会津は永遠です

毎日、インチキメールがたくさん届く。
そのなかで珍しかったのは、
警察庁について
私たちは警視庁です。
あなたのお子様は窃盗容疑で逮捕され、被害者に215万円の賠償金を支払う必要があります。
至急下記口座にお振込下さい。
ひっかかる人がいるのだろうか。
裏金と嘘つきの自民党に投票するような人ならありえるかもしれない。
異次元の少子化対策、新しい資本主義、安全安心、アベノミクス、誠心誠意、火の玉になって、スピード感をもって、信頼回復、、休む間もなく口をついで出るのは、インチキばかり。
それに騙されて、政党助成金を負担し、増税に甘んじ、防衛装備品の費用を負担し、あまつさえ自民党に投票する。
215万円より深刻な被害に遭っているのではないか。

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夕方、散歩に出て、美しい夕焼けをみながら、角を曲がろうとしたら、向こうから歩いて来た、乙にすましたマダムが、すれ違いざま、ブブッと落としていくではないか。
僕は足を速めて逃げ去ったので、被害に遭わずに済んだ、あれが前を行く人でなくて不幸中の幸いだった。
彼女も自民党支持者かもしれない。

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(碑文谷公園で)

録画しておいた新日本風土記で、奥会津の暮らしをみた。
たぶん前にも見たような気がするが、何度見ても懐かしい会津の冬景色。

こうしている僕が、56年前に、雪の会津線のデイ―ゼル車の先頭に乗りこんで、只見まで通票調節に行ったことが夢の中の出来事のようだ。

とつぜん雪崩がきて、前はすっかり雪がかぶって動けない。
機関士が汽笛を鳴らすと、川をはさんだ雪原から、蟻がはい出るように人が現れて、だんだん人の姿になって、一列になってこちらをめざして歩いてくる。
部落の人たちが助けにきたのだ。

助けに来た人たちの多くは、すでに亡くなってしまったと思うが、助け合って生きていく暮らしは、続いている。
裸参り、道具祭り、、昔から伝わる神々との、謙虚なつつましい暮らし。
その暮らしも、高齢化や過疎のために、いつまで続くのかと心配になる。
雪の中を野菜や日用品を巡回販売する人、石油を配達してくれる人、、いろんな人たちが支えている暮らし。
八十路の爺は、画面にむかって感謝の念を送る。
たった一年しかいなかったけれど、もっと彼らの暮らしのことを学ぶのだったと反省もする。

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「テスカポリトカ」(佐藤究)は、あと百ページ。
テスカポリトカとは「煙を吐く鏡」、アステカの神、永遠の若さを生き、すべての闇を映し出して支配する神、生贄の人間の心臓と腕を好んで食べる神。
臓器密売(子供の)などおどろおどろしい話がつづく。
ここまで読んだら最後まで読もう。

