すべてのチームを勝たせたい！ 甲子園高校野球

甲子園高校野球もいよいよ準決勝。
３０年ほど前、毎年準々決勝にあわせて甲子園に行くことが何回か、年中行事になりかった。
当時は朝から４試合、要するにその年の良い選手・良いチームをみんな見れたのだ。
「カッチャリ、いかがですか～」からカチ割り氷を買って泊まったホテルの部屋にあったテイパックを入れて頭や額を冷やしながらの観戦。お茶がうまいこと沁み出てきたら飲んで新しいカッチャリを買う。上半身裸で日光浴も兼ねて。
まあ、元気だったよね、俺も。


セピア色の想い出は１９５８年、徳島商業・板東英二と魚津高校・村椿輝雄の投手戦をナント８回にみはじめて１８回まで見たこと。双方譲らず０対０のまま引き分け再試合になったという甲子園の歴史に残る名試合に遭遇したのだ。

中学生の夏休み、弟と二人で甲子園の祖父の家に遊びに行って、そろそろ外野席が無料になるから散歩がてら”甲子園見物”のつもりで下駄を鳴らして行ってみたときのことだ。

甲子園野球も最近はあまり見ない。
なんだか昔と違ってしまったようでもある。
でもたまにテレビを見ていると面白いのは選手の姓だ。
宮坂、青木、宮尾、宮澤、堀・・なんだか高校の同窓会みたいだぜ。
きっと懐かしい方言で励ましあっているんだろうと思うとちょっと胸キュン。