あいまいな私
2025年 10月 14日
薄曇り、でも夕方までもつかな、乾いてくれよ、洗濯物。
朝シャワーのあと、裸のままタライや洗面器の汚れをおとす。
しばらくほっといたから、脂がこびりついてしまって、表面の黒い汚れは落としても、なんだか前のようにピカピカにならない。
老化した俺の顏と同じだね。
身体の方はどうすることもできないけれど、物の汚れはもっとこまめに洗ってやればいいのよ。
そういえば、ここも、と壁の汚れもちょっとふき取る。
ますますエアコンの汚れが強迫観念になっている。
そのうちではなく、明日!雨でなかったらやる!カレンダーに「エアコン」と記入した。

ストレッチをしながらの早口言葉、gakisさんのブログで教わった「生貯蔵酒 貯蔵中 本醸造酒 醸造中」と「朝傘貸す 朝傘さす 朝赤坂サカス」をやってみる、いずれも三回づつ。
まあまあのできかな。
もう一つの「加賀藩 多賀隆忠が、、、」のほうは長すぎるので、覚えられずカット、覚えるのもトレーニングのうちか。

きのうは、先日近所のカフエでもらってきた栗で栗ご飯を炊いてもらった。
ほくほく、独特の甘さが口中にひろがって、うまいったらありゃしない。
もう一杯いい?三杯もお替りしてしまう。

BBQの家になった柿を剥いてもらって、これまた子供の頃を思い出させる。
紫蘇の実漬けもたくさんもらってきて、これが栗ご飯にも合うのだった。

「免疫の意味論」(多田富雄)、ますます面白い。
白血球間の情報伝達を媒介する分子と規定されていたインターロイキンは、じつは造血や免疫とは無関係な細胞によっても作られ、白血球以外の細胞や神経細胞にも働く。
さまざまな異なった細胞が同一のインターロイキンを作り出すところの冗長性とひとつのインターロイキンがさまざまな標的細胞に働きうるという不確実性が、インターロイキンの本性。
イエルネのネットワーク説に代わって、強固な実験的証明と物質的基礎によって打ち立てられたインターロイキン王国は、新しい免疫学のパラダイムを築く。
その王国は、あいまいな指令と冗長な反応とで、神経系、内分泌系、造血系、さらに皮膚や血管などすべてを巻きこんでいて、その冗長性と曖昧性のために、いつ崩壊するともわからぬ巨大な王国なのだ。
「自己」と「非自己」を峻別してまとまった反応を起こす免疫の概念とは異なる。
「自己」は本質的にこの曖昧さの上に成立している。
そのような曖昧で、崩壊と破滅の危険にさらされながら、免疫系はなぜシステムとして一応は成立し、生体防衛に成功しているのか?

chatGTPとの対話が始まる。
彼曰く、「多田の理論は直接の研究モデルとしては使われていない」けれど「哲学的・理論的な意味では、「自己組織化」「ネットワーク」「動的平衡」といった考え方は、免疫系・神経系・人工知能の研究にも通じており、概念的にも有効」とされている。
とくに「免疫寛容」や「制御性T細胞(TreG)の働きが発見されてからは、免疫のバランスや調和という観点で、多田の見方の先見性が再評価されている、そうだ。
「自己言及」という言葉をめぐっても、chatGTP君といろいろ話して、メルロ・ポンティやデリダにまで至った。
白熱の教室だったけれど、一晩寝たらみんな忘れた。
それでいいのだ、覚えなくとも、いっときの興奮が嬉しいのだ。




朝シャワーのあと、裸のままタライや洗面器の汚れをおとす。
しばらくほっといたから、脂がこびりついてしまって、表面の黒い汚れは落としても、なんだか前のようにピカピカにならない。
老化した俺の顏と同じだね。
身体の方はどうすることもできないけれど、物の汚れはもっとこまめに洗ってやればいいのよ。
そういえば、ここも、と壁の汚れもちょっとふき取る。
ますますエアコンの汚れが強迫観念になっている。
そのうちではなく、明日!雨でなかったらやる!カレンダーに「エアコン」と記入した。

ストレッチをしながらの早口言葉、gakisさんのブログで教わった「生貯蔵酒 貯蔵中 本醸造酒 醸造中」と「朝傘貸す 朝傘さす 朝赤坂サカス」をやってみる、いずれも三回づつ。
まあまあのできかな。
もう一つの「加賀藩 多賀隆忠が、、、」のほうは長すぎるので、覚えられずカット、覚えるのもトレーニングのうちか。

