破れやすい皮膜
2025年 12月 17日
なにかの拍子で裸の腕をぶつけると、すぐに皮膚が破れて血がでてくる。
皮膚湿疹の薬を塗りつづけた副作用、あれはなんというのだろう、薄い膜のボールのなかにゼリーみたいなのが入っていて、膜をつつくとすぐ破れて、つるんと中身が出てきたお菓子、水が出てくる玩具もあったな、あんな状態になっちまったぜ、この爺さんは。

(馬事公苑のツリーハウス)
破れやすい皮膜につつまれたこの身体、この精神。
護ってくれる皮膜を頼らずに、自ら立ち続けていかなければならない。
自分のためでもあるけれど、周りの人の世話を受ける時間を少しでも減らすために。

「世界一わかりやすい量子力学」のなかで、ウイーン大学一年生のボブとアリスが、それと教えられないまま光子を使った実験をさせられて、いろいろ試行錯誤する。
読者の代わりに考えてくれるのだが、二人とも頭が良すぎて僕にはなかなかついていけない。
それでも彼らもショッチュウ「分からない」といい、混乱している。
こんな会話も交わす。
それは、知識をひけらかしていることも多いのだが(イヤミ男です)、語ろうとする状況を説明するのに、その言葉を使った方が理解しやすい場合もある。
それは、ある状況を、普通一般の言葉では説明しがたいような、ある意味では深いところで把握したということで、単なる知識のひけらかしとは違うのだ。
難しい言葉は、そのために存在するのだろうと思う。
アインシュタインですら、匙を投げたような量子の本質についての本を読んで、退屈しないどころか、なにがなしワクワクするのは、そういう言葉の世界を垣間見ることが出来るからかもしれない。




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皮膚湿疹の薬を塗りつづけた副作用、あれはなんというのだろう、薄い膜のボールのなかにゼリーみたいなのが入っていて、膜をつつくとすぐ破れて、つるんと中身が出てきたお菓子、水が出てくる玩具もあったな、あんな状態になっちまったぜ、この爺さんは。

破れやすい皮膜につつまれたこの身体、この精神。
護ってくれる皮膜を頼らずに、自ら立ち続けていかなければならない。
自分のためでもあるけれど、周りの人の世話を受ける時間を少しでも減らすために。

「世界一わかりやすい量子力学」のなかで、ウイーン大学一年生のボブとアリスが、それと教えられないまま光子を使った実験をさせられて、いろいろ試行錯誤する。
読者の代わりに考えてくれるのだが、二人とも頭が良すぎて僕にはなかなかついていけない。
それでも彼らもショッチュウ「分からない」といい、混乱している。
こんな会話も交わす。
アリスが笑顔を浮かべる。「その何かが光子だっていうことはもうわかっているわ。だから光子って言いましょうよ。その方が簡単でしょ」僕もときどき、敢えて難しい、自分でもよくわかっていない言葉を使うことがある。
ボブも笑顔を見せる。「うん、光子というものがどんなものかわかっているんだったら、みんなに教えてあげるといい。アインシュタインは光子の正体を突き止めることができなかった。晩年にこう言ったそうだ。「五十年間、必死に考えてきたが、光量子とは何かという問いに近づくことはできなかった。近ごろでは誰もわかったつもりでいるが、それは間違いだ」ってね。でも、アインシュタインは安心していい。アリスがわかっているから」とボブがアリスをからかう。「でも、『光子』っていう言葉を使うのは、じつはそれが何だかきちんとわかっていなくても、状況について語る一つの手立てにすぎないと思う」
「そのとおりね」とアリスが認める。「たぶん、そういうことね。私たちには、目にするものについて語る言葉が必要だってこと」
それは、知識をひけらかしていることも多いのだが(イヤミ男です)、語ろうとする状況を説明するのに、その言葉を使った方が理解しやすい場合もある。
それは、ある状況を、普通一般の言葉では説明しがたいような、ある意味では深いところで把握したということで、単なる知識のひけらかしとは違うのだ。
難しい言葉は、そのために存在するのだろうと思う。
アインシュタインですら、匙を投げたような量子の本質についての本を読んで、退屈しないどころか、なにがなしワクワクするのは、そういう言葉の世界を垣間見ることが出来るからかもしれない。

