青い鳥はどこに？笑って哲学？映画「もしも昨日が選べたら」

上昇中の建築家・主人公がベッド・バス・ビヨンドで手に入れた”万能リモコン”。
それは周りの出来事を停止・再生・早回し・戻り・・自在にコントロールできる優れもの。
嫌な場面はすっ飛ばしてしまえ。
昇進後の俺になってしまえ。



仕事か家族か？
俺がみるところ（誰が見てもだろうが）、そんな選択の余地がないほど可愛い子供（冒頭、階段を降りてきた女の子の可愛さといったら！「戦争と平和」でヘップバーンが階段を降りて登場するときにガツンと来たような記憶がある。監督も観たのか？）と素敵な女房に恵まれているのに馬鹿な奴！
本人は「それも家族のため、偉くなったらしっかり家族サービスするから」などとお決まりのセリフを吐くのではあるが。

スピーデイに過去と未来に行ったり来たり
かなりシモネタのお笑いもたっぷり。

オフザケ映画だと思っていると突然涙腺刺激されてブックラ！
年のせいか、家族愛って奴に弱いのか。

途中であまり自由に行ったり来たりするもんだから
意識していない人生って、一体なんだ？知らない間に時が流れていたって気がつかなきゃそれまでかよ、忘れてしまったことはなかったことになるんかい？なんてチラッと考えたりもした。
なるわけないさ。そこがつらいとこ！

”ベッド・バス・ビヨンド”、１０年ほど前にアメリカ視察で「これは日本でもはやりそうな業態だ」と思ったホーム・フアニッシング・ストア。デイスプレイが面白く品揃えが楽しい店。懐かしかった。

下の写真、人間ドックの壁に貼ってあった。喫煙の肺に与える影響。
昔、俺はこういうポスターを会社に貼ろうと看護士さんにお菓子のお礼までして借りてコピーした。このポスターの下には「希望する方はお申し出下さい」と書いてあった。

家族を愛するならタバコは止めましょう。映画とは関係ないけど。