くしゃみ
2026年 03月 26日
きのうの散歩は小雨のなかを傘をさして歩いた。
呑川の桜も7分咲き、ちょっと陰気な桜も悪くはないか。

歩きはじめは、きょうは3千歩くらいでやめようかと思うけれど、花を写しながら歩いていると、けっきょく5千歩になる。

マツキヨで石鹸を買うとき、レジでポイントを貰おうとするが、スマホの通信状態が悪くてアプリが開けない。
ポイントもさることながら、ルーレットで割引をあてるのが楽しみなのだ。
カミさんは、マツキヨの値段はルーレットの割引を織り込み済みではないかというが、確かめるほどの意欲はない。

家の前で、向こうから自転車できた角の奥さん、近寄りながら「聞いたよ、」と同情のこもった声。
Iさんから聞いたのだろう。
「わかるわかる」を繰り返し、僕の話を聞いてくれた。
Iさんといい角の奥さんといい、サンチの散歩で知り合った人たちだ。
あいつと散歩して、どれだけ多くの人と話を出来たかわかりゃしない。

帰宅して、本を読もうとしてスポティファイをつけたら、「道(ジェルソミーナ)」がかかった。
日本公開は1957年、僕はまだ14歳、見た記憶があるのはもつとあとのリバイバル上映だったのかもしれない。
子ども心に哀切な映画だと思った。

「チェロ湖」697頁まで読む。
つぎつぎにこれでもかこれでもかと夢のようなお伽噺をくりだして、いささか鼻につくようだ。
それでも、そういう気持になりかかると、ちょっと感動的なエピソードも出てくるし、あと200頁ほどだから、最後まで読もう。
貝櫓、蜃気楼のこと。
蜃はハマグリで、巨大な蛤が妖気を放って楼閣を描いたという「史記」の記述が語源だという。
小説のチェロ湖は琵琶湖を思わせるが、琵琶湖にも蜃気楼は見られるらしい。
今頃になってこんなことを知って心を癒す。

ハアックション!
大きなクシャミをして反射的にソファを振り返る。
耳が聞こえなくなったサンチでも、僕のクシャミでは目を覚まして首を上げ耳をぴくっと動かしたのだ。
屁をひって可笑しくもない独り者、だねこりゃ。




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呑川の桜も7分咲き、ちょっと陰気な桜も悪くはないか。

歩きはじめは、きょうは3千歩くらいでやめようかと思うけれど、花を写しながら歩いていると、けっきょく5千歩になる。

マツキヨで石鹸を買うとき、レジでポイントを貰おうとするが、スマホの通信状態が悪くてアプリが開けない。
ポイントもさることながら、ルーレットで割引をあてるのが楽しみなのだ。
カミさんは、マツキヨの値段はルーレットの割引を織り込み済みではないかというが、確かめるほどの意欲はない。

家の前で、向こうから自転車できた角の奥さん、近寄りながら「聞いたよ、」と同情のこもった声。
Iさんから聞いたのだろう。
「わかるわかる」を繰り返し、僕の話を聞いてくれた。
Iさんといい角の奥さんといい、サンチの散歩で知り合った人たちだ。
あいつと散歩して、どれだけ多くの人と話を出来たかわかりゃしない。

帰宅して、本を読もうとしてスポティファイをつけたら、「道(ジェルソミーナ)」がかかった。
日本公開は1957年、僕はまだ14歳、見た記憶があるのはもつとあとのリバイバル上映だったのかもしれない。
子ども心に哀切な映画だと思った。

「チェロ湖」697頁まで読む。
つぎつぎにこれでもかこれでもかと夢のようなお伽噺をくりだして、いささか鼻につくようだ。
それでも、そういう気持になりかかると、ちょっと感動的なエピソードも出てくるし、あと200頁ほどだから、最後まで読もう。
貝櫓、蜃気楼のこと。
蜃はハマグリで、巨大な蛤が妖気を放って楼閣を描いたという「史記」の記述が語源だという。
小説のチェロ湖は琵琶湖を思わせるが、琵琶湖にも蜃気楼は見られるらしい。
今頃になってこんなことを知って心を癒す。

ハアックション!
大きなクシャミをして反射的にソファを振り返る。
耳が聞こえなくなったサンチでも、僕のクシャミでは目を覚まして首を上げ耳をぴくっと動かしたのだ。
屁をひって可笑しくもない独り者、だねこりゃ。

「道」は小さい頃に見た映画です。小さかったのに、主役の2人の演技のすばらしさに圧倒されたのを覚えています。
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> barnes_and_nobleさん、アンソニー・クイーンは贔屓でした。
by saheizi-inokori
| 2026-03-26 10:09
| よしなしごと
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Comments(2)