分からないことにチャレンジするのは、素晴らしいと思う。
冬場は特に皮膚は悲鳴をあげますね。頭が円滑に動くように時々油脂分を補給しますが、皮膚の方は仲々上手く行かないんですね。
根気強くやるしかないのかなぁ〜。
冬場は特に皮膚は悲鳴をあげますね。頭が円滑に動くように時々油脂分を補給しますが、皮膚の方は仲々上手く行かないんですね。
根気強くやるしかないのかなぁ〜。
2
皮膚科のお薬、ステロイド剤だと思いますが、どうしても皮膚が薄くなってしまうんですよね。
痒いのも痛いのもイヤなものですね。回復されますように。
難解な量子力学の本は手にとろうともしないのですが、そうやって楽なほうへ流されていく私は近いうちに脳内フレイルになってしまうかもしれません。。
痒いのも痛いのもイヤなものですね。回復されますように。
難解な量子力学の本は手にとろうともしないのですが、そうやって楽なほうへ流されていく私は近いうちに脳内フレイルになってしまうかもしれません。。
> Hana3131Hさん、朝晩、全身に保湿剤を塗っています、冷酷な政治家によつて保険適用がなくなることに怯えながら。
> notebook_59さん、フレイル化する脳に喝を与え続けること、いつまで出来るのかと思いつつ。
こんにちは。
すべてが経年劣化のなせること、お辛いこともありますね。でもなるべく自分でとおっしゃる心にじわーと来てしまいました。若いころには考えもしないもろもろが老いには付きまといます。それでも毅然として生きていく、尊敬しかありません。どうぞお大事に。
時々私には意味不明の言葉が使われていて前後関係から類推するのですが、それでもわからぬ時は調べざるを得ません、でも劣化しないためのことと思えばいいのだと考えています。
すべてが経年劣化のなせること、お辛いこともありますね。でもなるべく自分でとおっしゃる心にじわーと来てしまいました。若いころには考えもしないもろもろが老いには付きまといます。それでも毅然として生きていく、尊敬しかありません。どうぞお大事に。
時々私には意味不明の言葉が使われていて前後関係から類推するのですが、それでもわからぬ時は調べざるを得ません、でも劣化しないためのことと思えばいいのだと考えています。
saheijiさん ファイト!!
皮膚が薄くなるのは、ステロイドのせいですね。きっと。
負けるなぁ!
身体の皮膚は薄くなっても、心のひだは厚くて丈夫でしょ?
身体の皮膚が薄くなるのは、困ったこともあるのでしょうが、
外界からの刺激や感覚は、より繊細になって研ぎ澄まされた五感を持ちうることに
繋がっているいるような気がします。
師匠!強い心をお持ちなのだから、冷酷な政治にも負けないで。
軟弱な私に、もっともっと強い刺激を与えてくださいませ。
皮膚が薄くなるのは、ステロイドのせいですね。きっと。
負けるなぁ!
身体の皮膚は薄くなっても、心のひだは厚くて丈夫でしょ?
身体の皮膚が薄くなるのは、困ったこともあるのでしょうが、
外界からの刺激や感覚は、より繊細になって研ぎ澄まされた五感を持ちうることに
繋がっているいるような気がします。
師匠!強い心をお持ちなのだから、冷酷な政治にも負けないで。
軟弱な私に、もっともっと強い刺激を与えてくださいませ。
なります。服用し続ける私もなっております。でも、不可逆のものではなく、お薬(飲む方)を減らせると改善するのではないかと思います。アザにもなりやすいですよね。
> akaiga-beraさん、ひけらかし?どうもすみませんでした。
でも自分も敢えて忘れそうな言葉を使うことにして健忘症対策としています。
なんでもない言葉・言い回しでも、それでよかったか、ほんとの意味はどうだったかと調べもしていますよ。
