駒場寮跡で免疫を学ぶ
2025年 10月 10日
秋晴れの朝、明日からは天候が崩れるというので、タオルケットやシーツを洗う。
洗面所とトイレの掃除がきつく感じられた。
日によって疲れぐあいが違う、どういう塩梅なのか。

きのうは皮膚科、少しプレドニンを減らすことになる。
ユーモアのセンスのないつまらない医者、循環器や歯科の医者と比べてしまう、若いからかなあ。

急坂をインターバル速歩をしながら東大駒場に向かう。
前から目をつけていた学生相手のカレー屋に入ってみる。
値段は800円、でも味はイマイチなのが残念、やはりカレーはスパイスだな。

いつもの古本屋、何も買わずに我慢する。

(右が学食)

(100冊?少なすぎないか。僕でもそれ以上読んだけど。ここにある本はほとんど読んでない)
東大構内の生協書籍部をゆっくり歩く。

皮膚科のロビーで読んでいた「多田富雄のコスモロジー」のなかで、中村桂子が話していた「細胞の分子生物学」という本があった。
重いから、持つときには両手で持つようになどの注意書きがある。

(柿ピーはない)
隣接するコンビニも視察。
パソコン用品がめだつ。
弁当はほとんど売り切れ、残っているものは近所のスーパーストアより高めだった、それで売れ残ったか。
学生時代に生協で買ったものは、下着のパンツ(これを買うために登校した)、イス、電気スタンド、マーク入りのナップサック、飲み過ぎた翌日はコーラと柿ピー、そんなものだったか。

なにも買わずに、かつての駒場寮のあとにあるカフエでコーヒーとクッキーをとる。
りょうほうで700円ちょっと、でもカフエラテの量は少ないな。

多田富雄の本を読む。
「自己」か「非自己」かの見分けに必要なHLA分子には特徴のあるポケットのような穴が開いている。
その穴の形は一人ひとり少しずつ違って、そこに入り込む分子も違う。
その分子が「自己」のタンパク質で、アミノ酸9個程度のペプチドとなっている。
免疫システムのT細胞はHLAの文脈と異なるタンパクの断片が入り込むと、すぐに発見して排除する様に教育されている。
「教育される」という意味は?
人間は胎児期前半には「自己」が確立していない、「自己」は後天的に成立する。
胎児期後半に胸腺という臓器で、「自己」と「非自己」を識別するT細胞が作り始められる。
そのT細胞は、10の十乗種類もの異なった細胞群として産まれてくる。
その中で、「自己」と反応するような細胞、HLAの文脈を読むことが出来ないような細胞が、排除(殺されて)されていく。
生れた細胞の4%以下の細胞が、「教育」を終了して、胸腺という密室を出ていき、免疫系の行為に参加するのだ。
ノーベル賞をきっかけに、免疫についての興味が深まった。
多孔性なんちゃらの話とHLAのポケットの穴の話が重なるようなのも愉快ではないか。

(かつての駒場寮廊下)
洗面所とトイレの掃除がきつく感じられた。
日によって疲れぐあいが違う、どういう塩梅なのか。

きのうは皮膚科、少しプレドニンを減らすことになる。
ユーモアのセンスのないつまらない医者、循環器や歯科の医者と比べてしまう、若いからかなあ。

急坂をインターバル速歩をしながら東大駒場に向かう。
前から目をつけていた学生相手のカレー屋に入ってみる。
値段は800円、でも味はイマイチなのが残念、やはりカレーはスパイスだな。

いつもの古本屋、何も買わずに我慢する。


東大構内の生協書籍部をゆっくり歩く。

皮膚科のロビーで読んでいた「多田富雄のコスモロジー」のなかで、中村桂子が話していた「細胞の分子生物学」という本があった。
重いから、持つときには両手で持つようになどの注意書きがある。
ほんとにおもーい!
値段は2万円を超す。
病院にいる時は、少しはあった買おうかという気持ちが雲散霧消する。
値段は2万円を超す。
病院にいる時は、少しはあった買おうかという気持ちが雲散霧消する。
読みたい本、買いたくなると、深呼吸をしてまん中あたりを、一頁くらいちゃんと読んでみる。
それでも読みたいときは、写真に撮っておいて、帰宅後図書館にあたることにする。
一冊でも買ったら最後、「本屋の法則」が起動しはじめて、あっという間に数冊買ってしまうのが怖い。
それでも読みたいときは、写真に撮っておいて、帰宅後図書館にあたることにする。
一冊でも買ったら最後、「本屋の法則」が起動しはじめて、あっという間に数冊買ってしまうのが怖い。

