忘恩の法則
2026年 04月 11日
きのうのブログに小泉八雲が若い頃大久保に住んだと書いたのは、僕の勘違いでした。
彼は40歳のときに来日して松江に住んだので、大久保は終焉の地でした。
親切に教えて下さる方がいて(ありがとう)、直しました。
僕は八雲の小説をいくつか読んだし、「小泉八雲東大講義録」という未読の文庫本も持っていますが、こんな常識的な間違いをしてしまいました。

ギリシャの彼が幼少及び青年時代を過ごした土地にある銘板のコピーが二枚飾られてあって、そこに「LIVED HERE FOR MOST OF HIS BOYHOOD(YOUTH)」とあった、その「HERE」を「ここ」すなわち大久保だと早とちりしたのです。
ちょっと、なんで二枚なんだ?とは思ったのですがねえ、ぼけてるな。

(園芸高校で)

(園芸高校で)
小雨なので傘をもっていたが、持っていかれそうなほど強い風が吹くので、よほど強い雨の時以外はささずに歩いた。

園芸高校の構内から、ずっと後になり先になりした高校生たちも傘をささずによくしゃべっていた。

等々力駅についてそのまま戻ろうと思ったが、「等々力渓谷」への案内表示が目につき、そうだ、土砂崩れかなにかで閉鎖になっていた渓谷に入れるようになったんだ、とちょっと階段をおりて入口の近くを歩いてみた。


こんどもう少し早い時間にきて、神社の方まで歩いてみよう。

『失われた時を求めて 第二編 花咲く乙女たちのかげに Ⅰ』から。
スワンはオデットと結婚したときに、彼女との仲をとりもったヴェルデュラン夫人の小さな党派とはつきあわないようにと彼女に頼んだ。
それについて
この文章の意味がわかりにくかったので、chat君と(文字入力で)話してみた、すると。
プルーストの命題「私たちは他人の情念(社会的に構造化された情念の体系)しか知らない」が、ここにもつながっていることがわかった。
つまり、スワンがオデットを愛するようになったのは、じつはヴェルデュラン夫人の仲介(他人の情念の媒介)があったからであって、スワン自身の選択や働きによってものではなかったが、いったん恋愛が成立すると、それはまるで最初から自分の運命であったかのように考えたい。
さらに媒介を残しておくと、媒介によって奪われる不安がある。
恋愛にかぎらず記憶や自己認識そのものについても、じつは他人によってもたらされるのだが、とくに恋愛は二人だけの閉じた世界であるから、媒介を消したいという思いが強くなる。
それが「忘恩の法則」であり「情念の自己書き換えの法則」でもある。
そして、仲介人は、いつまでも感謝され、影響力のある関係を持ちつづけられると思っているから「先見の明がない」か、そう思っていなかったとしたら「無私無欲である」ことになってしまうのだ。
ソシュールのラングを想うね。






彼は40歳のときに来日して松江に住んだので、大久保は終焉の地でした。
親切に教えて下さる方がいて(ありがとう)、直しました。
僕は八雲の小説をいくつか読んだし、「小泉八雲東大講義録」という未読の文庫本も持っていますが、こんな常識的な間違いをしてしまいました。
朝ドラは見ません。

ギリシャの彼が幼少及び青年時代を過ごした土地にある銘板のコピーが二枚飾られてあって、そこに「LIVED HERE FOR MOST OF HIS BOYHOOD(YOUTH)」とあった、その「HERE」を「ここ」すなわち大久保だと早とちりしたのです。
ちょっと、なんで二枚なんだ?とは思ったのですがねえ、ぼけてるな。

きのうの夕方は、なんとなく散歩に出るのが億劫だったが、まあ、ちょっとだけ外の空気を吸ってこようと出かけた。
するといつものように、気力がわいてきて等々力駅まで歩いた。
するといつものように、気力がわいてきて等々力駅まで歩いた。

小雨なので傘をもっていたが、持っていかれそうなほど強い風が吹くので、よほど強い雨の時以外はささずに歩いた。

園芸高校の構内から、ずっと後になり先になりした高校生たちも傘をささずによくしゃべっていた。

等々力駅についてそのまま戻ろうと思ったが、「等々力渓谷」への案内表示が目につき、そうだ、土砂崩れかなにかで閉鎖になっていた渓谷に入れるようになったんだ、とちょっと階段をおりて入口の近くを歩いてみた。


