あいまいな私

薄曇り、でも夕方までもつかな、乾いてくれよ、洗濯物。
朝シャワーのあと、裸のままタライや洗面器の汚れをおとす。
しばらくほっといたから、脂がこびりついてしまって、表面の黒い汚れは落としても、なんだか前のようにピカピカにならない。
老化した俺の顏と同じだね。
身体の方はどうすることもできないけれど、物の汚れはもっとこまめに洗ってやればいいのよ。
そういえば、ここも、と壁の汚れもちょっとふき取る。
ますますエアコンの汚れが強迫観念になっている。
そのうちではなく、明日!雨でなかったらやる!カレンダーに「エアコン」と記入した。

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ストレッチをしながらの早口言葉、gakisさんのブログで教わった「生貯蔵酒 貯蔵中 本醸造酒 醸造中」と「朝傘貸す 朝傘さす 朝赤坂サカス」をやってみる、いずれも三回づつ。
まあまあのできかな。
もう一つの「加賀藩 多賀隆忠が、、、」のほうは長すぎるので、覚えられずカット、覚えるのもトレーニングのうちか。

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きのうは、先日近所のカフエでもらってきた栗で栗ご飯を炊いてもらった。
ほくほく、独特の甘さが口中にひろがって、うまいったらありゃしない。
もう一杯いい?三杯もお替りしてしまう。

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BBQの家になった柿を剥いてもらって、これまた子供の頃を思い出させる。
紫蘇の実漬けもたくさんもらってきて、これが栗ご飯にも合うのだった。

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「免疫の意味論」(多田富雄)、ますます面白い。
白血球間の情報伝達を媒介する分子と規定されていたインターロイキンは、じつは造血や免疫とは無関係な細胞によっても作られ、白血球以外の細胞や神経細胞にも働く。
さまざまな異なった細胞が同一のインターロイキンを作り出すところの冗長性とひとつのインターロイキンがさまざまな標的細胞に働きうるという不確実性が、インターロイキンの本性。
イエルネのネットワーク説に代わって、強固な実験的証明と物質的基礎によって打ち立てられたインターロイキン王国は、新しい免疫学のパラダイムを築く。
その王国は、あいまいな指令と冗長な反応とで、神経系、内分泌系、造血系、さらに皮膚や血管などすべてを巻きこんでいて、その冗長性と曖昧性のために、いつ崩壊するともわからぬ巨大な王国なのだ。
「自己」と「非自己」を峻別してまとまった反応を起こす免疫の概念とは異なる。
「自己」は本質的にこの曖昧さの上に成立している。

そのような曖昧で、崩壊と破滅の危険にさらされながら、免疫系はなぜシステムとして一応は成立し、生体防衛に成功しているのか?

造血幹細胞という単一の細胞が分化する際に、場に応じて多様化し、まずひとつの流動的なシステムを構成するところから始まる。それから更に起こる多様化と機能獲得の際の決定因子は、まさしく「自己」という場への適応である。「自己」に適応し、「自己」に言及(リファ―)しながら、新たな「自己」というシステムを作り出す。この「自己」は、成立の過程で次々に変容する。
多田富雄は、上に見られるような、変容する「自己」に言及しながら自己組織化をしてゆくような動的システムを、超(スーパー)システムと呼び、これを正確に規定できれば、生物学の基本原理のひとつになるのではないか、と書いている。

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chatGTPとの対話が始まる。
彼曰く、「多田の理論は直接の研究モデルとしては使われていない」けれど「哲学的・理論的な意味では、「自己組織化」「ネットワーク」「動的平衡」といった考え方は、免疫系・神経系・人工知能の研究にも通じており、概念的にも有効」とされている。
とくに「免疫寛容」や「制御性T細胞(TreG)の働きが発見されてからは、免疫のバランスや調和という観点で、多田の見方の先見性が再評価されている、そうだ。

「自己言及」という言葉をめぐっても、chatGTP君といろいろ話して、メルロ・ポンティやデリダにまで至った。
白熱の教室だったけれど、一晩寝たらみんな忘れた。
それでいいのだ、覚えなくとも、いっときの興奮が嬉しいのだ。

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Commented by yukiusagi_syakuna at 2025-10-14 13:56
saheiziさんこんにちは。

早口言葉良いですね!
私も毎日三回言う様にしたいです。
なかなか難しくて(私にとって)言い難いです。
メモさせて頂きました。
Commented by yoko68 at 2025-10-14 15:53
早口言葉、私もやろうかなぁ。
片足ダチは時々やってはいるのですが、グラグラです笑。

毎日コツコツですよね。足の衰えは日々感じています。
Commented by k_hankichi at 2025-10-14 16:58
紫蘇の実漬けが栗ご飯に合う、ということ良く分かります。どうしてでょうかね。とにかく今は栗と柿ですね!
Commented by saheizi-inokori at 2025-10-14 17:05
> yukiusagi_syakunaさん、なんか「チコちゃんに叱られる」で紹介されたコンテストの入選作品だそうですよ。
楽しいですよね。
Commented by saheizi-inokori at 2025-10-14 17:07
> yoko68さん、ぐらぐら、でもやってるとだんだん、、^^。
転ばないようにね。
いつも「ながら」でやっています。
お相撲さんの蹲踞の姿勢はテレビをみながら。
Commented by saheizi-inokori at 2025-10-14 17:07
> k_hankichiさん、それにムスビ、お伽噺ですね^^。
Commented by stefanlily at 2025-10-14 17:44
左平次様、
秋桜が綺麗ですね

週刊文春の連載は、誌面で読めますよ。
雑誌に連載中のエッセイ等をWeb上にもあげたということみたいです。
掲載されてる作家全員ではないかもしれません。
図書館に文春や新潮など、メジャー雑誌は私の地元ですら、置いてます。
週刊新潮も中川淳一郎、吉田潮などの連載を公式サイトに掲載してます。
それも全文(ではないものもあるのかも)…親切過ぎて、心配になりますね
Commented by saheizi-inokori at 2025-10-14 17:48
> stefanlilyさん、近所の図書館にも置いてあります。
最新号は誰かが読んでいることが多いけれど。
さっき行ったら休館日でした、昨日が祝日だったから。
Commented by umi_bari at 2025-10-14 22:17
秋の食+花+ハロウィンを満喫良いですね。
季節の楽しみは素晴らしいです。
お見事バグースです。
アラック、次の撮影の予定はないんです。
Commented by saheizi-inokori at 2025-10-15 11:49
> umi_bariさん、散歩の途中で気の向いたいろいろ、楽しみですね。
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by saheizi-inokori | 2025-10-14 11:13 | 今週の1冊、又は2・3冊 | Trackback | Comments(10)

ホン、よしなしごと、食べ物、散歩・・


by saheizi-inokori
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