公明党！

公明党は良い判断をした。
この期に及んで、手続き論で公明党の不当をあげつらい「一方的」となじる高市は恥知らずだ。
”傷物”・萩生田を幹事長代理に据えて、あまつさえ「敢えて」やったといってのけた、その不明・傲岸！

多くの国民が自民党の何に怒っているかを、まったく知ろうともせずに、ミゾ―ユー・裏金居直り・石破おろし陰謀団を政権につけようとする、腐敗劣化をきわめる自民党はいよいよ解党して出直すべきだ。
世襲からくる驕り、老害の塊、自浄力も意欲もなかったのだから、当然の成り行きではないか。
権力にすり寄って、なにがしかのオコボレに預かろうと舌なめずりしていた、魑魅魍魎も行き場がなくなって、ざまあみろだ。

とまあ、いったんは積もる欝憤を晴らしてみたものの、今後の見通しとしては、政治がいつそう混乱し、身軽になつた高市＆麻生政権は、ますますその冷酷な本性を顕にして、弱者切り捨て路線を突っ走るのではないかと、暗澹たる気持にもなる。

しかし、公明党斎藤代表が言う通り、政治とカネの問題を根本的に解決して国民の政治への信頼を取り戻すことこそ、本当の政治の安定に不可欠なことだ。

一刻も早い高市自民党の退場を期待したい。

きのうは、図書館から「免疫の意味論」（多田富雄）を借りてきて、さっそく読み始めた。

身体的に「自己」を規定しているのは免疫系であって、脳ではない。脳は免疫系を拒絶できないが、免疫系は脳を拒絶する。

きのうもちょっと書いた、胸腺で「教育」されて生き残ったＴ細胞、この仕組みが

「自己」以外の森羅万象、すなわち「非自己」に対応できる反応性のレパートリーが、「胸腺」の中で選び出される。個体はこのようにして、あらゆる「非自己」から隔絶された「自己」なるものを決定し、その全一性を保つ体制を作るのである。

「俺」の誕生だ！

ここにきて、「外部世界」を視る反応系としてではなく、「自己」の「内部世界」を監視する調整系としての「免疫」が浮かび上がってくる。

ノートを取りながら読んだ。
本書が出たのが１９９３年、坂口教授が「制御性Ｔ細胞」を発見したのが１９９５年。
さらに免疫学は進歩しているだろうから、最近の知見を確かめるためなどに、chatGTPのお世話になったりもする。
それでも分からないこともあるけれど、受験勉強ではないから、わかったことで我慢する。
こういう勉強は楽しいね。