花火
2025年 10月 05日
きのうは自民党の総裁選中継を見てしまった、見たくはなかったのに、やはり気になる。
推薦人90名余だった小泉が、それを10名以上も下回る議員票だったのが波乱の幕開けで、大方の予想を覆して高市早苗が総裁になった。
とはいえ、議員票は4票差、ほぼ党内が二分された。
連立をもくろんでいた野党の一部も勝手が狂ったことだろう。
いよいよ自民党の解体的出直しではなく、解体そのものが始まったのだろうか。

「女性初の」総裁は、選択的夫婦別姓反対、ジェンダーフリー思想反対、家族の価値を重んずるなど、保守的価値観の枠内にとどまる男女平等を唱えるなど、保守的爺さんたちの許容するところになった。
緊縮財政のシンボルであるサッチャーを信奉すると聞く。
弱者や貧困層にとってはますます受難の時代がつづく。
それでいて積極財政を主張し、アベノミクスを継承する可能性もあるという。
はたしてパンク寸前の日銀にそんなことが出来るのか。

憂鬱な気持ちで、傘をさして散歩、きのうもインターバル速歩をしながら歩いた。
タイマーを使わず、350歩を数えながらやってみた。
いろんなものに気を取られると、勘定があやふやになる。
速歩で大股歩きになる分だけ、いつもより距離が伸びる。

神社でお祭り。
雨のせいでか人出が少ない。
日体大の相撲部か柔道部の生徒が焼肉を食っている。
大きな体でも、故郷の祭が恋しいのかもしれない。
名古屋にいたころ、秘書の男が「思い出を作りましょう」と飛騨の白川郷に連れて行ってくれた。
ちょうど祭の日に鄙びた宿で晩飯を食った。
神社からお囃子の太鼓や笛が聞こえる。
支度にきた老いた女性が、「前は祭になると帰ってきた息子が、帰らなくなって、あの音を聞くと切なくてならない」といった。

夜になると、多摩川の花火大会が始まったらしく、ど~ん、どんとさかんに花火の音が聞こえる。
今度は僕が切なくなる。
遠い故郷の花火の想い出もさることながら、亡くなった大曲の友人のことが思い出されるのだ。
ガンで死の近いことを自覚していた彼(それまでになんども上京していっしょに飲み食いしていたが、それほど重篤であることを一言も口にしなかった)が、「ことしは最高の席を取ったから」と大曲の花火に招待してくれた。
それなのに、花火の一週間前に、奥様から、それまでもたないかもしれない、という電話があって、驚いた僕はカミさんと二人で秋田に急行、とはいえ、お盆の帰省客で切符がとれないのを、彼本人が駅の後輩に頼み込んでなんとか行きだけがとれた。
奥さま心づくしのご馳走を前にした友人はソファに背筋を正して座り、料理の一つひとつを点検するように見まわして、僕がうまいうまいと食うのをみて頷いた。
翌日「さよなら」と握手して帰京、3,4日経った、大曲の花火の日の朝、彼の死の知らせがあった。
花火は寂しい。

大リーグの大事な試合で、佐々木ローキが、9回の裏を見事なピッチングで0点に抑えて、ドジャースが勝った。
めったに見ない、アメリカからのテレビ中継を坐り直して見てしまった。
鳴り物入りで渡米したのに、思うような成績が出せなくて、ぼろくそに言われていたローキ。
よかったね。




推薦人90名余だった小泉が、それを10名以上も下回る議員票だったのが波乱の幕開けで、大方の予想を覆して高市早苗が総裁になった。
とはいえ、議員票は4票差、ほぼ党内が二分された。
連立をもくろんでいた野党の一部も勝手が狂ったことだろう。
いよいよ自民党の解体的出直しではなく、解体そのものが始まったのだろうか。

「女性初の」総裁は、選択的夫婦別姓反対、ジェンダーフリー思想反対、家族の価値を重んずるなど、保守的価値観の枠内にとどまる男女平等を唱えるなど、保守的爺さんたちの許容するところになった。
緊縮財政のシンボルであるサッチャーを信奉すると聞く。
弱者や貧困層にとってはますます受難の時代がつづく。
それでいて積極財政を主張し、アベノミクスを継承する可能性もあるという。
はたしてパンク寸前の日銀にそんなことが出来るのか。

