殺気立つ江戸
2023年 08月 21日
ウトウトと夢を見つづける。
去年まではエアコンをつけていなかったので、汗だくになって起きてしまったのだが、今年は贅沢をしているから、心地良くウトウト。
そろそろだなあ、ヨイショっと、夢の世界から現実の世界に戻って来る、そのとき旅先から帰ってきたような感じがする。
考えて見ると、毎晩旅立って、いろんな変わった珍しい量子論的な世界を漫遊しているのだ。
死んじゃうと夢が見られなくなるのはつまらないな。
きのうスマホの「高齢者国内かけ放題」というのを登録しにいったら、無料ではなくて、普通は1700円で定額かけ放題が、60歳以上だと700円になるということだった。
テレビのおばさん(さっきスマホに聞いたら83歳だって、僕よりちょっとだけ年上だから、お婆さんというのは止める)の言い方は、あたかも無料のように聞こえる、どこかに小さく注意が書いてあるのかしら。
それでも、僕の過去三か月の電話代は800~1800円だったから、登録変更してもらった。
歩いて行って、帰りはバスと思ったが時間があるので、一つ向こうのバス停までと、歩きはじめたらバスが来てしまって乗れなかった。
変だと思ったら日曜日だったのに、平日の時間をみていたのだ。
ふたたび歩いて、さいごの二駅分だけバスに乗って帰る。
遠くから見ていると、よろよろ歩きで、大丈夫かいオッサン、と言いたくなるような人が、近くに来ると、僕より速いじゃないか、さすれば颯爽と歩いているつもりの僕も、あんなふうに見えてるのか。
「天皇の世紀」続き。
江戸城を無血開城しても、江戸にいた幕府の歩兵隊9千人余りをどうするのか、という問題があった。
歩兵というのは新たに洋式をもって組織した農兵だ。
この人たちをほっぽり出すと悪さをするし、うかつに兵をもって弾圧すれば火事もおきる。
さらに幕府直属の武士だった海陸軍をどうするかも難題だ。
上層部にも、官軍と一戦交えようという動きがあった。
大鳥圭介は二千の兵を率いて、小山、宇都宮で官軍と戦うが、もとより敗れる。
幕府に引き渡すはずの軍艦が洋上にあって、なかなか命令に従わないので、勝が舟で急行して説得し四隻を引き渡すが、主力艦の開陽艦はそのなかに入っていない。
江戸市中に脱走者たちが増えて、そのなかには無頼の徒もいたこともあって、犯罪を犯す。
旗本たちも暗い沈黙のなかにいる。
取り締まる官軍兵にも横暴で乱暴狼藉を行うもの少なくない。
江戸は殺気立っている。
勝安房は、徳川慶喜を水戸から呼び返して江戸に置けば人心も収まるという、大胆不敵な献言をするが、西郷が容れる筈もない。
この頃、勝はなんども熱心に、人心安定のための上申を行っている。
元一橋家の有志が、主君慶喜の為に集まった者たちが、次第に倒薩を目論む集いとなり、行き場を失った武士たちも吸収し、彰義隊として勢力をもつ。
今の日本国民も殺気だっている?
アベノミクス後の国民の生活の苦しさを示すものとして分かりやすいのはこの実質消費支出指数だろう。
— 明石順平(「全検証 コロナ政策」発売中) (@junpeiakashi) August 19, 2023
ジェットコースターのように落ちているので俺はこれを「アベコースター」と呼んでいる。
なお、途中で横ばいになっているが、これは調査方法を変えて支出が多くなるようインチキしたから。 pic.twitter.com/VW2LJdvjoE
スマホなおって良かったですね。
火事… 徳川慶喜の周辺に江戸の火消しのボスがいましたね。
その娘が側室ではなかったかな…?
林真理子が徳川慶喜の妻を題材に小説書いてます。確か、それに書いてあったかな。
「ミカドの淑女」のほうが面白いけど。松本清張が帯文書いてます。下田歌子と明治天皇、乃木希典が主人公ですから(他に津田梅子など)、清張が最晩年に絶筆した「神々の」…題名忘れた! 乱心、かな? 大正天皇の皇后が昭和天皇よりも弟宮(…誰ですかね?忘れました…)を贔屓するあまり、及び兄弟各々の支持派閥もあるし、皇后の女官(地方の大きな神社の娘などが多い?とか)の中でも地位の高い人、その部屋子が宗教関係で…と道鏡やラスプーチンと似たような怪僧が跳梁跋扈する。清張は自分が構想した題材に近い事を林真理子が書いた事を喜んでいたと思います。日大の件は残念だけど、彼女ならそれをあぶり出した作品が書けるはず。