プーチンの手練手管
2025年 10月 06日
日頃からの義理と人情の清算が総裁選だとスシローがいう。
縄張りを広げたり守ったり、子分のしのぎが立つように算段したり、そこには「あるべき政治の姿」などは微塵もない、まるでヤクザの跡目相続だね。
こんな↓記事をみた。
当たっているのではないだろうか。
私、高市早苗が総裁になって喜んでいる人が本気で羨ましい。
— ハナブサ ノブユキ (@Hanapan8723) October 4, 2025
いや、マジで。
素晴らしい日本になる。
自分が抑圧される側に絶対にならない。
貧困に陥らない。
自分は移民にならない。
デマの被害者にならない。
政府は自分を裏切らない。
って確信があるんでしょ?
私はどうしてもそう思えない…。
きのうはお祭の二日目、秋晴れ(ちょっと蒸すけれど)、屋台の売り上げも上がったかな。

きのうもインターバル速歩、これをやるとあっという間にいつも(日替わりなのだが)の折り返し点に到着する。

いつもは夕方なので、興味はあったけどスルーしていた、マンションの2階にあるカフエに入ってみた。

でかいワンちゃんが、咎めるような顔・目つきで僕を睨む。
土佐犬となんたらいうあちらの強そうな犬種とのミックスで、これでもまだ1歳。
小さな女の子(客らしい)の横でまったりしている。
トイレの前にちょっとした小部屋があって、それが犬小屋、なんと7匹の子犬たち、さっきのワンちゃんの子、アメリカのなんとかブルという猛犬との子だという。
それでちょっと気が立っていたのだ。
大きな体で、店の中を行ったり来たり、そのたびに上目遣いで僕を、胡散臭そうに眉根を寄せて睨んでいく。
まして小さな子供やペットも入店する。
鎖につなぐ必要があるのではないか。

オランダのなんとかと提携しているらしい、狭いけどあんがい(子供や犬が好きだったら)居心地がよく、1時間ほど本を読んだ。

「ロシア政治 プーチン権威主義体制の抑圧と懐柔」(鳥飼将雅)。
第3章「政党と選挙」、プーチン個人独裁体制のもとでも野党は活動が許されているが、それは体制維持のために用いられる駒としてだ。
野党の一部に重要な地位を配分することで、非協力的な野党との分断を図る戦略は『抱き込み』(CO-OPTATION)と呼ばれる戦略で、プーチン政権も利用している。
体制内野党の中で最も真の野党に近いのが、ロシア共産党だが、同党の体制批判活動は、体制からの利権の分配に左右されている。
公正ロシアは、大統領府が、中道右派的な立場をとっていた統一ロシアに対して、二大政党を目指して作った官製野党だ。
2012年の政党法改正は、抗議活動への対応の一環として、政党の要件を緩和して小政党をコントロールすることで、野党への支持を分散するという戦略を取り始めた(「スポイラー政党」)。
2020年に出来た「新しい人々」という新政党は、2024年の大統領選で、戦争に反対する候補を立て一定の支持を得るなど、今後が注目される。
ある程度の競争性はあるものの、さまざまな点で現職に過度に有利な選挙が行われている政治体制を、競争的権威主義体制と呼ぶそうだが、ロシアはこの典型だ。
選挙管理上の操作、有権者への働きかけ、法的枠組みの操作などを駆使している。
本書には、それらの具体的手口が紹介されている。
とくに「政治技術者(polittekhnolog)」は、メデイアの情報を操作して、政治を「あるべき姿」に変えてしまう。
欧米では「スピンドクター」と呼ばれるが、彼らがメデイアと政治の結節点でのみ活動するのに対して、ロシアのそれは、選挙キャンペーンだけでなく、政党の結成や解党、選挙結果の操作まで行う。
これほど活発に選挙不正が行われているにもかかわらず、ロシアの体制支持者の多くは、公正で自由な選挙によって現在の体制が選択されていると信じている可能性が高い。
つまり、プーチンの手練手管は、とても優れて洗練されているらしい。

文春の連載面白いです
三成失脚|本郷和人 インテリジェンス関ヶ原
https://bunshun.jp/denshiban/articles/b12380
作家同士――高尚な文学論争か、ただの喧嘩か|綿矢りさ《りさは優雅に暮らしたい》
https://bunshun.jp/denshiban/articles/b12342
場所はヤクルトの販売店だったのですが、後に店主が謝りに来て
実は犬が産後で気が立っていたから・・との言い訳をしていたのを
子供心に覚えています
それ以来今でも私は大きな犬は苦手です
あーあ。