隣接するコンビニも視察。
パソコン用品がめだつ。
弁当はほとんど売り切れ、残っているものは近所のスーパーストアより高めだった、それで売れ残ったか。
学生時代に生協で買ったものは、下着のパンツ(これを買うために登校した)、イス、電気スタンド、マーク入りのナップサック、飲み過ぎた翌日はコーラと柿ピー、そんなものだったか。

なにも買わずに、かつての駒場寮のあとにあるカフエでコーヒーとクッキーをとる。
りょうほうで700円ちょっと、でもカフエラテの量は少ないな。

多田富雄の本を読む。
「自己」か「非自己」かの見分けに必要なHLA分子には特徴のあるポケットのような穴が開いている。
その穴の形は一人ひとり少しずつ違って、そこに入り込む分子も違う。
その分子が「自己」のタンパク質で、アミノ酸9個程度のペプチドとなっている。
免疫システムのT細胞はHLAの文脈と異なるタンパクの断片が入り込むと、すぐに発見して排除する様に教育されている。
「教育される」という意味は?
人間は胎児期前半には「自己」が確立していない、「自己」は後天的に成立する。
胎児期後半に胸腺という臓器で、「自己」と「非自己」を識別するT細胞が作り始められる。
そのT細胞は、10の十乗種類もの異なった細胞群として産まれてくる。
その中で、「自己」と反応するような細胞、HLAの文脈を読むことが出来ないような細胞が、排除(殺されて)されていく。
生れた細胞の4%以下の細胞が、「教育」を終了して、胸腺という密室を出ていき、免疫系の行為に参加するのだ。
ノーベル賞をきっかけに、免疫についての興味が深まった。
多孔性なんちゃらの話とHLAのポケットの穴の話が重なるようなのも愉快ではないか。

全く知りませんでした、この辺りでが、
渋谷区でしょうか、最後の正規教員が渋谷区でした。
楽しい街歩きにバグースです。
学校の夏休みにはこの辺んも走りました。
まあ、鬱病で辞職しましたが、そのお蔭で大学の
授業も出来たことに感謝しています。
渋谷区でしょうか、最後の正規教員が渋谷区でした。
楽しい街歩きにバグースです。
学校の夏休みにはこの辺んも走りました。
まあ、鬱病で辞職しましたが、そのお蔭で大学の
授業も出来たことに感謝しています。
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一冊でも買ったら最後、「本屋の法則」が起動しはじめて。 ふふ ここいろいろ羨ましいです
しっかし 大学生のための100冊って貼り紙をするんですね。。
下は、1万円もって本屋さんで解き放たれる企画 自分ならと考えて愉しんでいます もしよろしければ
【 本屋ついて行ってイイですか? 東出昌大 編】 https://www.youtube.com/watch?v=hV9CgCqeem0
毎日新しい情報と知恵の詰まったブログに、saheiziさんの
お若い感性と豊かな知性は圧巻です。そして規則正しく真面目に日々のことを
慣行されてお偉いな~と思うばかり。
確かにカフェラテは小さなカップ過ぎて、エスプレッソみたいですね。
お若い感性と豊かな知性は圧巻です。そして規則正しく真面目に日々のことを
慣行されてお偉いな~と思うばかり。
確かにカフェラテは小さなカップ過ぎて、エスプレッソみたいですね。
> りんごさん、いいなあ、そんな企画、ぜひ参加したいです^^。
by saheizi-inokori
| 2025-10-10 11:41
| 今週の1冊、又は2・3冊
|
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Comments(6)
