一枚の写真

日付が1996年5月12日、世紀をまたがる鬼無里会の写真だ。

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八幡平のふもとの高原、北国の春はタンポポ、桃、桜、梨、、花という花が咲き揃って僕たちを迎えてくれた。
この場所の近くのホテルに泊まって、山に登ったり、山菜を採ったり、いくらでもある秘湯の露店風呂を梯子した。
女学生のように、なんでもないことでも笑い転げていたのだ。
そんな旅行会を毎年続けてきたのに、コロナで中止していた。

夏のBBQ再開に続いて、きょうは旅行も再開だ。
九十九里に泊って、メンバーの二組の夫婦の金婚式のお祝いパーテイをやって、翌日はメンバーの経営する手打ちそばの名店で昼飯。

上の写真のメンバーの何人かは、より多くのメンバーと入れ替わって、そのなかに夫婦も何組か入っていて、今回は17人の参加だという。
パーテイだけ出て帰る人、翌朝すぐに帰る人もいる。
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鬼無里会がかくも長く続いたのは、行程づくりから会費の徴収、メンバーへの連絡などを一手にやってくれる幹事のS君のおかげもある。
彼が八幡平リゾートホテルに出向になった数年間は、まいとしホテルを借り切ってお世話になりもした。
今回も、会場選定からなにからすべてやってくれた。
だが、メンバーへのメールに載っている行程表には、ホテル着とだけあって、ホテルの名前も所番地も書いてないではないか。
こういうアバウトなところがあるから、鬼無里会もゆったりとした気分で終始するのだ。
アバウトなようで、昨日は電話で「あすは大丈夫ですね」と確認してくれる細やかな配慮もあるのだ。

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かつてのように遠距離でなく、一泊なのは僕には有難い。
旅費のこともさることながら、薬や着替えなどの荷物をリュックにまとめるのに一苦労だった。
しばらく旅行に行かないうちに、大きなリュックが黴だらけになってしまったから、いつも持ち歩くリュックで間に合わせたのだ。

あれはいれたか、これも持っていこう、わずかな荷物をつめるたびに、旅への期待がふくらんでいく。
写真の色はあせたけれど、思い出と友情は輝きと濃密さを失わない。
Commented by hanarenge2 at 2023-10-22 10:40
旅の用意をするところからワクワクは始まっていますね
いいですねえ
いえ メッセを受け取った時からかな^^
どうぞ楽しんで(当たり前ですよね)来てくださいまし
Commented by jyariko-2 at 2023-10-22 16:45
お天気に恵まれ今頃お仲間といい時間を過ごしておられる事でしょう
朝寒かったですが今日は素晴らしいお出掛日和となりました
Commented by saheizi-inokori at 2023-10-22 22:02
> hanarenge2さん、ありがとう。
楽しく過ごしていい心持ちで休むところです。
Commented by saheizi-inokori at 2023-10-22 22:04
> jyariko-2さん、久しぶりの九十九里で心楽しくいい日を過ごしました。
Commented by doremi730 at 2023-10-23 15:15
久々のお仲間との旅行で
リフレッシュされて良かったですね!
Commented by saheizi-inokori at 2023-10-23 16:15
> doremi730さん、天地人、すべてヨシッ!でした。
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by saheizi-inokori | 2023-10-22 08:53 | よしなしごと | Trackback | Comments(6)

ホン、よしなしごと、食べ物、散歩・・


by saheizi-inokori
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