等々力~尾山台~九品仏 入歯の合わない皇后
2026年 06月 07日
きのうの午後は等々力までバス、そこから歩いて尾山台のソーセージの店を探しに行った。
久しぶりにソーセージを食べたいね、と意見が一致したのでカミさんの知っている店に。

九品仏のカフエで本を読んで帰ろうという魂胆があるので、4時間くらい持ち歩いても大丈夫か(保冷剤は持っていった)と訊くが、首をかしげて、ハッキリ大丈夫とは言わない。
じゃ、帰りに寄ります。
少し日差しは強いが、歩くのには気持ちの良い土曜日(大掃除をやり終えると心身が軽くなる)、九品仏まで歩いた。

いぜん来た店のカウンター、飯時だから両側の客すべて何か食っている。
昼飯に近い時間の朝飯だったから、なにも食わずに来て、ちょっと小腹がすいている。
「地鶏玉子のキッシュ」とシャレてみた。

キッシュもうまかったが、生野菜も柔らかくてうまい。
カフエラテのアイスもちゃんとコーヒーの味がする。

『失われた時を求めて』を読む。
パルム大公妃が、暗殺されたオーストリア皇后のことを「かわいそうな皇后さま!なんて気持ちのいいお方だったことでしょう!」というと、ゲルマント公爵夫人は
いつもこんな調子、事実と異なることでもうけ狙いでしゃべることもよくある(オーストリア皇后の入れ歯の件の真偽はわからないけれど)。

パルム大公妃のサロンに登場する人たちの言動(とくに会話)の、滑稽でありながらその人の「真実」を現す機知とユーモアのあふれる描写に、僕は漱石の「猫」を連想する。
人びとを、少し距離をおいて怜悧に、しかし温かさも持って観察する「私」と「吾輩・猫」は似ている。
大学に入ってすぐに一番面白く読んだのが漱石、とくに「猫」には夢中になった。
いま、プルーストに夢中になっているわけのひとつは、こういう所にもあるのかも。

(いつたときも帰りも行列の店)

尾山台から等々力までも歩く、とちゅうの酒屋で紙パックの「高清水」1.8リットルを買う。
等々力からはバスで帰宅。

(尾山台マーケット)
久しぶりにソーセージを食べたいね、と意見が一致したのでカミさんの知っている店に。

九品仏のカフエで本を読んで帰ろうという魂胆があるので、4時間くらい持ち歩いても大丈夫か(保冷剤は持っていった)と訊くが、首をかしげて、ハッキリ大丈夫とは言わない。
じゃ、帰りに寄ります。
少し日差しは強いが、歩くのには気持ちの良い土曜日(大掃除をやり終えると心身が軽くなる)、九品仏まで歩いた。

いぜん来た店のカウンター、飯時だから両側の客すべて何か食っている。
昼飯に近い時間の朝飯だったから、なにも食わずに来て、ちょっと小腹がすいている。
「地鶏玉子のキッシュ」とシャレてみた。

キッシュもうまかったが、生野菜も柔らかくてうまい。
カフエラテのアイスもちゃんとコーヒーの味がする。

『失われた時を求めて』を読む。
長居はまずいかと、思ったそのときママらしき女性がカウンター越しに、笑顔で空いたコップに水を接いでくれる。
パルム大公妃が、暗殺されたオーストリア皇后のことを「かわいそうな皇后さま!なんて気持ちのいいお方だったことでしょう!」というと、ゲルマント公爵夫人は
そうでしたわ。少しばかりおかしなところがあって、ちょっと非常識で、でもとても気のいいかた、とても愛想のいい、ご親切な、変わったかたでしたわ。ただ、わたしにはどうしても分かりませんでした。どうしてあのかたは、ちゃんと合った入れ歯をお買いにならなかったのかしら。あのかたの入れ歯は、何かおっしゃるたびに、いつも終わりまでいかないうちにはずれてしまうので、それをのみこまないために、言葉を途中で切らなければならなかったのですものね

パルム大公妃のサロンに登場する人たちの言動(とくに会話)の、滑稽でありながらその人の「真実」を現す機知とユーモアのあふれる描写に、僕は漱石の「猫」を連想する。
人びとを、少し距離をおいて怜悧に、しかし温かさも持って観察する「私」と「吾輩・猫」は似ている。
大学に入ってすぐに一番面白く読んだのが漱石、とくに「猫」には夢中になった。
いま、プルーストに夢中になっているわけのひとつは、こういう所にもあるのかも。

帰りも歩いて尾山台のソーセージ屋によって、少し迷って三種のソーセージを一本ずつ買う。
100グラム580円、一本何グラムか尋ねればよかったのに、「一本100グラムくらい」という表示に恐れをなして、それだけにしたのだが、勘定してもらうと680円、あの表示は別の大きなソーセージのものだったようだ。
せっかく尾山台まで行って、ちょっと物足りないような気もしたがそのまま外にでた。
100グラム580円、一本何グラムか尋ねればよかったのに、「一本100グラムくらい」という表示に恐れをなして、それだけにしたのだが、勘定してもらうと680円、あの表示は別の大きなソーセージのものだったようだ。
せっかく尾山台まで行って、ちょっと物足りないような気もしたがそのまま外にでた。

尾山台から等々力までも歩く、とちゅうの酒屋で紙パックの「高清水」1.8リットルを買う。
等々力からはバスで帰宅。

ソーセージ屋さんのすぐそばに長らく住んでおりました。写真がみんな、今も良く動く界隈で楽しくなります。行列のお店はまだ知りませんでした。尾山台市場の花屋さん、こないだ紫陽花を買おうかと悩んだところです。
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ソーセージのお店の看板がとってもかわいらしくて、そこのソーセージはきっとおいしいんだろうな。
> yossina-laniさん、一本百グラムくらいという他の太いソーセージについている表示を錯覚してしまいました。
毎日(2~3合)飲む酒は、安い純米酒が一番いいです。
大吟醸は値段もさることながら、たくさん飲むとしつこく感じます。
東北や新潟の酒が合っているように思っています。
毎日(2~3合)飲む酒は、安い純米酒が一番いいです。
大吟醸は値段もさることながら、たくさん飲むとしつこく感じます。
東北や新潟の酒が合っているように思っています。
by saheizi-inokori
| 2026-06-07 09:21
| こんなところがあったよ
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Comments(6)
