優美な女性
2024年 04月 09日
きのうは歯科、運動で克服したと威張っていた左膝の痛みがぶり返して、変な歩き方をしてクリニックへ。
バスのなかで電話がかかつてきて、三茶に着いたのを気づかず、バスが動きだして、しまつたと思ったら、信号ですぐに止まる。まだバス停の表示がドアの外真ん前にみえるので、降ろしてと声を上げたけど、すげなく断られ、そのまま一分近くバス停とにらめっこ。
次の昭和女子大学から、いつもなら楽しむ回り道が、ポツポツと雨も降り出して、いささか膝に堪える三千歩だつた。
(花大根)
祖母の歌。
絢爛と言ふに尽きたり浅草の国際劇場の東京おどり中学の修学旅行は東京と江の島、浅草の東京おどりを見た。
舞台のすぐ近く。踊り子が肩を組んで整列して、掛け声を発しながら、スラリとした足を高く蹴り上げる、それが全員ピタッと揃っていたのにぶったまげて大興奮したイガグリ頭、大根などとはゆめ思わなかった。
母の句。
海棠の咲き始めたる賑やかさ花海棠も咲き始めた。
一つ一つの花は、優艶で、花言葉を「眠れる美女」、なるほど楊貴妃に喩えられたのも、うべなるかなと思われる。
しかし、花言葉を「優美な女性」という桜の花の方が小さく、素朴なのに、群れを成さないから負けてしまう。
たいてい人の庭にあるから、あまりスマホを掲げるのは憚られる。
たいてい人の庭にあるから、あまりスマホを掲げるのは憚られる。
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kogotokoubei at 2024-04-10 07:44
優美な女性は、佐平次さんのお祖母さんやお母さんだと思います。
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saheizi-inokori at 2024-04-10 10:11
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jyon-non3 at 2024-04-13 13:24
お母さまの俳句が今もお手元にある幸せ・・素晴らしいです。💐
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saheizi-inokori at 2024-04-13 15:08
> jyon-non3さん、母は作らないでといつた句集を作ってよかったと思います。つくづく。
by saheizi-inokori
| 2024-04-09 09:04
| わが母と祖母の遺したまいしうた
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Comments(4)