きりきりしゃんと

澄んだ青空にぴりっとした冷気、いいなあ、気持がしゃんとする。
亡母の句が想われる。
裸木のきりきりしゃんと空青し
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(これはゆうべの散歩で見た富士)

ルーテイン家事を終えてシャワーを浴びる。
真っ裸でパジャマを手洗いしたあと、思いついて座椅子をひっくり返してゴシゴシ洗った。
新品のように、とはならないけれど、黒いものが落とせて気持がすっきりする。
まいにち、少しづつ気の付いたところをきれいにする。
エントロ君のおかげで、いくらやっても汚れの方が追い越していくのは、いくら毎日ストレッチや筋トレをやっても体力が落ちていくのと同じだけれど、汚れにあらがうことで心身が平常を保っていけるように思う。

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斧をふりあげた冬の蟷螂とでもいうべきか。

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「ジェイムズ」(パーシヴァル・エヴェレット)、あれだけの傑作を昨日の紹介だけでは申し訳ない。
黒人奴隷は、ほんとはキチンとした英語を話せるけれど、白人の前では独特の「黒ん坊」の言葉を使う。
いかにも無知であるかのように。
それは、白人(とくに女性)をまっすぐに見ることが、または白人に自分の意見を云ったりすることが、リンチにつながるように、奴隷の守るべき決まりの一丁目一番地なのだ。
そのジェイムズが、ハックに語った言葉から。

わしはこう思うだ。規則に頼らねえと何が正しいかわからねえようならーそれから、人に説明してもらわねえと何が正しいか分からねえようなら―決して正しいことなんてできねえだ。善悪の区別を神様に教えてもらわねえと分からねえなら、そんなものは一生かかっても分かりゃしねえだ。

ハックが「けど、法律では、、、」というと、

善悪と法律はなんの関係もねえだよ。法律はただ、わしが奴隷だと言っとるだよ。

とジェイムズが答える。
ジェイムズが白人・ハックにこれだけの意見を云うのは、二人が友だちだからだ。

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ジェイムズが深い教養の持主であることを示す言葉のひとつ。

私はヴォルテールが宗教の違いに関して唱えた「寛容論」を読んで夢中になったが、実際には論の内容というよりも、論の構成、話の進め方、論理的誤謬の指摘に興味を覚えたのだった。
というわけで、そうした著作を読んだ後では、聖書は最もつまらない本だった。話には入り込めず、入り込みたいとも思わなかった。そして結局、それは敵の道具だと理解した。私はその時”敵”という言葉を選んだし、今でもきっとそうするだろう。というのも、”抑圧者”と言ってしまうと、そこには必ず被害者が措定されるからだ。

「聖書は敵の道具」!
これは現代の小説、現代人に向けて書かれた小説なのだ。

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Commented by unjaku at 2025-12-12 22:21
saheijiさん ごめんね。今日はもう書けない。明日書くわ。
Commented by saheizi-inokori at 2025-12-13 12:03
> unjakuさん、どうなさいましたか、大丈夫?
Commented by unjaku at 2025-12-13 13:40
単純な疲れです。
一日の間に4つも予定をいれて、
電車やバス・徒歩で片づけました。
近頃そんな無茶をしたことがなかったので、
さすがに参ったのです。歳です。勝てません。

「聖書は敵の道具」!
人間は聖書に利用されているのです。
そこには人間の本当の自由と平等は描かれていないからです。
Commented by saheizi-inokori at 2025-12-13 18:49
> unjakuさん、おつかれさまでした。
聖書に利用されているのか、聖書を利用しているのか、そもそも聖書の成り立ちは?
ジェイムズの理解は分かります。
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by saheizi-inokori | 2025-12-12 10:41 | 今週の1冊、又は2・3冊 | Trackback | Comments(4)

ホン、よしなしごと、食べ物、散歩・・


by saheizi-inokori