ガザに盲いて

「ガザに盲(めし)いて」、オルダス・ハクスレーの小説の題名だ。
高校時代の副読本に出て来たのだったか、もう内容もおもいだせないが、このところ、その題名がしょっちゅう去来する。
ネットで調べたら、

イギリスの作家オルダス・ハクスリーの長編小説。1936年刊。自叙伝的要素の濃厚な小説で、題名はミルトンの詩劇『闘士サムソン』からとられた。主人公アントニー・ビーブスは11歳で母を失い、それによって人間の有限性を悟り、虚無的な青年に成長してゆく。しかし、「自覚とは自己変革への本質的準備である」と悟り、また人間、生物、いやいっさいの存在は多にして一であるという信念を抱くことによって、ニヒリズムと無関心を克服して平和運動に飛び込んでゆく。

[瀬尾 裕]
とあった。
「ニヒリズムと無関心を克服して平和運動に飛び込む」、いいなあ、と言ってみるだけだ。

せめて祈ろう。
ガザの、世界の子供たちが、罪もなく突きつけられている悲惨から救われますように。
為政者に人間の本来持っているはずの慈しみの心が戻りますように。



ガザに盲いて_e0016828_10131861.jpg

Commented by eblo at 2023-10-17 13:03
日本語の歌詞を読みながら聴かせてもらいました。
無神教だから祈る神様もいない、無力だから「殺さないで」と心の中で思い続けているだけ。
そんな自分の情けなさが悔しくて涙が出ています。
Commented by 20070707open at 2023-10-17 15:17
祈ります。
Commented by saheizi-inokori at 2023-10-17 16:35
> ebloさん、私も無宗教なのですが、まいあさ仏壇に手をあわせ祈ります。気持ちが落ちつくのですね。
けさは自分を生かしている何かに祈りました。
Commented by saheizi-inokori at 2023-10-17 16:35
> 20070707openさん、ともに、ね。
Commented by jyariko-2 at 2023-10-17 16:47
ひたすらただただ祈ります
Commented by hanakomama2 at 2023-10-17 16:57
祈らずにはいられません。
Commented by saheizi-inokori at 2023-10-17 18:20
> jyariko-2さん、世界の人たちも祈っていると思います。それそれの神に。
Commented by saheizi-inokori at 2023-10-17 18:22
> hanakomama2さん、届きますように!
Commented by ikuohasegawa at 2023-10-18 09:43
私も、祈ります。
Commented by saheizi-inokori at 2023-10-18 11:22
> ikuohasegawaさん、心強いです。一人でも多く!
名前
URL
削除用パスワード

※このブログはコメント承認制を適用しています。ブログの持ち主が承認するまでコメントは表示されません。

by saheizi-inokori | 2023-10-17 10:14 | 梟のゴタク | Trackback | Comments(10)

ホン、よしなしごと、食べ物、散歩・・


by saheizi-inokori
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31