富士はやっぱり

相変わらずパソコンの機嫌が悪い。
いぜん設定から入って、いろいろいじって、セットし直しに近いようなことをして直ったことがあるので、設定画面を開いてみたけれど、いつの間にかその様子が変わっていて、途方にくれている。
それでけさもスマホからの入力です。

富士はやっぱり_e0016828_11050230.jpg

スマホの写真、ブログにアップしたものは削除しているのだが、それ以外のものが積もり積もって一財産、一文にもならない一財産。
ヒマをみてはシコシコ削除している。

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(絵の監督にきたの?)

散歩途中の花や空や家が大部分だから、呆れるくらい同じ被写体、視覚、構図、十年一日の如しで、しかも下手くそで、うんざりしながら消している。

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(内房富津)

そのときは人物写真をあまり撮らなかったけど、こうしてみると、やはり子供や孫の写真は消したくない。
そしてサンチだ。
さかのぼるにつれて、元気なサンチが現れて、過ぎし日の散歩などを思い出して感慨にふけることもしばしば、僕の膝の上で丸くなっている写真は今も続く。

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(三年前、目も耳も足も元気だった)

萬葉集は山部赤人の登場。
聖武天皇の即位を寿いで歌って、いまだ奏上を経ぬ短歌とその反歌もいいけれど、何と言っても有名な「富士の山を望(み)る歌」は、時空を超えて尊厳な富士を歌った絶唱だ。
その反歌、
田子の浦ゆ うち出でて見れば 真白にぞ 富士の高嶺に 雪は降りける

この「降りける」の「けり」は、現在雪が降りつつあるのではなく、降り積もった雪を頂く富士の山頂が蒼空にくつきりと浮き立っているのだ。

一方、百人一首でお馴染みの「新古今和歌集」の
田子の浦にうち出でて見れば白妙の富士の高嶺に雪は降りつつ

雪が降る時に富士の山は見えるはずもない、けれど、この歌は、空に白くそびえる富士の山に雪がさらに降り注ぐ光景を想わせる。
絵としては、美しい姿としてありうる、いわば幽玄の世界とてもいうべきか。

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一つはいかにも万葉的、一つはいかにも新古今的である点がよく、価値もまたそこに存する。