憂鬱な気持ちで、傘をさして散歩、きのうもインターバル速歩をしながら歩いた。
タイマーを使わず、350歩を数えながらやってみた。
いろんなものに気を取られると、勘定があやふやになる。
速歩で大股歩きになる分だけ、いつもより距離が伸びる。

神社でお祭り。
雨のせいでか人出が少ない。
日体大の相撲部か柔道部の生徒が焼肉を食っている。
大きな体でも、故郷の祭が恋しいのかもしれない。
名古屋にいたころ、秘書の男が「思い出を作りましょう」と飛騨の白川郷に連れて行ってくれた。
ちょうど祭の日に鄙びた宿で晩飯を食った。
神社からお囃子の太鼓や笛が聞こえる。
支度にきた老いた女性が、「前は祭になると帰ってきた息子が、帰らなくなって、あの音を聞くと切なくてならない」といった。

夜になると、多摩川の花火大会が始まったらしく、ど~ん、どんとさかんに花火の音が聞こえる。
今度は僕が切なくなる。
遠い故郷の花火の想い出もさることながら、亡くなった大曲の友人のことが思い出されるのだ。
ガンで死の近いことを自覚していた彼(それまでになんども上京していっしょに飲み食いしていたが、それほど重篤であることを一言も口にしなかった)が、「ことしは最高の席を取ったから」と大曲の花火に招待してくれた。
それなのに、花火の一週間前に、奥様から、それまでもたないかもしれない、という電話があって、驚いた僕はカミさんと二人で秋田に急行、とはいえ、お盆の帰省客で切符がとれないのを、彼本人が駅の後輩に頼み込んでなんとか行きだけがとれた。
奥さま心づくしのご馳走を前にした友人はソファに背筋を正して座り、料理の一つひとつを点検するように見まわして、僕がうまいうまいと食うのをみて頷いた。
翌日「さよなら」と握手して帰京、3,4日経った、大曲の花火の日の朝、彼の死の知らせがあった。
花火は寂しい。

大リーグの大事な試合で、佐々木ローキが、9回の裏を見事なピッチングで0点に抑えて、ドジャースが勝った。
めったに見ない、アメリカからのテレビ中継を坐り直して見てしまった。
鳴り物入りで渡米したのに、思うような成績が出せなくて、ぼろくそに言われていたローキ。
よかったね。

スネ~ク女の考えは古すぎる。
だからご老体の議員や党員にはうけたのでしょう。
極右すぎるんですよ。
早く自民が壊滅すると良いでしょう。
しかし、野党もだらしないです。
だからご老体の議員や党員にはうけたのでしょう。
極右すぎるんですよ。
早く自民が壊滅すると良いでしょう。
しかし、野党もだらしないです。
12
新自由主義のサッチャリズムと財政拡大金融緩和のアベノミクスの共演…中身を理解せずに聞こえのいいことだけ摘んでいるようですね。
金融市場…国債利回りがいつまで持ち堪えられるか…
少数与党の政権運営…国民民主党の要望丸呑みなんて言ったら、円安金利高が始まって、国家予算の大半が利払いになってしまう…
金融市場…国債利回りがいつまで持ち堪えられるか…
少数与党の政権運営…国民民主党の要望丸呑みなんて言ったら、円安金利高が始まって、国家予算の大半が利払いになってしまう…
今日のニュースでも、高市総裁を何度か見ました。
生理的に嫌いですね。
話の途中で変な微笑もやめてほしいです。
媚びを売っているようです。
ローキ良かったですね。
最初からうまくいってたら、ローキてんぐになってたよ。
謙虚になって誰もが納得するピッチャーになってください。
saheijiさん お友達といっしょに食事ができて、懐かしいお話もできたことでしょう。
そして、花火に送られて旅立っていかれたのですね。
生理的に嫌いですね。
話の途中で変な微笑もやめてほしいです。
媚びを売っているようです。
ローキ良かったですね。
最初からうまくいってたら、ローキてんぐになってたよ。
謙虚になって誰もが納得するピッチャーになってください。
saheijiさん お友達といっしょに食事ができて、懐かしいお話もできたことでしょう。
そして、花火に送られて旅立っていかれたのですね。
> kogechatoraさん、もうめちゃくちゃでござりまするがな。ほんま。
> 福さん、ヤクザ映画ですね、面白くもない出来の。
by saheizi-inokori
| 2025-10-05 12:18
| よしなしごと
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Comments(8)