今最高のアクションだぜ！ タイ映画 「トム・ヤム・クン」

トム・ヤム・クン、タイの辛いスープ。グルメ映画と思いきや（ゲテモノグルメがちょいと顔を出しはしたが）、とんでも活劇映画。飛び切りイキがいい。

筋書きなんてどうでもいいかも。タイの青年。子供の頃から家族以上に大事にしている象の親子が誘拐された！それを奪還すべくシドニーまで追いかけマフイアみたいなのと戦う。中国嫌いなのかも。

タイ式格闘技・ムエタイが息をもつがせず炸裂する。ＣＧやスタントマンを使わず生身で・・というのだがスゲー！スピードがすごい。撮影中に怪我人続出？銃を使わない爽快さ、壁を忍者のように駆け上がる。怒りに燃えて何十人もの悪漢をバギボギ、バギボギ、脚、腕、首・・おりまくる。

これだけのアクション映画を作られるとハリウッドも顔色なしだね。ジャッキー・チエーンの活劇よりもはるかにいきが良い。最初のほうでジャッキー・チエーンが主人公トニー・ジャーとすれ違い顔を見つめあうシーンがある（カメオ出演）。なんだかジャッキーがバトンタッチしているように見えたのは俺だけか？
南伸坊に似た刑事（タイ人）がいいよ