燕が飛んだ
2026年 05月 16日
大谷選手のスーパー活躍ぶりを、まるで野球漫画を見ているみたい、という人がいる。
僕は今年のヤクルトスワローズの活躍も野球漫画のようだと思う。
こちらは一人のスーパースターがいるのではなくて、どちらかというと無名の選手たち全員が、チームワークよろしく日替わりでヒーローとなって、スターの多いチームに勝ち続けている。
特筆すべきはきのうの中日戦のように、奇跡的逆転が多いこと。
若い無名の選手たちが躍動するのを見るのはとても精神衛生によろしいのだ。

佐藤愛子が亡くなった。
僕は彼女の作品をそんなに読んだわけではないが、「血脈」に強い印象をもっている。
佐藤一族の人びとの壮絶な生きざま―この言葉、あまり好きじゃないけれど、この小説の登場人物たちには使いたくなる―が、嘘も隠しもなく、というより隠しておいてほしいようなことまで、ユーモアで包んで書いてあって、ときには嫌になるくらいの迫力を感じた。
お母さんの詩で多くの人を感動させたサトウハチロ−の母泣かせも凄まじい。
たまに家に帰ってきて、寝転がっていると思うとサラサラと、あの感動的な母の詩を作ってしまうのだ。
直木賞の「戦いすんで日が暮れて」もよかったけれど、あれを代表作というのなら、僕はやはり「血脈」が彼女の代表作ではないか、と思う。
あんなのを書いちゃうと、あとは腑抜けみたいになって、気楽に筆の趣くまま書いていたんじゃないか、と言いたくなるくらいだ。
何を知ったふうな!と天から舌打ちが聞こえそうだ。

僕はまいにち多くのブログに目を通す、それが楽しみだ。
いろんな考え方、知識や暮らしぶりを知って、勉強になることも少なくない。
美しい写真や、可愛いエゾリーの姿などを目にするのは喜びでもある。
たとえ僕とはかけはなれたリッチな暮らしをしていたり、僕と政治や社会に対する考え方とは違っているかにみえても、自分と異なる生活と意見を知ることも意味のないことではないと思う。
ただひとつ、細かいフオントで書かれるお方にお願いがある。
どうか、もう少し読みやすい普通の大きさのフオントで書いてもらえないだろうか。
虫眼鏡で読まないと判別できないようなブログ、そんなに嫌なら読まなきゃいいとおつしやるのかもしれないけれど、一生懸命、目を凝らして読むと、それが内容の充実した文章が多いので、通り過ぎるのは惜しいのです。
正直言って、根気気力のない日は、文章をスルー(眺めはするけれど)してしまうこともあるのが残念なのです。
読んでくれと頼んだわけでもないのに、勝手にやってきて、余計なお世話だ、ということは重々承知の上のお願いであります。

1894年から1906年までのフランスで続いたドレ―フエス事件。
ユダヤ人の陸軍大尉・ドレ―フエスが反逆罪で有罪とされた冤罪事件がフランスをドレ―フエス派と反ドレ―フエス派の対立の渦に巻きこむ。
エミール・ゾラを先頭に、プルーストなど多くの知識人がドレ―フエスの擁護に立ち上がる。
日本の松川事件がドレ―フエス事件に擬せられたことを覚えている。
『失われた時を求めて』のなかの社交界でも、この事件が貴婦人のサロンの話題になって、多くの人が反ドレ―フエス派・反ユダヤであるなかで、「私」の親友であるロベールことサン=ルー侯爵やブロック(劇作家・ユダヤ人)などのドレ―フエス派的言動がコミカルに描かれる。
ドレ―フエス派系・親ユダヤ人たちが「組合」を組織して陰謀を巡らせているというフェイク噂を信じ込んでいる貴族たちに批判的な描写ではあるけれど。
今の日本人もおさらいすべき事件だ。