なるほどねえ。

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叶匠壽庵の草餅。
歌より団子とはいうまい。

Commented by Tadachika at 2024-01-24 17:02
PCに詳しい方からがサポートを受けているようなので、余計なお世話かもしれません。マウスポインタが「酔っ払った蛍のように画面のアチコチを彷徨って、」と全く同じ症状を私も経験しました。
原因はマウスの故障でした。マウスを新しいものに取り換えて見ましたか? 原因の切り分けということで、新品に取り換えて見るのも一つの手です。もし、マウスの故障ではなくても、マウスは2年くらいで故障する場合もありますから、スペアとして無駄にならないと思います。マウスは高機能なものでなくてもELECOMの2000円程度の物でいいと思います。やっぱり余計なお世話かな。
Commented by PC-otasukeman at 2024-01-24 17:04
ご提案です。
使っているブラウザはEdgeですか?
ChromeがインストールされていたらChromeでブログを開いてみてください。
ブラウザの問題であれば現象は出ないと思います。
Commented by Tadachika at 2024-01-24 17:28
原因の切り分けに、もっと簡単な方法がありました。PCのキーボードの下の方にフラットポイントという指でマウスポインタ―を動かすことができる平板があります。その機能が付いているPCの場合、マウス本体の電源を切ると、マウス機能が自動的にフラットポイントに切り替わります。平板の上を指を動かしてマウスポインタが正常に動けば、PC本体の故障ではなく、マウスの故障です。
Commented by stefanlily at 2024-01-24 17:39
こんにちは、
新古今和歌集は幽玄華麗、良いですねえ…
御朱印集めが好きな米国人母娘(お嬢さんは日本語かなり上手い)が太宰府を訪問したと言うので「教育のために沢山の学生や親がいたでしょ?」と言ってたのですが。
次に会う機会があれば、俳句の話なども振って見ようかな…
貯まった写真は捨てられないですよね。
私は景色はあまり撮らなくて(あちこち訪問する機会は多いのですが)、猫の写真を何年も撮影してます(=^_^=)
風景を撮影し出すと、きりが無いのでw
人物撮影は専ら野球選手ですね。
Commented by saheizi-inokori at 2024-01-24 18:04
> Tadachikaさん、ありがとうございます。やつてみます。
Commented by saheizi-inokori at 2024-01-24 18:04
> PC-otasukemanさん、ありがとう。そちらで。
Commented by saheizi-inokori at 2024-01-24 18:06
> Tadachikaさん、あ!そうでしたね。
これもやつてみます。ありがとうございました。
Commented by saheizi-inokori at 2024-01-24 18:08
> stefanlilyさん、私はほとんどブログのために写真を撮っているのです。もうそれ以外は処分していかなければと思っているのですが、、。
Commented by Solar18 at 2024-01-24 18:46
スマホ写真、景色の写真は消すことができるのに、孫の写真は消すことができないのは同じです。
Commented by PC-otasukeman at 2024-01-24 21:00
パソコンの電源を入れてからご自分のブログページを開くまでの手順をお知らせください。
手順の途中でおかしな現象は出ないでしょうか。
Commented by めぐ at 2024-01-24 22:49
草餅の色が濃くて いいですね。
萬葉集 柿本人麻呂の歌に 船に乗って櫂を漕ぐのが多いのは何故かしら?と思ってました。
Commented by tona at 2024-01-25 08:45
山部赤人の富士山の歌、2種類の
万葉集と新古今和歌集のがあるのとその違い、初めて知りました。
なるほどと頷いています。
日本海側の雪は恐ろしいほどですが、毎朝見る富士山の美しい事、歌も出来ずに感心するだけ。
あちらで苦しんでいる方々に申し訳ない気持ちになりました。
Commented by tanatali3 at 2024-01-25 09:05
Tadachikaさんの言われるマウスの件、とりあえず試されてみてはいかがでしょう。同様の症状になったことがあります。鬱陶しさから解放されますよう。
Commented by saheizi-inokori at 2024-01-25 10:21
> PC-otasukemanさん、ハイ。
ショートカットの「梟通信」をクリックします。けさは、そこまでは異常ありません。
Commented by saheizi-inokori at 2024-01-25 10:29
> Solar18さん、その孫の写真をあまり撮ってなかったのです。
運動会の何かもある筈ですが、まだそこまで到達しません。
Commented by saheizi-inokori at 2024-01-25 10:31
> めぐさん、義母が作ってくれた草餅がなつかしいです。
香りがまるで違うのでした。
船出は島国の旅立ち、私たちの心情にも訴える情があります。
Commented by saheizi-inokori at 2024-01-25 10:34
> tonaさん、朝去らず富士山、いいですね。
朝去らずという言葉の意味を教わりました^^。
Commented by saheizi-inokori at 2024-01-25 10:36
> tanatali3さん、ちょっとやってみましたが、そもそもマウスなしで操作が苦手で、ちらつくのが機能のせいなのか私の下手なせいなのかが判然しません。
今朝は割と機嫌がよさそう、パソコンから入力しています。
Commented by PC-otasukeman at 2024-01-25 10:39
オープン画面では問題なしですね。
現象が出ると良いのですが。
結果をお待ちしています。
Commented by saheizi-inokori at 2024-01-25 15:33
> PC-otasukemanさん、けさはブログを書いてアップするまで落ち着いていました。
ご心配ありがとうございます。
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by saheizi-inokori | 2024-01-24 11:17 | 今週の1冊、又は2・3冊 | Trackback | Comments(20)

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