冥王星さーん　教えてくださーい！　（梟物語２８） : 梟通信～ホンの戯言

冥王星が惑星から外されることが決まったとかでいろいろにぎやかだなあ
梟の子供の頃は野尻抱影という人の本があって楽しい星の話を読んだっけ
「鞍馬天狗」を書いた大佛次郎さんのお兄さんさ
冥王星って和名をつけたのも野尻さんなんだって
それで中国などアジアの国ではそう呼んでいるんだって

テレビで「冥王星がなくなっちゃう」とか「子供の夢はどうなるの？」「教科書の書きかえが大変だ」なんて言ってたよ

なんかヘンだよ

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冥王星さん、惑星じゃないっていわれたらヒガンで宇宙のかなた、幾億年のかなたへ消えて行ってしまうの？
あなたとアーダコーダ言ってる人類とどちらが先にうまれたの？
地球を壊し宇宙にもゴミをはき散らかしている人類が何と呼ぼうと
あなたはあなただよね

教科書の書きかえって？
書きかえなくてもいいことなのに書きかえたことって日本の出来事じゃなかったっけ？
僕たちの習った教科書と今のを較べたことはないけれど
きっとずいぶん違っているはずだよね

こんな惑惑することってないよ！

惑星ってどういう星のこと？
それは誰がどこでどうやって決めるの？
そのことでどうしてアメリカと他の国が対立するんだろう？
学問と各国の利害対立なんてあるの？
今まで新しい星を発見した人ってどんな人？
僕たちにもそんなことができるのかなあ？
星の観察ってどうするんだろう？

冥王星ってどんな星？
・・・
興味は尽きないなあ

僕たちみたいな子供がたくさんいると思うよ
どんどん教科書でもなんでも書きかえて教えてください
ふだん考えてもみないことばっかりだもの
そしたらニュー野尻さんがたくさん誕生するよ
そしたらもう少しマシな世界になるのかな

Commented by フラミンゴ at 2006-08-25 18:54

こんばんわ、フラミンゴです。
今朝のドシャ降りすごかったですね。

今日は、梟さんに報告があって・・・・・
あっ、ブログに、関係ないコメントでごめんなさい。
（うれしくって！）

ついに、お店でパソコンを買ったんです！！！！！

わぁ～っ、パチパチ☆
なので、これからは怒られない限り頻繁に覗けます。

後輩の、キノコも早速梟さんの覗きたい！と意気込んでました。
では、続きをまた読みたいと思います。。。

では、また遠くない日に会いましょう☆

Commented by saheizi-inokori

at 2006-08-25 19:34

フラミンゴさん、よかったね。でも、仕事は第一だよね。

Commented by tona at 2006-08-25 20:23

鞍馬天狗の大佛次郎の兄の野尻抱影さん命名の冥王星。知らなかったですねえ。惑星から外されてあの世でどう思われているか。
置物洒落ていますね。月らしきものにウサギさん。いつも色彩もいいなあと感心しています。

Commented by saheizi-inokori

at 2006-08-25 20:29

ｔｏｎａさん、そもそも冥王星、冥府の王という名前からして此の世的じゃないですね。でもこれですっかり有名になったのでは？
写真はドタバタと舞台を作りました。ボロ隠しが結構・・。

Commented by sakura at 2006-08-25 20:34

私達夫婦は世間では騒いでいますが　お星様の世界は
サッパリ分からないわね･・・・と話しておりますの。

Commented by saheizi-inokori

at 2006-08-25 21:44

ｓａｋｕｒａさん、いい夫婦です。そうですよね。普段から考えている人なんて滅多にいませんよね。

Commented by 園長 at 2006-08-25 23:06

うとい園長は、何がそんなに騒がなきゃならないのかが
さっぱりわからなかった。
でも、読んでスッキリ！いいんだ、私だけじゃないわなんて
妙に開き直っちゃった。
惑星かどうかなんて当の星にも、こども達にも関係ないな。
のじ丸がキャンプで観た星星星。
その見えたままが彼らの心に刻まれているはず。
それでいいじゃーないかーーー♪

Commented by suppin-kan

at 2006-08-25 23:19

saheiziさんの物語は、メルヘンな社会派って感じですね！
考えさせられます

Commented by saheizi-inokori

at 2006-08-26 09:15

園長さん、飯綱や木島平の星！本当に大きくキラキラと、キラキラ星の歌そのまま。
その星の物語を教えてくれたのが野尻さんでした。細かいことは忘れたけれど、星を見て古今東西の人々がいろんな物語を紡いでいるということがちょっと感動でした。

Commented by saheizi-inokori

at 2006-08-26 09:16

suppin-kanさん、ありがとう。梟たち久しぶりの登場で少しかしこまってしまいましたよ。

Commented by そら at 2006-08-27 11:11

久しぶりの梟物語。金子みすずの詩を思い出したよ。
「……人の知ってる草の名も、どうせだれかがつけたのよ。ほんとの名まえを知ってるは、空のお日さまばかりなの。……」
名まえっておもしろいね。「それ」に名まえがつくと、「それ」に輪郭ができるね。「それ」に名まえがあろうとなかろうと、変わりなくそこにあるのにね。…なんか、そんなことを思ったよ。

Commented by saheizi-inokori

at 2006-08-27 12:18

そらさん、「星の王子様」にも似たような文章がありましたね。
どれだけたくさんのバラがあっても、そのバラに水をやったり手をかけたバラだけが大切なバラなんだ。
チョット違うか（笑

Commented by ちゃめ at 2006-08-27 19:56

　野尻抱影さんの本、先日本屋で見かけました。
　手には取ったのですが、文庫本とは思えぬ値段に驚き、購入には至りませんでした。
　買っておけば良かったですね。
　本との出会いも「一期一会」でしょうか、こうやって買い逃した本を求めて、本屋をはしごする事も珍しくないですね(笑)。


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