んだ。
ネギが美味しかった。



映画「デジャヴ」。
詳しく書くとネタバレになるから避けるがー
何ともイヤハヤ！ようやるよ、と感心する。

刑事アクション？ミステリ？テンポ良くグイグイ行って、、その先は？



１＋１＝１
１－１＝１
１＋１＋１＝１
「夢の酒」
もうひとつ「粗忽長屋」
「野ざらし」も。

なんのこっちや？
観れば判る（かな？）。



最後に現れた主人公は何処からきたのかなあ？
パラレルワールド？
だとすると二つの世界はどのようにクロスしたのかなあ？

映画の前にもう一回あったのか？３人いたってわけ？
でも、なんだかなあ。
二人目はぐるぐる無限軌道かも。

まあ、そんなことはどうでもいいか。面白かったんだから。
「ラン、ローラ、ラン」という題名だったか、楽しい映画を思い出した。
そう、他にもいろいろあったなあ。