こんどもう少し早い時間にきて、神社の方まで歩いてみよう。

『失われた時を求めて 第二編 花咲く乙女たちのかげに Ⅰ』から。
スワンはオデットと結婚したときに、彼女との仲をとりもったヴェルデュラン夫人の小さな党派とはつきあわないようにと彼女に頼んだ。
それについて
彼にはそのように要求する多くの理由があったが、たとえそうした理由がなかったとしても、やはり彼は忘恩の法則に従って同じことを要求しただろう―その法則は例外を許さないもので、それによって、仲介人はだれもかれも先見の明がないか、または無私無欲であることがはっきりするのである。とあった。
この文章の意味がわかりにくかったので、chat君と(文字入力で)話してみた、すると。
プルーストの命題「私たちは他人の情念(社会的に構造化された情念の体系)しか知らない」が、ここにもつながっていることがわかった。
つまり、スワンがオデットを愛するようになったのは、じつはヴェルデュラン夫人の仲介(他人の情念の媒介)があったからであって、スワン自身の選択や働きによってものではなかったが、いったん恋愛が成立すると、それはまるで最初から自分の運命であったかのように考えたい。
さらに媒介を残しておくと、媒介によって奪われる不安がある。
恋愛にかぎらず記憶や自己認識そのものについても、じつは他人によってもたらされるのだが、とくに恋愛は二人だけの閉じた世界であるから、媒介を消したいという思いが強くなる。
それが「忘恩の法則」であり「情念の自己書き換えの法則」でもある。
そして、仲介人は、いつまでも感謝され、影響力のある関係を持ちつづけられると思っているから「先見の明がない」か、そう思っていなかったとしたら「無私無欲である」ことになってしまうのだ。
ソシュールのラングを想うね。


等々力渓谷の詳しい写真を感謝いたします ほんとうに懐かしぃです~*
こちらも桜が美しく咲いています ドイツ人は日本人のように桜には思い入れがないようで
そんな時は感覚の差を感じている日本人の私です
そんな中、下のじゅんちゃんの国債金利の動画をみました。
現在の貧弱な政権に依って立つ状況にぶるっとしました
数年前に当地でこの件が一般報道された時には、夫はじめ周囲の友人から
本当に日本はそんな状況の国なのかと問い詰められましたが。。 下の動画はご存知かもしれませんが
あの伊佐進一氏の国会質問と淳ちゃんの平易な説明。 添付迄申し上げます(お節介 すみません)
https://www.youtube.com/watch?v=W3nBdSimuXU
こちらも桜が美しく咲いています ドイツ人は日本人のように桜には思い入れがないようで
そんな時は感覚の差を感じている日本人の私です
そんな中、下のじゅんちゃんの国債金利の動画をみました。
現在の貧弱な政権に依って立つ状況にぶるっとしました
数年前に当地でこの件が一般報道された時には、夫はじめ周囲の友人から
本当に日本はそんな状況の国なのかと問い詰められましたが。。 下の動画はご存知かもしれませんが
あの伊佐進一氏の国会質問と淳ちゃんの平易な説明。 添付迄申し上げます(お節介 すみません)
https://www.youtube.com/watch?v=W3nBdSimuXU
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プルーストの引用、胸に響きました。
> chronoir2023さん、プルーストはみんな引用したくなるところばかりです。
私にとって、タイムリーな小泉八雲さんの記事。こんなに立派なプレートがあるのですね。「東大講義録」という本を未読のままにするのは、もったいないですよ。
> barnes_and_nobleさん、彼の地のプレートのコピーが寄贈されたそうです。
「東大、、」、いぜんちょっと読み始めたのですが、難解だったかで途中下車したままになっています。
そのうちいつか縁があったら、読んでみようと思います。
「東大、、」、いぜんちょっと読み始めたのですが、難解だったかで途中下車したままになっています。
そのうちいつか縁があったら、読んでみようと思います。
by saheizi-inokori
| 2026-04-11 11:44
| 今週の1冊、又は2・3冊
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Comments(6)