シンパシー(闘病二日目)
2025年 08月 25日
考えてみれば、一昨日夕方の散歩、腰や足に違和感があって、引き返そうと思いながら、もう少しあの先まで行ったら、と家のまわりを離れないように、ジグザグに歩いて、そうしているうちに徐々に違和感が消えて、結局5千歩達成した。
あれが身体の注意信号だったのだ。

(これが僕のした最後の洗濯、いまはすっかりカミさん任せ、申し訳ないやらありがたいやら)
けさは6度5分、微熱、喉もちょっと痛い。
朝のシャワーはやめて、洗面所とトイレの掃除を消毒を兼ねてやる。
何かをやるときに、先に手を消毒すればいいのに、事後にしてしまう。
自分が病原体である、という考えになかなかなれない。
「マスク取り替えた?どんどんウイルスがたまるのよ」と云われて慌てて新しいマスクに取り換える。
ケチな頭に、ウイルスがうようよ蝟集しているイメージが湧く。

「日本の思想」(丸山真男)は、寝転がって読める本ではないので、なにかないかと探して、読み始めたのが「貧乏だけど贅沢」(沢木耕太郎)、ぶらり散歩で西日暮里の古本屋で買って、少し読んで放り出したまま。
いろんな人との対談集の冒頭の井上陽水の途中だ。
気を取り直して、少し(初めから)読んでみたが睡魔に負ける。
二人が、お互いの変人ぶりなどを語り合うのがきぶっせいなのは、ふたりにシンパシーがないからだと思う。
陽水の歌は嫌いじゃないけれど。

ひと眠りかふた眠りした後、読んだのは「賭事」(安部譲二/篇)。
これは、こういう時のために途中でやめていた、またこういう時じゃないとたっぷり読む気持ちになれない本だ。
「明治の富くじ」(紀田順一郎)は、日本帝国が植民地から貪り取るために、国内では禁止した富くじを、植民地で展開する様子を記す。
国鉄入社した新人は中央学園で地方実習をふくめて足掛け3年間の研修を受けたのだったが、一年後輩がその研修論文発表で、国鉄くじの発売を提案したことを思い出した。
その他、「宝くじ・その後 始めてから十三年」(山之口獏)、「ラス・ベガスで儲けましょう」(阿川弘之)、「わが賭博行」(柴田錬三郎)、「パチンコ雑話(一)~(三)」(吉行淳之介)も読む。
吉行が、上野毛の坂を、息をきらして上ってパチンコ屋に通う、見てみたかった。
セミプロに近いと自認する腕前のパチンコにかかわる雑話。
僕もいっときパチンコに凝ったことがあり、とうじ40円の煙草のピースを100円で交換して、それでも交換できた(仕舞時を間違えなかった)ことを良しとすることが、多かった。
彼がパーテイなどで挨拶させられるときに、あらかじめ文案を練るということを知らず、挨拶嫌いだったのが、ヒトラーの映画などでそれを知ってから、割とうまく話せるようになった。
土井たか子など四人で受賞したパチンコ文化賞の受賞パーテイでも一人当たりの時間を二分とまで計算して、準備したが、司会者が「一言だけお願いします」と云ったために、草稿が無駄になってしまったと書き、その原稿で締めている。
「一言」と云われても延々としゃべる人もいるが、さっさと二分間を返上、一言にした、吉行の人柄にシンパシーを感じる。
僕も、挨拶嫌いで、会社を代表するときなどは、骨子だけをメモ書きにして、ようやく何とか切り抜けた。
(部下の書いた紋切り型だけはどうしても読み上げる気持にならなかった)
それでも、何かの折に、言葉が出てこなくなって、しどろもどろとはこういうことか、と思いつつ、お辞儀して降壇して、部下から「なんで原稿を書かなかったのですか」となじられた苦い思い出もある。
さあて、今日はどうやって闘病すべきか、もう眠くもないし。
あれが身体の注意信号だったのだ。

けさは6度5分、微熱、喉もちょっと痛い。
朝のシャワーはやめて、洗面所とトイレの掃除を消毒を兼ねてやる。
何かをやるときに、先に手を消毒すればいいのに、事後にしてしまう。
自分が病原体である、という考えになかなかなれない。
「マスク取り替えた?どんどんウイルスがたまるのよ」と云われて慌てて新しいマスクに取り換える。
ケチな頭に、ウイルスがうようよ蝟集しているイメージが湧く。

