異常なし?
2025年 02月 13日
強い風に洗濯物が揺れている、春一番かな。
来週は桜が咲くというのだから。
きのうは五反田の病院に上部内視鏡の検査に行った。
検査開始の30分前までに来いというので、トイレ掃除もそこそこに出かけて駅から急な坂道を走るように(気持ちだけ)して滑り込んだら、悠々セーフ。
それどころか、予定時間を30分も過ぎての検査開始、その間待合室の観察と持っていった本を読んで過ごす。
年老いた夫婦連れが多い。
たまたまだろうか、みんな奥さまが付き添いだ。
認知症なのか、やたらに怒り散らす夫をはらはらするように宥めすかしている妻。
そうかと思えば、優しく夫の一挙手一投足を見守る妻もいる。
診察室から出てくる夫を見送る看護師に手をあわせる妻もいる。
あきらかにいつもと違うヨソユキがぎごちない、それが見る僕の胸に刺さる。

読んだ本は「日本軍兵士―アジア・太平洋戦争の現実」(吉田裕)。
1941年12月に始まり1945年8月に終わった、先の大戦の日本人戦没者は約310万人。
その大部分がサイパン島陥落(1944年7月)以後の「絶望的抗戦期」(敗戦必至の状況にありながら日本軍があくまで抗戦を続けた敗戦までの期間)の死没者だとみられる。
アメリカでは月別年別の戦死者数がわかるのに、日本には年次別の戦没者数が「集計されていない」(厚労省)のだ。
そのまた大部分が餓死であったり戦病死だという。
歯科医もほとんどいない。歯を磨くなんて夢のような過酷な状況。
食糧の輸送が途絶えただけででなく、あっても食う気力体力がなくなり生ける骸骨のようになっていく。
こうして、ちょっとした兆しにも病院に行けて至れり尽くせりの見守りを甘受するこの身に引き換え、なんとも哀れをとどめる兵士たちだったことか。
あの頃の軍人たちに比べたら、今だけ金だけ自分だけの今の日本の指導者たちは資質においても国民を思う志においても遥かに劣ると思う。
あの連中にして、あの体たらくだもの、いまの連中は、恐らく真っ先かけて逃げ出すのじゃないか。
どの国が攻めてこようが、戦争はだめだ。
麻酔を点滴してもらったので、ほとんど不覚、ときどき目が覚めて今俺はどこで何してるんだろう、赤いユニフオームの看護師の姿を見ては、また寝ていた。
馬鹿みたいに口を開けていたんだろうな。
ハキハキした、ちょっと関西訛りの若い女医さんが結果説明。
逆流性食道炎の炎症は治まっている。
バレットは傷痕のように残っている。
萎縮性胃炎が見られ、これはガン化する恐れがあるので一年に一度内視鏡検査を受けるべきだ。
好いクリニックを教えてあげる、私もここで上も下も検査して、いい薬を使ってもらって、3万円で済んだのよ、ありがたくパンフレットをもらって帰る。

なにも食っていないから、すぐに腹になにか入れたい。
ここの食堂はタニタが経営していてお薦めのはず。
異常なし(完全に、ではないのだが)、しかも会計が1530円で済んだので、気が大きくなってカキフライ1480円を頼む。
窓の外の平常を眺め、そこに復帰する悦びを感じながら食う好物は格別だ。

(以前は、食堂から出ていけた小さな公園)
病院を出て、まっすぐに駅に向かわないで、ぐるっと病院の裏の坂道を歩いていくと池田山公園に出た。

回遊式庭園を回遊して、梅や蝋梅の香りを楽しむ。

美智子さんゆかりのねむの木庭園も近くにあるはずだったが、どうやら違う道を出て、目黒駅に向かう坂を登って、かつていろんなドラマがあった動労会館でも見ていこうかと思いしが、坂道の上り下りで6千歩を超えていたので、日和見して五反田駅に戻る。

たまには中延とか戸越銀座、それとも西小山あたりの商店街をぶらつこうかという思いもかすめたが、急に池上線への陸橋に上がるのがおっくうになる。
しかも二時に近い。
カキフライを食ったことに満足して学大のカフエにも寄らずに帰宅した。