ゲルマント公爵の実の妹でロベールの母親、マルサント公爵夫人について
いるいる、そういう人。
僕は嘲笑するほどの知性はないけれど、面白いと思ってみている。

もう一つ。
分かりにくいけど、なんとも愉快な文章だ。
僕は今年のヤクルトスワローズの活躍も野球漫画のようだと思う。
こちらは一人のスーパースターがいるのではなくて、どちらかというと無名の選手たち全員が、チームワークよろしく日替わりでヒーローとなって、スターの多いチームに勝ち続けている。
特筆すべきはきのうの中日戦のように、奇跡的逆転が多いこと。
若い無名の選手たちが躍動するのを見るのはとても精神衛生によろしいのだ。

佐藤愛子が亡くなった。
僕は彼女の作品をそんなに読んだわけではないが、「血脈」に強い印象をもっている。
佐藤一族の人びとの壮絶な生きざま―この言葉、あまり好きじゃないけれど、この小説の登場人物たちには使いたくなる―が、嘘も隠しもなく、というより隠しておいてほしいようなことまで、ユーモアで包んで書いてあって、ときには嫌になるくらいの迫力を感じた。
お母さんの詩で多くの人を感動させたサトウハチロ−の母泣かせも凄まじい。
たまに家に帰ってきて、寝転がっていると思うとサラサラと、あの感動的な母の詩を作ってしまうのだ。
直木賞の「戦いすんで日が暮れて」もよかったけれど、あれを代表作というのなら、僕はやはり「血脈」が彼女の代表作ではないか、と思う。
あんなのを書いちゃうと、あとは腑抜けみたいになって、気楽に筆の趣くまま書いていたんじゃないか、と言いたくなるくらいだ。
何を知ったふうな!と天から舌打ちが聞こえそうだ。

僕はまいにち多くのブログに目を通す、それが楽しみだ。
いろんな考え方、知識や暮らしぶりを知って、勉強になることも少なくない。
美しい写真や、可愛いエゾリーの姿などを目にするのは喜びでもある。
たとえ僕とはかけはなれたリッチな暮らしをしていたり、僕と政治や社会に対する考え方とは違っているかにみえても、自分と異なる生活と意見を知ることも意味のないことではないと思う。
ただひとつ、細かいフオントで書かれるお方にお願いがある。
どうか、もう少し読みやすい普通の大きさのフオントで書いてもらえないだろうか。
虫眼鏡で読まないと判別できないようなブログ、そんなに嫌なら読まなきゃいいとおつしやるのかもしれないけれど、一生懸命、目を凝らして読むと、それが内容の充実した文章が多いので、通り過ぎるのは惜しいのです。
正直言って、根気気力のない日は、文章をスルー(眺めはするけれど)してしまうこともあるのが残念なのです。
読んでくれと頼んだわけでもないのに、勝手にやってきて、余計なお世話だ、ということは重々承知の上のお願いであります。

1894年から1906年までのフランスで続いたドレ―フエス事件。
ユダヤ人の陸軍大尉・ドレ―フエスが反逆罪で有罪とされた冤罪事件がフランスをドレ―フエス派と反ドレ―フエス派の対立の渦に巻きこむ。
エミール・ゾラを先頭に、プルーストなど多くの知識人がドレ―フエスの擁護に立ち上がる。
日本の松川事件がドレ―フエス事件に擬せられたことを覚えている。
『失われた時を求めて』のなかの社交界でも、この事件が貴婦人のサロンの話題になって、多くの人が反ドレ―フエス派・反ユダヤであるなかで、「私」の親友であるロベールことサン=ルー侯爵やブロック(劇作家・ユダヤ人)などのドレ―フエス派的言動がコミカルに描かれる。
ドレ―フエス派系・親ユダヤ人たちが「組合」を組織して陰謀を巡らせているというフェイク噂を信じ込んでいる貴族たちに批判的な描写ではあるけれど。
今の日本人もおさらいすべき事件だ。

ゲルマント公爵の実の妹でロベールの母親、マルサント公爵夫人について
彼女は親族が数多く、しかもその人たちをとても愛していたし、またゆっくりした話し方なのに説明好きだったから、自分の親戚のことを他人に分からせようとすると(いささかも相手を驚かせようという気持などなく、ただ懸命に、けなげな農民や素晴らしい猟番の話をしたいだけなのに)、ついヨーロッパのあちこちの領主のもとに組みこまれた親戚の名を次々と挙げることになり、彼女ほど輝かしい家柄でない人たちはそれを許せないことだと思ったし、もしもそれが多少知的な人間だったら、そのやり方をばかげたことだと嘲笑するのだった。
いるいる、そういう人。
僕は嘲笑するほどの知性はないけれど、面白いと思ってみている。

