もっと怒れ!

夕べの「1930」は 森山前幹事長が登場した。
朴訥といってもいい、ゆっくりした語りには重みがある。
彼が日中議連の代表として、何人もの中国の要人と会って、水産物の輸入解禁やパンダの貸し出しなど諸問題にういて両国の関係改善に骨を折ったときも、あの誠実な人柄がものを言ったと思う。
そうやって、中国との関係を友好的なものにしておくことは、日本にとってとても大事なことだ。
それを、いつきよにちゃぶ台しをしてしまった高市!

松原の「台湾有事についての高市発言は不用意だと思うか」との問いに、静かに「首相の発言にとやかく言えない 」としつつも「不要な発言ではあつた」と言ってしまう、心中煮えくり返る思いがあるのではないか。

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後藤謙次が、衆議院の解散は総理大臣の専権事項ではない、内閣の行為だとして、小泉が郵政解散をするときに、署名を拒む島村大臣をクビにした事例を挙げた。
今の自民党議員(閣僚)のなかに、それだけの肝の据わった人物はいないのか。
後藤はまた、日独伊三国同盟への転換点になった松岡洋右の国連脱退を、目の前の相手よりも後ろにいる国民を意識した外交だったとして、今の高市の外交姿勢にも同じような傾向がみられることは、危険だ、ともいう。

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報道ステーションに出演した、斎藤と野田、総理候補は野田という。
大越に「新党中道改革は高市に対するアンチテーゼか?」と問われ、慌てた調子で否定した斎藤。
どちらもちょっと残念だ。
もっと踏み込んで、今の自民党・維新のインチキデタラメ政権に対する怒りを顕わにしてほしかった。
生活者の生活ファ―ストという言葉も、現状がめちゃくちゃであることを、強烈に糾弾することがあってはじめて、単なるお題目から、内実をともなう決意となって、心に響くのではないだろうか。

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1945年、アメリカが最初に原爆を投下する都市は京都のはずだった。
その19年前に、夫婦で京都を訪れて、その地の魅力に囚われた男が、そのとき陸軍長官の職にあり、トルーマン大統領に直談判すること二たび、ついに大統領が折れたのだ。
二発目は小倉、しかしB29爆撃機が近づくと小倉には雲があった。
やむなく長崎にむかうと、そこにも雲がある。
最後に上空を通過するとギリギリのタイミングで雲が切れた。
ちょっとした偶然によって、何十万人もの生死が分かたれ、その後の世界を変えた。

われわれの人生は偶然によって支配されている。
そして我々の一挙手一投足が、後の世界、そこに住む人たちに影響を与えている。
世界はカオス的なのだ。

そう考えることが、カオスの中に新たな意味を見出し、混沌として不確実な現実を称えることができるようになる。
と、筆者は言う。

読んでみよやないの。

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Commented by maya653 at 2026-01-17 19:47
菅野さんも同じ点を落胆していました
選挙は戦いなのだから、自民党を倒すぐらいの勢いのある言葉や態度が不可欠だとも。
学会員の従妹も、斎藤さんは本当にいい人なんだけど物足りないとも言っていましたが
どうでしょうか? 選挙戦になると豹変するかもしれませんよ
Commented by saheizi-inokori at 2026-01-17 20:40
> maya653さん、菅野も?そうでしょうね。
人民戦線、生き残りを賭けた戦いですものね。
月曜日を期待して待ちます。
Commented by chronoir2023 at 2026-01-17 20:56
佐平次さん、こんばんは。

「今の自民党・維新のインチキデタラメ政権に対する怒りを顕わにしてほしかった」
公明と立憲が一緒になるとの報道を目にしたとき驚きました。奇異な感じもしました。
怒りに駆られてそうせざるをえないと言ってくれるなら支持のしようもあるのですが、
なんだか残念です。

「アメリカが最初に原爆を投下する都市は京都のはずだった」
三十年ほど前に読んで衝撃を受けた本『京都に原爆を投下せよ』(吉田守男、角川書店)を
久々に思い出し、再読したくなりました。
京都が原爆投下の候補地になっていたことは意外と知られていないように思います。
日本人として知っておくべきことのように思います。
Commented by saheizi-inokori at 2026-01-18 10:28
> chronoir2023さん、新党は、次善につく、ではなく小悪につく、ということになるのでしょうか。
小倉も危ないところだったのですね。
Commented by marrone-marrone at 2026-01-18 16:51
こんにちは。

存知てはいましたが、京都に原爆投下されていたなら私は存在していなかった。
でも、その代わりがあることは重いです。
Commented by saheizi-inokori at 2026-01-18 18:50
> marrone-marroneさん、そういう偶然の数々によって、あなたが今あるのですね。
バーナード・ショーが「自分は、ついに実現しなかった物事を夢見て、『なぜそうならなかったのか?』と問う」と書いて戯曲のなかで書いているそうです。

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by saheizi-inokori | 2026-01-17 13:24 | よしなしごと | Trackback | Comments(6)

ホン、よしなしごと、食べ物、散歩・・


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