来週は桜が咲くというのだから。
きのうは五反田の病院に上部内視鏡の検査に行った。
検査開始の30分前までに来いというので、トイレ掃除もそこそこに出かけて駅から急な坂道を走るように(気持ちだけ)して滑り込んだら、悠々セーフ。
それどころか、予定時間を30分も過ぎての検査開始、その間待合室の観察と持っていった本を読んで過ごす。
年老いた夫婦連れが多い。
たまたまだろうか、みんな奥さまが付き添いだ。
認知症なのか、やたらに怒り散らす夫をはらはらするように宥めすかしている妻。
そうかと思えば、優しく夫の一挙手一投足を見守る妻もいる。
診察室から出てくる夫を見送る看護師に手をあわせる妻もいる。
あきらかにいつもと違うヨソユキがぎごちない、それが見る僕の胸に刺さる。

読んだ本は「日本軍兵士―アジア・太平洋戦争の現実」(吉田裕)。
1941年12月に始まり1945年8月に終わった、先の大戦の日本人戦没者は約310万人。
その大部分がサイパン島陥落(1944年7月)以後の「絶望的抗戦期」(敗戦必至の状況にありながら日本軍があくまで抗戦を続けた敗戦までの期間)の死没者だとみられる。
アメリカでは月別年別の戦死者数がわかるのに、日本には年次別の戦没者数が「集計されていない」(厚労省)のだ。
そのまた大部分が餓死であったり戦病死だという。
歯科医もほとんどいない。歯を磨くなんて夢のような過酷な状況。
食糧の輸送が途絶えただけででなく、あっても食う気力体力がなくなり生ける骸骨のようになっていく。
こうして、ちょっとした兆しにも病院に行けて至れり尽くせりの見守りを甘受するこの身に引き換え、なんとも哀れをとどめる兵士たちだったことか。
あの頃の軍人たちに比べたら、今だけ金だけ自分だけの今の日本の指導者たちは資質においても国民を思う志においても遥かに劣ると思う。
あの連中にして、あの体たらくだもの、いまの連中は、恐らく真っ先かけて逃げ出すのじゃないか。
どの国が攻めてこようが、戦争はだめだ。
麻酔を点滴してもらったので、ほとんど不覚、ときどき目が覚めて今俺はどこで何してるんだろう、赤いユニフオームの看護師の姿を見ては、また寝ていた。
馬鹿みたいに口を開けていたんだろうな。
ハキハキした、ちょっと関西訛りの若い女医さんが結果説明。
逆流性食道炎の炎症は治まっている。
バレットは傷痕のように残っている。
萎縮性胃炎が見られ、これはガン化する恐れがあるので一年に一度内視鏡検査を受けるべきだ。
好いクリニックを教えてあげる、私もここで上も下も検査して、いい薬を使ってもらって、3万円で済んだのよ、ありがたくパンフレットをもらって帰る。

なにも食っていないから、すぐに腹になにか入れたい。
ここの食堂はタニタが経営していてお薦めのはず。
異常なし(完全に、ではないのだが)、しかも会計が1530円で済んだので、気が大きくなってカキフライ1480円を頼む。
窓の外の平常を眺め、そこに復帰する悦びを感じながら食う好物は格別だ。

かつて僕はきどって、出来合いのソースやマヨネーズなどを使わず、ほんの少しの醤油や塩で、ものを食うのが、そのものをほんとに味わうことになると、思っていた。
しかし、さいきんは、孤独の五郎に影響されて、付け合わせのソースやマヨネーズをたっぷりつけて食って、それがうまいことに気づいた。
見たところはちょっと品がなくとも、マヨネーズとソースに絡めて食うカキフライはうまかった。
勘定のときに尋ねたら、もうタニタではないそうだが、まあ、許せるよ、異常なしだったから。

しかし、さいきんは、孤独の五郎に影響されて、付け合わせのソースやマヨネーズをたっぷりつけて食って、それがうまいことに気づいた。
見たところはちょっと品がなくとも、マヨネーズとソースに絡めて食うカキフライはうまかった。
勘定のときに尋ねたら、もうタニタではないそうだが、まあ、許せるよ、異常なしだったから。

病院を出て、まっすぐに駅に向かわないで、ぐるっと病院の裏の坂道を歩いていくと池田山公園に出た。

回遊式庭園を回遊して、梅や蝋梅の香りを楽しむ。

美智子さんゆかりのねむの木庭園も近くにあるはずだったが、どうやら違う道を出て、目黒駅に向かう坂を登って、かつていろんなドラマがあった動労会館でも見ていこうかと思いしが、坂道の上り下りで6千歩を超えていたので、日和見して五反田駅に戻る。