もう一つ。
貴婦人であるということは、貴婦人を演ずることだ。つまりある点では、気どらない態度を演ずることだ。これはきわめて高価につく演技である。というのも、気どらない態度が人びとの心を奪うのは、気どることもできるということが知られている場合であり、つまりは金持ちの場合だからだ。
フォントの細かいブログってのは知りませんが、読みにくそうですね^^
私は、バックが黒いとどうしても見えづらくて断念してるブログがあって、でもその方の好みなんだかろうから仕方がないなと思っているわけです。
私は、バックが黒いとどうしても見えづらくて断念してるブログがあって、でもその方の好みなんだかろうから仕方がないなと思っているわけです。
7
> toti2024さん、おつしやる通り、お願いですから、無視されても仕方ないと思ってはいます。
こんにちわ
今年のヤクルトの躍進は、すごいことですね!村上選手が抜けて、監督が代わって、こんなに変わるものかと思いますね。夫も私もタイガースファンなのですが、神宮での負けは悔しくもありましたが、常勝のプレッシャーが出てきているのかなと、今、見ていて少々しんどいです。
しかし、まだ始まったばかり、この先が楽しみです。
今年のヤクルトの躍進は、すごいことですね!村上選手が抜けて、監督が代わって、こんなに変わるものかと思いますね。夫も私もタイガースファンなのですが、神宮での負けは悔しくもありましたが、常勝のプレッシャーが出てきているのかなと、今、見ていて少々しんどいです。
しかし、まだ始まったばかり、この先が楽しみです。
佐平次さまがお使いのパソコンは Windows でしょうか?
<Windows ブログ文字の拡大>で検索したら、
キーボードの Ctrl キーを押しながら + (プラス) キーを押す
という答えが出てきました。
わたしは Mac なので、ブログ画面の文字が小さいときは、
キーパッドを2本指で拡大しています。
<Windows ブログ文字の拡大>で検索したら、
キーボードの Ctrl キーを押しながら + (プラス) キーを押す
という答えが出てきました。
わたしは Mac なので、ブログ画面の文字が小さいときは、
キーパッドを2本指で拡大しています。
インターネットのページは自分の好きな倍率で拡大して読むことが可能です(縮小も可)。
「ブラウザ 拡大表示方法」と検索すれば、やり方が出てくるはずなので、
何にも難しいことはないです。
googleのAIの回答は以下の通り。
“ブラウザの拡大表示は、キーボードの「Ctrl」キー(Macは「Command」キー)を押しながら「+」キーを押すのが最も簡単です。元に戻すには「0」キーを、縮小するには「ー」キーを押します。各ブラウザのメニュー設定からも変更可能です”
「ブラウザ 拡大表示方法」と検索すれば、やり方が出てくるはずなので、
何にも難しいことはないです。
googleのAIの回答は以下の通り。
“ブラウザの拡大表示は、キーボードの「Ctrl」キー(Macは「Command」キー)を押しながら「+」キーを押すのが最も簡単です。元に戻すには「0」キーを、縮小するには「ー」キーを押します。各ブラウザのメニュー設定からも変更可能です”
> byogakudoさん、ありがとう、目の前の画面だけで苦闘していましたが、そんな方法があるとは知りませんでした。試してみます。
あっ、失礼しました。「キーパッド」ではなく「トラックパッド」です。
Macは、メカが苦手なひとにも使いやすいですよ。
Macは、メカが苦手なひとにも使いやすいですよ。
> byogakudoさん、ありがとう。なんどやってもうまくいかない。
よくよくいただいたコメントを読みなおしたら、コントロールキーでした。
私はCapslockを懸命におしていたのでした。
メカが苦手以前ですね。
よくよくいただいたコメントを読みなおしたら、コントロールキーでした。
私はCapslockを懸命におしていたのでした。
メカが苦手以前ですね。
> maya653さん、へえ、そんな方法も!ありがとう。
by saheizi-inokori
| 2026-05-16 11:44
| 今週の1冊、又は2・3冊
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