Commented by りんご at 2024-03-10 20:38 x


「川をはさんだ雪原から蟻がはい出るように人が現れて、だんだん人の姿になって」ここの場面が 
鮮やかな絵になって迫ってきました 愛とBitterness、スリル融通無碍な記事に魅了されています 
紗矢香さんの動画の「これからどのテイクをとるか 悩むかもしれません」の微笑みに感激し
縁あってうちにいる1800年代のピアノを叩いたら 周りに集まり来る方々の気配が。。 ような
 https://www.youtube.com/watch?v=w7g8Dw2P3Hc&t=195s
Commented by たま at 2024-03-11 00:29 x
九州育ちの私にも、平成間もない頃、家族5人で1年間だけ移り住んだ豪雪の地・小千谷で交わった人たちや光景を少しづつ思い起こしつつ・・・。
Commented by tanatali3 at 2024-03-11 06:40
子供達が主役でありながら、昨晩の映画はあまりに殺伐として、途中で止めてしまいました。それと引き換え佐平治さんのお話に気持ちが癒されます。いい話題や映画がほんとうに少くなりました。
Commented by saheizi-inokori at 2024-03-11 09:36
> りんごさん、ありがとう。
ゆっくり聴かせていただきます。
Commented by saheizi-inokori at 2024-03-11 09:39
> たまさん、ご家族のいい思い出になったのではないですか。
びっくりしたでしょうね、雪の多さに。
Commented by saheizi-inokori at 2024-03-11 09:44
> tanatali3さん、何をご覧になったのでしょうか。
きょうは3・11、テレビは「感動的」な話題満載ですよ^^。
Commented by haru_rara at 2024-03-11 10:07
新日本風土記、再放送でしたね。私もまた見てしまいました。
自分の住んでいるところをテレビで見るのは不思議な気持ちになりますが、大変なことはあってもやはりよいところだなあと思いました。
会津宮下駅は昨年から無人駅となりました。
テレビやネットで知った方々がたくさん来てくださいますし、できればずっと駅員さんにいてほしかったなあと思います。
先日は六角精児さんの番組でもゆっくり紹介されました。
佐平次さん、またぜひお帰りになってください。
Commented by めぐ at 2024-03-11 11:28 x
奥会津その番組を見ました。懐かしく。若い頃の旅でしか行ったことのないのに懐かしいのは何故?会津にも漆芸を推奨したお殿様がいたのですね。能登のことから思い出して調べました。従姉妹が漆芸家と結婚して当時珍しいカップルでした。漆芸家は日本工芸展で何度も賞を受けていてパトロンもついていて作品を見て県知事が皇室の妃殿下にお遣い物として贈るような拡張高いものを作っていました。讃岐難波仁斎氏に師事して備中漆の復興にも努めて県北に漆の木を植える活動とかもしていました。一方で妻の方従姉妹は岡大の英文科 院まで行って英国へ留学した時に「D o you know NOU play?」 と聞かれて日本人なのに何にも答えられない!と帰ってから日本の伝統文化を知ろうと漆芸教室に通ったのがきっかけです。
学生だったわたくしは国文科の先生をお連れして日本の美について語り合ったものです。
沖縄から青森まで漆の作品はありますが 輪島は格別です。 蒔絵を描く筆 日本画の面相筆とも違い 琵琶湖の辺りの自然が豊かであった頃 そして連綿と続く技なのです。もう輪島は手に入らないかもしれませを。
厳島に奉納された平家納経の絵もただため息が出ます。
失われていくものノスタルジー 昔の木造の校舎、木造ペンキ塗りの郵便局 萩原朔太郎の詩の世界を知る人もいなくなって 今は 日本のアニメ とかイマーシブTOKYOが若者たちをとらえています。ヌマル とかアガル とかマルハラにもやっとこさついて行ってます。
Commented by saheizi-inokori at 2024-03-11 12:32
> haru_raraさん、六角精児の番組もみましたよ。
ハルさんがあの向こうに住んでいるのだなあと思いながら見ていました。
歩けるうちに、とは思うのですが、、。
Commented by saheizi-inokori at 2024-03-11 12:36
> めぐさん、片仮名のところ、知らない言葉ばかりです。
ムズイ、といわれると痒くなります。
私には当たり前のことでも、日本人の大半が知らなかったり、反対意見だったりするようになりました。
いま、ラジオで早春賦をやっています。
Commented by めぐ at 2024-03-11 13:07 x
早春賦 真理ヨシコさんですか、うたのおねえさん大好きです。倍賞千恵子さんが一番好きかな?芭蕉布とか。
島田祐子さんはコンサートで聴きました。とても綺麗でした。
考えたのですが皆さんユーモアがあり、よく学び愛情豊かでした。
今のミュージカルもいいです。
Commented by saheizi-inokori at 2024-03-11 14:04
> めぐさん、誰だったかな、男性コーラスだつたような、、三茶の歯科まで来たら忘れてしまいました。
倍賞千恵子の澄んだ声も好きです。
Commented by jyon-non3 at 2024-03-11 18:45
乙にすましたマダムは絶対自民党支持者デス。確信します。(^^♪

機関士が汽笛を鳴らすと‥部落の人々が助けに来たのだ・・のシーンでは胸がいっぱいになり

泣きそうになりました。

この薄汚い政権の破廉恥で欲深い悪人たちのニュースを聞かされていると

いつの間にか心に蓋をしている自分がいます。

清らかなお話を聞いて、気持ちが溶けていくようでした。

いいお話をありがとうございます。

Commented by saheizi-inokori at 2024-03-11 21:43
> jyon-non3さん、ちょっと間違えれば左は崖、川に転落しそうな場所なのです。
みんな口数少なくスコップを振るいました。
ほんとにあつたことかと不思議な気持ちになります。
Commented by tanatali3 at 2024-03-13 02:08
あぁ、日本は3.11でしたか。すっかり失念、認知症いや、ボケております。^^
映画は War Pony という題名です。貧困の現実に目を背けるつもりはないのですが、ことさら執拗に強調されると辟易してしまいます。
Commented by saheizi-inokori at 2024-03-13 10:08
> tanatali3さん、貧しさも扱いようによっては商品化されて消費の対象になりかねませんね。
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by saheizi-inokori | 2024-03-10 11:23 | こんなところがあったよ | Trackback | Comments(16)

ホン、よしなしごと、食べ物、散歩・・


by saheizi-inokori