きのうは、先日近所のカフエでもらってきた栗で栗ご飯を炊いてもらった。
ほくほく、独特の甘さが口中にひろがって、うまいったらありゃしない。
もう一杯いい?三杯もお替りしてしまう。

BBQの家になった柿を剥いてもらって、これまた子供の頃を思い出させる。
紫蘇の実漬けもたくさんもらってきて、これが栗ご飯にも合うのだった。

「免疫の意味論」(多田富雄)、ますます面白い。
白血球間の情報伝達を媒介する分子と規定されていたインターロイキンは、じつは造血や免疫とは無関係な細胞によっても作られ、白血球以外の細胞や神経細胞にも働く。
さまざまな異なった細胞が同一のインターロイキンを作り出すところの冗長性とひとつのインターロイキンがさまざまな標的細胞に働きうるという不確実性が、インターロイキンの本性。
イエルネのネットワーク説に代わって、強固な実験的証明と物質的基礎によって打ち立てられたインターロイキン王国は、新しい免疫学のパラダイムを築く。
その王国は、あいまいな指令と冗長な反応とで、神経系、内分泌系、造血系、さらに皮膚や血管などすべてを巻きこんでいて、その冗長性と曖昧性のために、いつ崩壊するともわからぬ巨大な王国なのだ。
「自己」と「非自己」を峻別してまとまった反応を起こす免疫の概念とは異なる。
「自己」は本質的にこの曖昧さの上に成立している。
そのような曖昧で、崩壊と破滅の危険にさらされながら、免疫系はなぜシステムとして一応は成立し、生体防衛に成功しているのか?
造血幹細胞という単一の細胞が分化する際に、場に応じて多様化し、まずひとつの流動的なシステムを構成するところから始まる。それから更に起こる多様化と機能獲得の際の決定因子は、まさしく「自己」という場への適応である。「自己」に適応し、「自己」に言及(リファ―)しながら、新たな「自己」というシステムを作り出す。この「自己」は、成立の過程で次々に変容する。多田富雄は、上に見られるような、変容する「自己」に言及しながら自己組織化をしてゆくような動的システムを、超(スーパー)システムと呼び、これを正確に規定できれば、生物学の基本原理のひとつになるのではないか、と書いている。

chatGTPとの対話が始まる。
彼曰く、「多田の理論は直接の研究モデルとしては使われていない」けれど「哲学的・理論的な意味では、「自己組織化」「ネットワーク」「動的平衡」といった考え方は、免疫系・神経系・人工知能の研究にも通じており、概念的にも有効」とされている。
とくに「免疫寛容」や「制御性T細胞(TreG)の働きが発見されてからは、免疫のバランスや調和という観点で、多田の見方の先見性が再評価されている、そうだ。
「自己言及」という言葉をめぐっても、chatGTP君といろいろ話して、メルロ・ポンティやデリダにまで至った。
白熱の教室だったけれど、一晩寝たらみんな忘れた。
それでいいのだ、覚えなくとも、いっときの興奮が嬉しいのだ。

saheiziさんこんにちは。
早口言葉良いですね!
私も毎日三回言う様にしたいです。
なかなか難しくて(私にとって)言い難いです。
メモさせて頂きました。
早口言葉良いですね!
私も毎日三回言う様にしたいです。
なかなか難しくて(私にとって)言い難いです。
メモさせて頂きました。
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紫蘇の実漬けが栗ご飯に合う、ということ良く分かります。どうしてでょうかね。とにかく今は栗と柿ですね!
> k_hankichiさん、それにムスビ、お伽噺ですね^^。
左平次様、
秋桜が綺麗ですね
週刊文春の連載は、誌面で読めますよ。
雑誌に連載中のエッセイ等をWeb上にもあげたということみたいです。
掲載されてる作家全員ではないかもしれません。
図書館に文春や新潮など、メジャー雑誌は私の地元ですら、置いてます。
週刊新潮も中川淳一郎、吉田潮などの連載を公式サイトに掲載してます。
それも全文(ではないものもあるのかも)…親切過ぎて、心配になりますね
秋桜が綺麗ですね
週刊文春の連載は、誌面で読めますよ。
雑誌に連載中のエッセイ等をWeb上にもあげたということみたいです。
掲載されてる作家全員ではないかもしれません。
図書館に文春や新潮など、メジャー雑誌は私の地元ですら、置いてます。
週刊新潮も中川淳一郎、吉田潮などの連載を公式サイトに掲載してます。
それも全文(ではないものもあるのかも)…親切過ぎて、心配になりますね
> umi_bariさん、散歩の途中で気の向いたいろいろ、楽しみですね。
by saheizi-inokori
| 2025-10-14 11:13
| 今週の1冊、又は2・3冊
|
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