「日本の思想」(丸山真男)は、寝転がって読める本ではないので、なにかないかと探して、読み始めたのが「貧乏だけど贅沢」(沢木耕太郎)、ぶらり散歩で西日暮里の古本屋で買って、少し読んで放り出したまま。
いろんな人との対談集の冒頭の井上陽水の途中だ。
気を取り直して、少し(初めから)読んでみたが睡魔に負ける。
二人が、お互いの変人ぶりなどを語り合うのがきぶっせいなのは、ふたりにシンパシーがないからだと思う。
陽水の歌は嫌いじゃないけれど。

ひと眠りかふた眠りした後、読んだのは「賭事」(安部譲二/篇)。
これは、こういう時のために途中でやめていた、またこういう時じゃないとたっぷり読む気持ちになれない本だ。
「明治の富くじ」(紀田順一郎)は、日本帝国が植民地から貪り取るために、国内では禁止した富くじを、植民地で展開する様子を記す。
国鉄入社した新人は中央学園で地方実習をふくめて足掛け3年間の研修を受けたのだったが、一年後輩がその研修論文発表で、国鉄くじの発売を提案したことを思い出した。
その他、「宝くじ・その後 始めてから十三年」(山之口獏)、「ラス・ベガスで儲けましょう」(阿川弘之)、「わが賭博行」(柴田錬三郎)、「パチンコ雑話(一)~(三)」(吉行淳之介)も読む。
吉行が、上野毛の坂を、息をきらして上ってパチンコ屋に通う、見てみたかった。
セミプロに近いと自認する腕前のパチンコにかかわる雑話。
僕もいっときパチンコに凝ったことがあり、とうじ40円の煙草のピースを100円で交換して、それでも交換できた(仕舞時を間違えなかった)ことを良しとすることが、多かった。
彼がパーテイなどで挨拶させられるときに、あらかじめ文案を練るということを知らず、挨拶嫌いだったのが、ヒトラーの映画などでそれを知ってから、割とうまく話せるようになった。
土井たか子など四人で受賞したパチンコ文化賞の受賞パーテイでも一人当たりの時間を二分とまで計算して、準備したが、司会者が「一言だけお願いします」と云ったために、草稿が無駄になってしまったと書き、その原稿で締めている。
「一言」と云われても延々としゃべる人もいるが、さっさと二分間を返上、一言にした、吉行の人柄にシンパシーを感じる。
僕も、挨拶嫌いで、会社を代表するときなどは、骨子だけをメモ書きにして、ようやく何とか切り抜けた。
(部下の書いた紋切り型だけはどうしても読み上げる気持にならなかった)
それでも、何かの折に、言葉が出てこなくなって、しどろもどろとはこういうことか、と思いつつ、お辞儀して降壇して、部下から「なんで原稿を書かなかったのですか」となじられた苦い思い出もある。
さあて、今日はどうやって闘病すべきか、もう眠くもないし。
ここまで本を読んでブログも書けるなら、きっと、もうじき快復のはずと信じております。
3
ブログを更新されるまで回復なさってよかった・・・。
引き続き無理なさらずお大事にお過ごしくださいね。
引き続き無理なさらずお大事にお過ごしくださいね。
> kogotokoubeiさん、昔から、高熱で休んでいるときも何冊も本を読んで「ホンの戯言」の前身/会社メールに書きました。
大学時代に10度の熱で4日ほど寝た時は、さすがにそれが出来なくて、黒いキャベツが流れて来る川の夢を見たりしましたけれど^^。
大学時代に10度の熱で4日ほど寝た時は、さすがにそれが出来なくて、黒いキャベツが流れて来る川の夢を見たりしましたけれど^^。
> miyabiflowerさん、ありがとう、肝に銘じます。
saheiziさん、
どうぞお大事になさって下さい!
どうぞお大事になさって下さい!
快方に向かっているようで、よかったです。ご家族がいて、助かりましたね。しっかり治してくださいね。
> yukiusagi_syakunaさん、ありがとう!
> barnes_and_nobleさん、まったく、カミさん大明神です。ありがとう。
saheiziさんは人並外れた基礎体力葉をお持ちなのか、回復の早さに驚いています。
とにかく良かった!
でもまだまだお大事に🍀
私達はいまだに人混みに行くときはマスクをしています。
奥様の「マスク取り換えた?」がいつも私がMさんに言う言葉でクスッとしました。
とにかく良かった!
でもまだまだお大事に🍀
私達はいまだに人混みに行くときはマスクをしています。
奥様の「マスク取り換えた?」がいつも私がMさんに言う言葉でクスッとしました。
> maya653さん、ありがとう、でもあまり「ゆっくり」は困るなあ^^。
by saheizi-inokori
| 2025-08-25 11:14
| 今週の1冊、又は2・3冊
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