目に青葉

けさは循環器内科、なぜか昨夜二時半頃に目が覚めてトイレのあと眠れなくなる。

明日は起きたら、いつものルーティンの順番を変えて、先に飯を食おうか、そのためには起きたらすぐに冷凍ご飯をチンして、、いつもはカミさんの作る野菜スープとトーストを卵納豆かけご飯にしたのだ、、服装はいちおう出してあるけど寒いかな、、いろいろ考えていたなかに、理屈の通らないこともあるから、半分は眠っていたのだろう。

目覚ましは安心のため、たいてい鳴る前に起きている。

カミさんが心配して起きて来たけれど、自分のことは自分でやらなきやね。

その代わりトイレやルンバはやれない。

洗面所だけさつときれいにするので精一杯、以前より確実にノロくなつている。

バスは超満員、雨のせいか、先月もそうだったなあ、病院のあと春嵐の砧公園を歩いたんだ、あれからひと月が過ぎた、ずいぶん早いような、もつと昔の出来事のようにも思える。

出来事自体が遠い世の中の出来事のようだつたからか。

バスを降りて歩きながら、雨のせいで混んだんじやないな、だつて途中で降りる人（通学の子どもが多い）がほとんどいなかったじやん。

バス会社が便数を減らしているせいだとおもう。

大きなカバンを持って押しくら饅頭の子どもたちが、ちょっとかわいそうになる。

祖母の歌

大月より乗りし三たりは青き眼に爪べに赤くよくしゃべるかな

煙草吸ふしぐさももの言ふ唇も演技めきたり青き眼の女

幼い頃、子供たちは白人女性が歩いていると「ガイジンガイジン」と遠くからささやき交わした。
男性はちょっと怖かったかな。
おばあちゃん、テレビのＧＷ情報、河口湖の芝桜の群生を見せたかったね。
芝桜もきれいだけど、それを見る日本人もいろんな色の爪をして、叫んでいましたよ。


母の句

葉桜の葉照眩しき五重塔

どこに行ったのだろう。
子供のころの我が家は連休にどこかに行くなんて、いや土曜日も半ドン、大型連休なんて言葉もなかった時代だったね。

それでもゴールデンウィークつてのを映画会社が始めた六十年代、豪華二本立てなんていうのを見たけど休みが続くことはそんなになかった。

母が休みの日曜日、須坂の臥龍公園に桜を見に行こうと、お弁当を作って出かけたはいいが、長野電鉄の網棚に置き忘れてしまった、あの時のお母さんのしょんぼりした姿が切なく思い出される。
そこらで何かを買って食うなんて簡単なことではなかったもの。