たまには中延とか戸越銀座、それとも西小山あたりの商店街をぶらつこうかという思いもかすめたが、急に池上線への陸橋に上がるのがおっくうになる。
しかも二時に近い。
カキフライを食ったことに満足して学大のカフエにも寄らずに帰宅した。




ほぼ異常なし、良かったですね。
戦没者の記録も酷いですが、遺骨収集についても、日本政府は、惨憺たる状況です。
たとえば、硫黄島の遺骨の収容状況について、アメリカはほぼすべての戦没したアメリカ人の遺骨を収容していますが、日本は多くの遺骨を放置しています。
2019年のデータですが、240万という戦没者のうち、その約半数110万の遺骨は放置されたままです。
アメリカの武器を言い値で買う予算を少しでも遺骨収集に回して欲しいものです。
戦没者の記録も酷いですが、遺骨収集についても、日本政府は、惨憺たる状況です。
たとえば、硫黄島の遺骨の収容状況について、アメリカはほぼすべての戦没したアメリカ人の遺骨を収容していますが、日本は多くの遺骨を放置しています。
2019年のデータですが、240万という戦没者のうち、その約半数110万の遺骨は放置されたままです。
アメリカの武器を言い値で買う予算を少しでも遺骨収集に回して欲しいものです。
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お久しぶりです、Xの仕様変更なのか理由が分かりませんけどずっと投稿が見つからなくて
フォロワーさんの中から探す手間を掛ければ良いものを、ずっとサボっていました済みません。
リポストして頂いて良かったです、今の政治家や企業経営者の方々も全ての負の根源である少
子化を放置し、使い捨て出来る外国人労働者を利用し、近視眼的な金儲けに励む金の亡者ばか
りの様に思います。
台湾問題と日本の防衛をごっちゃにして危機を煽り、悪い事しか招かない敵基地攻撃能力の為
のミサイルを買い込み、貧乏な国が防衛費を倍増して益々貧乏になり、その日の生活にも困る
人が増え続ける。
これは持論ですけど、中国は台湾は欲しているでしょうけど、日本等欲しがる筈が無いと思っ
いてます、高齢者が多く英語を話せる人が少なく資源もなく、噴火や地震の脅威が付き纏う小
さな島国なんて、統治する価値があるんでしょうか?と思っています。
フォロワーさんの中から探す手間を掛ければ良いものを、ずっとサボっていました済みません。
リポストして頂いて良かったです、今の政治家や企業経営者の方々も全ての負の根源である少
子化を放置し、使い捨て出来る外国人労働者を利用し、近視眼的な金儲けに励む金の亡者ばか
りの様に思います。
台湾問題と日本の防衛をごっちゃにして危機を煽り、悪い事しか招かない敵基地攻撃能力の為
のミサイルを買い込み、貧乏な国が防衛費を倍増して益々貧乏になり、その日の生活にも困る
人が増え続ける。
これは持論ですけど、中国は台湾は欲しているでしょうけど、日本等欲しがる筈が無いと思っ
いてます、高齢者が多く英語を話せる人が少なく資源もなく、噴火や地震の脅威が付き纏う小
さな島国なんて、統治する価値があるんでしょうか?と思っています。

