俺たちは旨い物で「喜びの歌」大合唱！

佐田は佐田でも佐田啓二ならなんて、古いこといってます。
「哀しみの歌」はいよいよ押すな押すな、ただし出場者ばかり、聴衆はほとんどいなくなって前原君あたりが自分も出たいなあみたいな思い入れでちょろちょろしてます。
そうそうマスコミ各社せりあいました、ここは貫禄でＮＨＫが独占放映権を獲得、「俺も本来はメイン出場の資格がある」とスゴンダのはおかしかった。
資金面でも福井さんが”私的に”出資するということで目処がついたようです。村上さんも裏で支えるとかの噂も・・。

昔、正月映画に「東海道勢揃い花の次郎長一家」なんてのが毎年あった。東映とか松竹の人気スターが総出演。
あれは善玉と悪玉の戦いだが、こっちは悪玉ばかり、しかも本物の大臣とか社長ばかりというのがチョイと凄くて昔の日本人が聞いたらジョークだと思うだろう。

我らは、せめて旨いものでも食っていっときのウサ晴らし。



御徒町・「八幡屋」。ここは安くて旨いふぐだ。ふぐ刺しは持参の「マイソールト」と柚子（これは店で頼んだ）のつゆで食べる。こうしたほうがふぐの味がちゃんと分かって旨い。４人で行って結局お代わり頼んで６人前ペロリ。ふぐ刺しの頭が立ち上がっているでしょう？
チリも骨周りを入れた後ふぐばかりをしゃぶしゃぶのようにして食べつくす。これはポン酢で。ぐつぐつに煮ないでさっと霜降りになったくらいでかみ締めるとジューシーというかふっくらというかちょっと鳥や他の魚の何とも比較できないふぐだけの食感と味が口中に広がる。
こんなに食べちゃってと心配だったけれどふぐの後の野菜もきれいに食べていい気持ち。
箸安めにいろいろ取ったけれどそれらはすべてふぐの引き立て役だ。
最後はもちろん雑炊にして、ああ、もっと注文すればよかったと未練を残しながら、しかし、ふっくらと膨れた腹をさすりながらひれ酒の酔いを漂わせて帰った。



翌日のランチはいつもの定食屋。映画「ニキフォル」の報告をする。「行動的なんですね」なんてお父さんが出てきてちょっと話をする。まだお客さん来てない店明けたばかりの独特の”いい雰囲気”。
餅を一杯作っている。よほど物欲しげだったのかなあ、ひとつ重ね餅を包んでくれた。わーい！
「天然ぶり照り」、今年のランチ・ベスト１０に、間違いなく入る。
しっかりお礼を言って帰りました。



職場の忘年会は江戸川橋・「ソウル」チジミが３種類。トッポギ、ナムル、マロニーみたいなのを胡椒とゴマ油で炒めたもの、、お母さん頑張ってテーブルに乗り切らないほど出してくれる。
豚肉をゆでたもの、ネギのキムチ？コチジャンを乗せて白菜とエゴマの葉っぱにくるんで食べる。名前を聞いたのに覚えてない。もうひとつはやはり豚肉と焼いたにんにくとネギをサンチュでくるんだのも。どっちもあっさりとして美味しい。
２時間半も過ぎた頃にお待ちカネの「カムジャタン」。
カムジャタンは別バラ、だった。スープのなんともいえない甘さ（辛いのだけど）、骨周りの肉をほじくって食べる喜び、、そしてなんていってもジャガイモの優しさ、いらいらも何も吹き飛んでしまう。もち、最後は雑炊にしてもらう。
シアワセにゃにゃあ！