思い出のきのう
2025年 11月 16日
日曜日の今朝に順延した大掃除。
仏壇の位牌を拭きながら、きのうはお墓であったね、と語りかける。

長女夫妻に連れて行ってもらった墓参りは、一日中温かい好天に恵まれた。
笛吹石和あたりにクマがでたというメールをくれて、あとであれはジョークだと打ち消したのは、クマが出たというニュースのことではなく、それにつけた「これで石和も一人前になった」というコメントのことだった。
そのクマのことも忘れさせるような平和な石和だった。

そのニュースをくださった本家の当主にも会えた。
まったく連絡をしない、とつぜんの訪問だったけれど、たいそう喜んで、庭で採れた柿をもっていけ、せっかくだからみんなで記念写真を撮りましょう、と最新鋭のアイフオンを持ち出した。

窓拭きに、脚立にのぼるときに、そのあとお寄りしたもう一軒の親戚の家で、今も元気に畑仕事をなさっていて会えなかった当主の奥さまに「脚立にのぼるのは気を付ける」ように伝言をして「いまはもう、脚立にはのぼらないようにしている」という返答をもらったことを思い出す。
これで僕がひっくり返ったらシャレにならないな。

耳につっこんだイヤホンから「中央ハイウエイ」が聞こえる。
絶好の行楽日和で、大月あたりまでは渋滞が続いて、とてもユーミンの歌のような疾走感は味わえなかったけれど、その先は、まだちょっと早いけれど、美しく色ずんできた山々を眺めながら、自分で運転した昔を懐かしく思っていた。

浴室の蛇口を磨き、毎日の手荒い洗濯をしていると、そろそろ腹が減ってきて、きのうご馳走になった遅いランチを思いだした。
一宮の近くのこじゃれたワイナリーが経営しているレストランのテラスにでたときは、目の前に広がる展望に思わず「わあ、すごい」と声がでた。

北岳、中央アルプス、八ヶ岳を遠景に、名前をしらないのが残念な近くの山々がそびえ、甲州盆地が広がり、手前には葡萄畑が、すでに傾きかけた日ざしを浴びて優しくかがやく。

四人それぞれ違った料理を選び、一口づつシェアして食う。
僕は白、カミさんは赤、それぞれ今年の新酒を飲む。


ハンドルを握らない寂しさの代償だ。
サンチももっていた缶詰をむさぼり食った。

すっかり暗くなった高速を走り続けて家まで送ってくれた二人は、お茶を飲む間も惜しんで受験勉強で留守番をしたはあちゃんの待つ家にそそくさと帰った。
僕たちは、とちゅうで仕入れてきた赤丸二十日大根をまぜたサラダと手羽先とレンコンの甘辛煮にヒラメの昆布じめで晩飯を食う。
娘が買ってくれた、北杜の谷桜の吟醸酒は今週の内視鏡検査を無事終えた時のためにオアズケにした。

(テラスの眼下に見えた羊たち)
仏壇の位牌を拭きながら、きのうはお墓であったね、と語りかける。

長女夫妻に連れて行ってもらった墓参りは、一日中温かい好天に恵まれた。
笛吹石和あたりにクマがでたというメールをくれて、あとであれはジョークだと打ち消したのは、クマが出たというニュースのことではなく、それにつけた「これで石和も一人前になった」というコメントのことだった。
そのクマのことも忘れさせるような平和な石和だった。

そのニュースをくださった本家の当主にも会えた。
まったく連絡をしない、とつぜんの訪問だったけれど、たいそう喜んで、庭で採れた柿をもっていけ、せっかくだからみんなで記念写真を撮りましょう、と最新鋭のアイフオンを持ち出した。

窓拭きに、脚立にのぼるときに、そのあとお寄りしたもう一軒の親戚の家で、今も元気に畑仕事をなさっていて会えなかった当主の奥さまに「脚立にのぼるのは気を付ける」ように伝言をして「いまはもう、脚立にはのぼらないようにしている」という返答をもらったことを思い出す。
これで僕がひっくり返ったらシャレにならないな。

耳につっこんだイヤホンから「中央ハイウエイ」が聞こえる。
絶好の行楽日和で、大月あたりまでは渋滞が続いて、とてもユーミンの歌のような疾走感は味わえなかったけれど、その先は、まだちょっと早いけれど、美しく色ずんできた山々を眺めながら、自分で運転した昔を懐かしく思っていた。

浴室の蛇口を磨き、毎日の手荒い洗濯をしていると、そろそろ腹が減ってきて、きのうご馳走になった遅いランチを思いだした。
一宮の近くのこじゃれたワイナリーが経営しているレストランのテラスにでたときは、目の前に広がる展望に思わず「わあ、すごい」と声がでた。

北岳、中央アルプス、八ヶ岳を遠景に、名前をしらないのが残念な近くの山々がそびえ、甲州盆地が広がり、手前には葡萄畑が、すでに傾きかけた日ざしを浴びて優しくかがやく。

四人それぞれ違った料理を選び、一口づつシェアして食う。
僕は白、カミさんは赤、それぞれ今年の新酒を飲む。


ハンドルを握らない寂しさの代償だ。
サンチももっていた缶詰をむさぼり食った。

すっかり暗くなった高速を走り続けて家まで送ってくれた二人は、お茶を飲む間も惜しんで受験勉強で留守番をしたはあちゃんの待つ家にそそくさと帰った。
僕たちは、とちゅうで仕入れてきた赤丸二十日大根をまぜたサラダと手羽先とレンコンの甘辛煮にヒラメの昆布じめで晩飯を食う。
娘が買ってくれた、北杜の谷桜の吟醸酒は今週の内視鏡検査を無事終えた時のためにオアズケにした。

途中までサンチは留守番かと心配しましたが、缶詰ランチで登場してほっとしました。
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> sonoma0511さん、まさい、愛おしく感謝にみちた一日でした。
良い時間を過ごされましたね。
こちらに住み始める前は都留市に5年ぐらい住んでいたので、登場する地名や景色が懐かしいです。
こちらに住み始める前は都留市に5年ぐらい住んでいたので、登場する地名や景色が懐かしいです。
Saheiziさんの人生に良い思い出が増えたこと、自分のことのように嬉しいです。
ほんと、とても良い一日でしたね。
こちらまで、幸せな気持ちになりました^^。
こちらまで、幸せな気持ちになりました^^。
お墓詣りをなさって良かったですね。
きっとあの空の様に清々しいお気持ちだったのでは。・・(^^に
今、娘夫婦が東京から八ケ岳に移住しまして住んでいます。
山並みの風景・・しみじみ拝見しました。
サンチちゃんも一緒に行けてどんなに嬉しかったことでしょう。
きっとあの空の様に清々しいお気持ちだったのでは。・・(^^に
今、娘夫婦が東京から八ケ岳に移住しまして住んでいます。
山並みの風景・・しみじみ拝見しました。
サンチちゃんも一緒に行けてどんなに嬉しかったことでしょう。
> koro49さん、「掃苔」という言葉を教えて、まだ子に教えることもあると、ちょっと嬉しかったです。
by saheizi-inokori
| 2025-11-16 12:55
| こんなところがあったよ
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Comments(12)