検査の結果まずまず良好で何よりでした、肝心のコメントが抜けてしまいました、申し訳ございまん、
良かったですね^^
病院は奥さんが付き添う方が多いのですね・・・私は今日Mさん付き添いで歯医者さんに行きました、恥ずかし~~
つい最近ラジオで高齢者は誤嚥の予防に食材をマヨネーズなどと一緒に食べるといいと女医さんが言っていました。
適量の油は健康にいいとか、それを聞いてマヨネーズは健康に悪いと思っていたMさんに勧めています。
ちなみに私はマヨネーズ大好きです♪
病院は奥さんが付き添う方が多いのですね・・・私は今日Mさん付き添いで歯医者さんに行きました、恥ずかし~~
つい最近ラジオで高齢者は誤嚥の予防に食材をマヨネーズなどと一緒に食べるといいと女医さんが言っていました。
適量の油は健康にいいとか、それを聞いてマヨネーズは健康に悪いと思っていたMさんに勧めています。
ちなみに私はマヨネーズ大好きです♪
> しまおかさん、お久しぶりですね、探してまでコメントをくださってありがとう。
私は、どうあれ、いまの為政者たちには国を守る力も気概も資質も欠けていると思います。
増強する軍備は軍事産業の懐をこやすだけ、無駄遣いになると思っています。
まあ、使わない抑止力というのでしょうね、虚しいセリフです。
私は、どうあれ、いまの為政者たちには国を守る力も気概も資質も欠けていると思います。
増強する軍備は軍事産業の懐をこやすだけ、無駄遣いになると思っています。
まあ、使わない抑止力というのでしょうね、虚しいセリフです。
> しまおかさん、ありがとう。
> open-mind1109さん、ありがとう。
マヨネーズは美味しいのですが、食べ物の味を消すというか、みな同じ味にしてしまうような気がして、あまり使わなかったのです。
孤独のグルメの五郎さんが、なんでもたっぷりつけてうまそうに食べてみせるのを見て真似してみました。
夫婦一緒に病院、私もカミさんの重い病気の時は検査にも付き添いましたが、いまはお互いに単独ですから、ちょっと羨ましい気もします^^。
マヨネーズは美味しいのですが、食べ物の味を消すというか、みな同じ味にしてしまうような気がして、あまり使わなかったのです。
孤独のグルメの五郎さんが、なんでもたっぷりつけてうまそうに食べてみせるのを見て真似してみました。
夫婦一緒に病院、私もカミさんの重い病気の時は検査にも付き添いましたが、いまはお互いに単独ですから、ちょっと羨ましい気もします^^。
異常なしで良かったです。
気を付けながらとしても、カキフライを、窓の外の平常を眺め、そこに復帰する喜びを感じながら食べる。
saheiziさんの気持ちが良く伝わります。
私も骨密度で総合病院を受診すると、人生の縮図を感じます。
ついこの前まで、義父母の通院に行ってた場所で、老夫婦のsaheiziさんが見たような光景を見るにつけ、しっかりしないと・・・って^^;
ま、動けなくなったら覚悟は出来てるのですが。
>今だけ金だけ自分だけの今の日本の指導者たち
ほんと、その通りで、日本の財政破綻を思ってしまいます。
これ以上借金を増やしてどうするつもりなのか。
その時は、「自分は生きてないから知ったこっちゃない、いいじゃないの、今が良ければ・・・」なんでしょうね。
先が短い私たち世代より、未来の長い人たちのことを考えてしまいます。
気を付けながらとしても、カキフライを、窓の外の平常を眺め、そこに復帰する喜びを感じながら食べる。
saheiziさんの気持ちが良く伝わります。
私も骨密度で総合病院を受診すると、人生の縮図を感じます。
ついこの前まで、義父母の通院に行ってた場所で、老夫婦のsaheiziさんが見たような光景を見るにつけ、しっかりしないと・・・って^^;
ま、動けなくなったら覚悟は出来てるのですが。
>今だけ金だけ自分だけの今の日本の指導者たち
ほんと、その通りで、日本の財政破綻を思ってしまいます。
これ以上借金を増やしてどうするつもりなのか。
その時は、「自分は生きてないから知ったこっちゃない、いいじゃないの、今が良ければ・・・」なんでしょうね。
先が短い私たち世代より、未来の長い人たちのことを考えてしまいます。
> koro49さん、ありがとう。
そちらの日々いろんな記事を読んでコメントしたくなるのに、いざとなるとそれを忘れてしまいました。
経済戦争で、文化創造で、科学で、、国際的に負け続けている日本の指導者たちが、いつたいどのようにして戦に勝てるというのでしようか。私は希望を持てません。
そちらの日々いろんな記事を読んでコメントしたくなるのに、いざとなるとそれを忘れてしまいました。
経済戦争で、文化創造で、科学で、、国際的に負け続けている日本の指導者たちが、いつたいどのようにして戦に勝てるというのでしようか。私は希望を持てません。


