間違いだらけ?
2026年 03月 08日
きのうは、金曜日に大掃除の繰り上げ施工、そのうえカミさんが早い時間に外出したので、まるでふつうのひとの土曜日のようにのんびり過ごせた。
昼飯後、サンチが寝たので散歩兼買物に出た。

そうそうアマゾンで「失われた時を求めて」の全巻セットを買ったのが、28日到着の予定だつたのに早く着いたのでワクワクして開いてみたら、なんと井上究一郎の訳ではないか。
アマゾンの検索で「鈴木道彦訳」と入力して、ずっとそれが出ていたので、井上訳であることに気づかなかったのだ。
立派な装丁だけれど、活字が小さい。
鈴木道彦訳を読みとおせたら、そしてまだその気力が残っていたら、吉川一義の訳のを読むつもりだから、井上さんには申し訳ないけれど、お引き取り願うことにして、返品手続きもした。


ローソンで返品の荷物を出して、マツキヨで歯ブラシを買って帰宅、4032歩。
そのあとは、夕方までずっと「失われた時を求めて」を読んだ。
オデットといっしょにヴエルデュラン家のサロンに通ったスワンは、このサロンの人たちを、社交界の連中より感じが良くて、頭もよくて芸術家揃いだと思うのだが、実はそれは、そこで味わったオデットに対する恋の喜びが、彼らの上に反映していたものに過ぎなかったのだ。
このサロンに集う人々が、自由闊達なように見えて、その実、ヴェルデュラン夫人の機嫌を損ねないことを至上命題にする俗物・信者の集まりに過ぎないことを、プルーストはシニカルかつユーモラスに描き出す。

(カミさん作の針金細工)
昼飯後、サンチが寝たので散歩兼買物に出た。

そうそうアマゾンで「失われた時を求めて」の全巻セットを買ったのが、28日到着の予定だつたのに早く着いたのでワクワクして開いてみたら、なんと井上究一郎の訳ではないか。
アマゾンの検索で「鈴木道彦訳」と入力して、ずっとそれが出ていたので、井上訳であることに気づかなかったのだ。
立派な装丁だけれど、活字が小さい。
鈴木道彦訳を読みとおせたら、そしてまだその気力が残っていたら、吉川一義の訳のを読むつもりだから、井上さんには申し訳ないけれど、お引き取り願うことにして、返品手続きもした。

写真を撮っている僕に「こんにちは!」と声をかけた子、二人とも肩までの長いカミ、利発そうな顔がにこにこしてベンチに並んでいる。
「きょうだい?」と訊くと、ハイ、と頷く。
「よく似ているね、君がお姉さん?」と左の子に訊くと「男です」、ついで隣の子も「男です」とキツパリの二重奏、こりゃまたスツレイ!「ごめんね」。

ローソンで返品の荷物を出して、マツキヨで歯ブラシを買って帰宅、4032歩。
そのあとは、夕方までずっと「失われた時を求めて」を読んだ。
オデットといっしょにヴエルデュラン家のサロンに通ったスワンは、このサロンの人たちを、社交界の連中より感じが良くて、頭もよくて芸術家揃いだと思うのだが、実はそれは、そこで味わったオデットに対する恋の喜びが、彼らの上に反映していたものに過ぎなかったのだ。
このサロンに集う人々が、自由闊達なように見えて、その実、ヴェルデュラン夫人の機嫌を損ねないことを至上命題にする俗物・信者の集まりに過ぎないことを、プルーストはシニカルかつユーモラスに描き出す。
この小説は出てくる人物それぞれが、いろんな個性を持って、あたかも人間博物館のようでもある。
19世紀のブルジョワサロンも、現代のセレブさまたち、いや政治家や企業幹部の社交も似たようなものだろう。
こういうところ、現役時代の僕にもあったなあ。
たとえば、今も、テレビやラジオで「個人的には」という前置きで、意見らしきことを云う人を見聞きするといらつく。
個人の意見じゃなくて、誰の意見をいうことがあるというのか。
19世紀のブルジョワサロンも、現代のセレブさまたち、いや政治家や企業幹部の社交も似たようなものだろう。
実を云えば、スワンほど悪意のない信者は一人もいなかった。しかし彼らはみな慎重にも、自分たちの口にする悪口に、よく知られている冗談で味を添えたり、ちょっぴり思い入れや親愛の情をつけ加えたりしていた。ところが、スワンが敢えて口にするごく些細な留保にも、「悪口を言うわけじゃありませんが」といったようなおきまりの文句は省かれており――そこまで身を落とすことをスワンは潔しとしなかったのである―そのためにまるで一つの裏切りのように見えたのである。読者の好みにおもねろうとせず、常套句を利用しない独創的な作家が、ほんのちょっとの大胆さを見せると読者が激怒するように、スワンの場合も、その用語の新しさのために、腹黒い意図があるかのように思われた。
こういうところ、現役時代の僕にもあったなあ。
たとえば、今も、テレビやラジオで「個人的には」という前置きで、意見らしきことを云う人を見聞きするといらつく。
個人の意見じゃなくて、誰の意見をいうことがあるというのか。

奥様作のフクロウ、素敵です♡
7
> pallet-sorairoさん、ありがとう、初めての作品です。
フクロウの針金細工、奥様はずば抜けて器用な方なんですね。
ブログのタイトルにピッタリ👍
ブログのタイトルにピッタリ👍
我が家の双子は、よく男の子に間違われました。
「スカートはいていたのに間違えられたんだよ!」
一番ショックだったのは、
「どっちが兄貴だ?と言われた時」と言っていました。
今は長い髪をなびかせているので、男女の間違いはなくなりましたが、
似たような服装をしていると、姉妹の区別ができない。とまた言われたりして。
私も間違えるんだから仕方ないか。
「スカートはいていたのに間違えられたんだよ!」
一番ショックだったのは、
「どっちが兄貴だ?と言われた時」と言っていました。
今は長い髪をなびかせているので、男女の間違いはなくなりましたが、
似たような服装をしていると、姉妹の区別ができない。とまた言われたりして。
私も間違えるんだから仕方ないか。
> yukiusagi_syakunaさん、プレゼントだと言ってますが、リビングの壁に吊るしています^^。
奥さま、手先が器用ですね。先日の絵も今回のふくろうも本当に素敵です。
by saheizi-inokori
| 2026-03-08 10:12
| 今週の1冊、又は2・3冊
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Comments(10)
