平和な?日本 アメリカにはイラク派遣拒否の陸軍中尉

バスの中で大学生・男同士。ジャージ姿。

「ジーパンが18000円。それでもうナンも残らないよ。」
「お前は家から入れてもらってるだろ?」
「・・・」
「月に10万・・120万だぞ、120万!お前の親がお前に負担しているんだぜ!」
「もうちょっと・・」(下を向いて小さな声で)

ふたりとも体格のよい・素直そうな子だ。体育大学の近くだったから地方から出てきたスポーツマンかも。未来の金メダリスト?

平和な?日本 アメリカにはイラク派遣拒否の陸軍中尉_e0016828_19395684.jpg
道を歩きながら携帯に向かってサラリーマン。30台後半?

「そうさ、今までみんなが会社辞めていくのはあいつのせいさ。悪いのは分かっているさ」
「ウン・ウン」(なにやら相手の言うことにうなずいて)
「だからさ、あいつなんてズウーット毎日ゴルフでも何でも行って会社に出てこなきゃいいんだよ!」
相手は上司の悪口をこぼしている部下か?一生懸命なだめているようでもあった。

みんな頑張っているといえば頑張っている。でも何処か切迫していない。傍から見ているとユーモラスでさえある。

髭彦さんのブログにアメリカの陸軍将校の話が載っている。是非、読んで欲しい。http://blog.goo.ne.jp/nazohige/e/6c645bc7d82d8563603494082dcab2f7イラクに派兵されることはアメリカ憲法に違反するからという理由で派遣を拒否した男だ。逃げたのではない。彼は9・11の後志願して陸軍にはいったのだから。日系人。

アメリカの憲法に違反するからというなら、日本の憲法にはなんて書いてある?
Commented by 髭彦 at 2006-06-12 23:34 x
佐平次さん、お帰りなさい。
内容的にはアメリカ憲法より日本国憲法の方が民主的で平和主義的なのに、やっぱり自らの力で闘いとったものかどうかのちがいなのでしょうか。
なんてことを思わず言いたくなるほど、Watada中尉の<憲法愛国主義>は歴史の重みを感じさせます。

Commented by tona at 2006-06-13 21:06 x
面白い会話のとき耳がダンボのsaheiziさんの顔が見えるようで、生き生きと書かれています。一緒に楽しませていただきました。
陸軍将校さんのお話、勇気があって感動しました。
Commented by saheizi-inokori at 2006-06-13 22:56
tonaさん、こんばんは。29歳だとか偉いですね。私は酔っ払って帰りました。昔の部下たちと、です。
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by saheizi-inokori | 2006-06-12 19:48 | トナリの会話 | Trackback | Comments(3)

ホン、よしなしごと、食べ物、散歩・・


by saheizi-inokori