異常なしだったそうで本当に良かったですね。
あの寝てる間に終わると言うのがいいですね。
私も以上ないですよと頭の上からの先生の声で目が覚めました。
また、悲惨な本を読んでいらっしゃる。全然見習えません。
偉大なる読書人に。
あの寝てる間に終わると言うのがいいですね。
私も以上ないですよと頭の上からの先生の声で目が覚めました。
また、悲惨な本を読んでいらっしゃる。全然見習えません。
偉大なる読書人に。
先の太平洋戦争での戦争経験者の方々の殆どの方は、当時の事をしゃべりません。
それほど、悲惨なコトだったようです。思い出したくない、思い出したら最後フラッシュバックに
襲われるようです。
当時といっても戦争末期、少年戦車兵、少年通信兵、少年飛行兵が人気があり、数十倍の競争率で
入校したようです。実際は、志願しないと非国民と言われていまうからだそうです。
15歳で入校し1年、長くても2年で卒業、卒業日には遺書を書くのだそうです。
必ず、そして希望任地を書くのだそうです。皆、南方地方と書くのだそうです。それ以外は
書かないそうです。最近図書館で「少年戦車兵学校」のDVDを観ました。
一番、心に残った体験者の話は、「あの戦争は間違いだらけだったよ」という言葉で始まった
話でした。当時長野県伊那出身者でしたが、フィリピンやサイパンに上陸していて、ジャングルの中で
物音がしたら、相手を確認せずに銃で撃ったら同じ日本兵たちだったというのがよくあった、
無線機などは無いからどの連隊がどこに展開しているのなんかわかる訳がないからね、
目視しなければならない、でもその前に撃っちゃうんだよ。とかジャングルから出てある前線まで出て
それ以上は出てはいけないという指令があったんだけど、そんなのは忘れて出ちゃうんだよ。そうすると
上空を戦闘機が飛来して来て、その内低空飛行で突っ込んで来て機銃掃射が降ってくるんだけど
それが日本機なんだよってなことを、言っていたことです。そのように、兵站もなく上陸した場所で
先ずやることは、強盗だよ、住民の家に入り食べ物を奪って食べ物の確保だった。十五六の若いやつばかり
だから、元気なやつは強姦もしたり。兎に角、人間性を失い理性も吹っ飛んでしまうのが戦争だよ
戦争なんてやるもんじゃない。戦後日本の教育で絶対やらなければならないのは「戦争とは如何に愚かなコトか」ということだよと言っておられました。
長々と失礼しました。
という
それほど、悲惨なコトだったようです。思い出したくない、思い出したら最後フラッシュバックに
襲われるようです。
当時といっても戦争末期、少年戦車兵、少年通信兵、少年飛行兵が人気があり、数十倍の競争率で
入校したようです。実際は、志願しないと非国民と言われていまうからだそうです。
15歳で入校し1年、長くても2年で卒業、卒業日には遺書を書くのだそうです。
必ず、そして希望任地を書くのだそうです。皆、南方地方と書くのだそうです。それ以外は
書かないそうです。最近図書館で「少年戦車兵学校」のDVDを観ました。
一番、心に残った体験者の話は、「あの戦争は間違いだらけだったよ」という言葉で始まった
話でした。当時長野県伊那出身者でしたが、フィリピンやサイパンに上陸していて、ジャングルの中で
物音がしたら、相手を確認せずに銃で撃ったら同じ日本兵たちだったというのがよくあった、
無線機などは無いからどの連隊がどこに展開しているのなんかわかる訳がないからね、
目視しなければならない、でもその前に撃っちゃうんだよ。とかジャングルから出てある前線まで出て
それ以上は出てはいけないという指令があったんだけど、そんなのは忘れて出ちゃうんだよ。そうすると
上空を戦闘機が飛来して来て、その内低空飛行で突っ込んで来て機銃掃射が降ってくるんだけど
それが日本機なんだよってなことを、言っていたことです。そのように、兵站もなく上陸した場所で
先ずやることは、強盗だよ、住民の家に入り食べ物を奪って食べ物の確保だった。十五六の若いやつばかり
だから、元気なやつは強姦もしたり。兎に角、人間性を失い理性も吹っ飛んでしまうのが戦争だよ
戦争なんてやるもんじゃない。戦後日本の教育で絶対やらなければならないのは「戦争とは如何に愚かなコトか」ということだよと言っておられました。
長々と失礼しました。
という
> shisouanさん、学生時代のアルバイト先の会社の重役はフイリピンからの生還者で、トカゲがご馳走だったという体験談をよくするのでトカゲ部長と渾名されていました。
今はそういう人たちがいなくなって、戦争の悲惨は意識しないと伝わらないですね。
今はそういう人たちがいなくなって、戦争の悲惨は意識しないと伝わらないですね。
委縮性胃炎の痕跡ですか、いずれにせよ異常なしに一安心ですね。よかったです。
by saheizi-inokori
| 2025-02-13 12:14
| 今週の1冊、又は2・3冊
|
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