トランプが救世主?

きのうは、大掃除のあと都立大学にパンを買いに行った。
いつもの緑道でなくバスのルートをインターバル速歩で。
強い向かい風が負荷をかけてくれるのを好とした。
なんと、歩数をみるとこっちの方が近いのだ。
緑道の方が近道だと思い込んでいた。

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近い上にいつもと違うものが見られた。

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氷川神社も後ろから。


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カフェはいつもの倉式、昼飯を食わずに出たので、なんか食べよう。
朝は夕べのトマト鍋の残りで雑炊を食ったのでパンにしよう。
正月だからお汁粉も食べたい。
というわけで、これが結論。

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見栄えは良くないけど、柔らかなパンと甘いあんこも悪くなかった。
カフェインレスを飲みながら、先日買った本の一冊目を読み始めた。

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米国の福音派は、神の言葉としての聖書、個人的な回心体験、救いの条件としてのキリストへの信仰、そして布教を重視する、複数の教団、教会、個人からなる宗派の壁を超えた宗教集団であり、運動である。
プリンストン神学大学院博士、東京基督教大学准教授、ケンブリッジ大学やロンドン大学の客員フェロー経験の筆者・加藤の定義だ。

アメリカの人口の25%を占めるとされる福音派の6割が、世界は終りつつあると信じている(2022年ピュー研究所)。
主イエスの再臨が近いと信じ、自らを神の側に立つ善の力とみなすことで、世俗化や道徳的退廃という悪と立ち向かう。
彼らにとっての「悪」とは、サタンや悪魔などの実体を伴った悪であり、終末に向かう世界での戦いは、社会の具体的な問題との戦いであるのみならず、背後にある超自然的な悪との霊的な戦いでもある。

イラク戦争を引き起こした息子のブッシュが、人間は猿が進化したものではない、と真面目に信じているのをマイケル・ムーアの「華氏9・11」で知った。
あの映画のブッシュは、ほんとに猿に似ていたなあ。

福音派が最初に米国の主流メデイアから注目されたのは、1976年。その年の大統領選で、民主党の候補ジミー・カーターが、自らを「ボーン・アゲイン」(生まれ変わり」と公言したことがきっかけだ。
しかし、カーターは厳格な政経分離主義を貫いたことで、福音派や原理主義者たちを失望させる。
このカーターへの失望が、南部バプテストや原理主義たちを政治的に結束させる契機となり、やがて福音派は原理主義者たちを取り込む形で、保守的な政治勢力となっていくのだ。

20年代、ジャズエイジに進化論に代表される近代科学と聖書の高等批判にアメリカの伝統的プロテスタント教会が、分裂の危機を迎える中で、終末論という武器をひっさげて原理主義者たちが登場する。
主流メデイアからは相手にされなかった原理主義者たちが独自の文化圏を構築するうえで活用されたのは、とうじ新しいメデイアであったラジオだ。
伝統を重んじる原理主義者たちが、ラジオという近代的なメデイアを貪欲に利用したのは、現代の主流派のメデイアや大学では相手にされない陰謀論や極右思想が、インターネットという新しいメデイアを通じて広まっていくのとよく似ている、と加藤は指摘する。

トランプの登場に当初は戸惑いをみせた福音派は、イスラエル政策や中絶、同性婚などの問題で利害が一致、熱烈な支持基盤となる。
ペンテコステ・カリスマ派は、トランプを終末論的な救世主として位置付ける。

これは最後まで読まなければなるまいて。

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Commented by maru33340 at 2026-01-11 11:02
私も気になって『福音派』入手しました。「トランプが終末論的な救世主」とは…と思いますが、現在の首相に対して「卑弥呼」などと称賛する人々がいるこの国もまた、同様のメンタリティーを持っているのかも知れませぬ…末恐ろしい…
Commented by eblo at 2026-01-11 11:11
以前ネットフリックスで堂々と内部から福音派の実態を描いた怖いドキュメントを観ましたが
結局は権力欲にとりつかれ仮面を被った人たちに従うロボット信者の集団にしか感じませんでした。
福音派・統一教会・オウム真理教・・とSNSで彼らを熱狂的に支持する人たち・・違いが分かりません。
現政権を神のように信じる人たちは「救いの神」が必要な何かがある?
「信者は悪くない」と思っていましたが、ロボット脳が増えた社会、猿の惑星に一直線、かも。
Commented by unjaku at 2026-01-11 14:42
saheijiさん こんにちは。
パンにあんこ・バター、夫の大好物です。
今日も食べてました。ツインズは「きもちわる~~!」の一言。
今日は明日に備えて、髪の手入れに行っています。

終末論、日本にもいますね。エホバの信者。
終末論と言って脅かして、自分の手の内に引きずり込む。
でも、その終末っていつの事なんだろう?

トランプのやっていること自体が、終末へまっすぐ進んでいるような気がするけどねぇ。
あんたと一緒に天国なんか行きたくない。
行った先でも威張られると思うと、もうゾッとする。
トランプさん、あなたの存在こそが終末論に〇をつける存在なのですよ。
Commented by saheizi-inokori at 2026-01-11 19:08
> maru33340さん、私も日本のありようと重ねつつ読んでいます。
まっこと、恐ろしいのです!
Commented by saheizi-inokori at 2026-01-11 19:12
> ebloさん、権力欲に取りつかれた人もいると思いますが、むしろ権力とは無関係にひたすら終末論を信じている人たちの方が多いのでしょう。
そこに私は恐ろしさを感じますよ、かえって。
Commented by saheizi-inokori at 2026-01-11 19:15
> unjakuさん、私はアンパンの方がいいかな、まあ、どっちも嫌いじゃないけれど。
トランプが救世主、ってところはまだ読んでないのです。
おっしゃる通り、終末を感じさせる人物ではありますね、まちがいなく。
Commented at 2026-01-12 09:35
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by saheizi-inokori at 2026-01-12 09:57
> 鍵コメさん、私も同じです、何をしようとしていたのかを確認しながらやらないと恐ろしいことになりそうな塩梅です。
地図を読めるのは大丈夫ですよ^^。
Commented by maya653 at 2026-01-12 12:51
うわ~ こんな車が近所に停まってたら
引っ越したくなる
Commented by saheizi-inokori at 2026-01-12 18:40
> maya653さん、ご近所には静かにしているのでしょうね、さすがに。
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by saheizi-inokori | 2026-01-11 10:03 | 今週の1冊、又は2・3冊 | Trackback | Comments(10)

ホン、よしなしごと、食べ物、散歩・・


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