でも自分も敢えて忘れそうな言葉を使うことにして健忘症対策としています。
なんでもない言葉・言い回しでも、それでよかったか、ほんとの意味はどうだったかと調べもしていますよ。
> unjakuさん、ありがとう、昔デモの時に唄った「若者よ、体を鍛えておけ、美しい心が、たくましい体に支えられる日がいつかはくる」という
歌、御存じですか。
私はいま、なんとか心で体を支える時に至りました^^。
歌、御存じですか。
私はいま、なんとか心で体を支える時に至りました^^。
>若者よ、体を鍛えておけ、美しい心が、たくましい体に支えられる日がいつかはくる
私も歌いましたよ^^。
そして今は顔に大きな痣。
それでも、帽子、メガネ、マスクで顔を隠して用足しと買い物に行ってきました。
帰りのバスでご近所さんと出会い「こんにちは!」誰かな?という顔をしてたので、顔出ししました。
地震の時は頭上に注意が、今回学んだこと^^;
体も脳もフレイル化・・・せめて心は柔軟でありたいのですが。
私も歌いましたよ^^。
そして今は顔に大きな痣。
それでも、帽子、メガネ、マスクで顔を隠して用足しと買い物に行ってきました。
帰りのバスでご近所さんと出会い「こんにちは!」誰かな?という顔をしてたので、顔出ししました。
地震の時は頭上に注意が、今回学んだこと^^;
体も脳もフレイル化・・・せめて心は柔軟でありたいのですが。
こんにちは
広い意味では表皮の菲薄化なんですが、特にステロイドによるものは中止するしか方法はなく、ご存知の通り、あとはひたすら保湿と、傷ができた時は感染予防しかないようです。
疼痛に対しては何かしら対処法はありますが、掻痒感については限界がありますね。
もう何年も頑張っておられるのですよね。
原因不明の掻痒感で精神のバランスを崩す方が少なくない中で、気丈に過ごしておられるsaheiziさんを応援せずにはいられません。
どうしても同年代の父と比べてしまうのですが、痴呆症ではないのに考えることも話すことも怠い、と元教師や元住職とはだんだんとかけ離れていくのが寂しいです。
どこも痛くも痒くもないのに!
広い意味では表皮の菲薄化なんですが、特にステロイドによるものは中止するしか方法はなく、ご存知の通り、あとはひたすら保湿と、傷ができた時は感染予防しかないようです。
疼痛に対しては何かしら対処法はありますが、掻痒感については限界がありますね。
もう何年も頑張っておられるのですよね。
原因不明の掻痒感で精神のバランスを崩す方が少なくない中で、気丈に過ごしておられるsaheiziさんを応援せずにはいられません。
どうしても同年代の父と比べてしまうのですが、痴呆症ではないのに考えることも話すことも怠い、と元教師や元住職とはだんだんとかけ離れていくのが寂しいです。
どこも痛くも痒くもないのに!
> jasmine-booさん、曇天、寒さ、そんな日には自律神経の乱れが出るようです、いぜんはなかった現象です。
加齢も猛スピードで進行しているのですから、ある程度は受け容れるしかないですね。
お父様は、きっと生真面目な方ではありませんか。
ちょっと不良っぽい方が強いかも^^。
加齢も猛スピードで進行しているのですから、ある程度は受け容れるしかないですね。
お父様は、きっと生真面目な方ではありませんか。
ちょっと不良っぽい方が強いかも^^。
by saheizi-inokori
| 2025-12-17 09:41
| 今週の1冊、又は2・3冊
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Comments(18)