後漢滅亡の原因
2023年 06月 27日
照る日曇る日、雨の日も散歩に出ない日はない。
家を中心に360度、方向を変えてみたり往復の道筋を逆にして見たり、ときにはバスで少し先まで行ってから歩くことも。
きのうは二日続けて等々力へ、ただしきのうは玉川神社経由にした。
「神社にきたらお参りしましょう」「犬に水をのませないでください」「ここからは犬を入れないでください」注文の多い神社だ。
サンチといっしよじゃないけれど、ぼくも中に入らず、遥拝にとどめる。
隣接する満願寺は、閉鎖的な寺で、なかに入ったことがない。
門前に「史跡 細井廣澤墓」とある。
魔法の杖、スマホに尋ねると赤穂事件にも関連した漢学者・書家、篆刻家だという。
なんどか来ているのに初めて知った史跡だ。
二日続けて等々力にきた所以はこの肉屋に「アジフライ」を買いにきたのだ。
肉屋なのにアジフライ、ふっくらとしてとてもうまい180円。
日曜日は休業、きょうは大勢並んで、「トンカツ、コロッケ、唐揚げ、メンチカツ、、」ひとりで何種類も買っていく人もいる(ホームパーテイかな)。
僕はアジフライ一枚と唐揚げ二個(100グラム)を買ってルンルン気分。
フクシマの復興住宅で引きこもっているお父さんも、散歩に出るといいのになあ。
毎日何か変わったものが見つかるよ。
後漢末期、群臣は任官に際して霊帝に金を納めなければならない。
劉備の内部には劣等意識があり、それを払拭するために男を売るような侠客紛いの生き方をしてきたにちがいなく練の不足した人格が感じられる。
そういう劉備と密着して行動する関羽にも暗い過去があり、それを許容する劉備にも同じような倫理の脖(くら)さがあった。
さあ、いよいよ三国志本番かな。
家を中心に360度、方向を変えてみたり往復の道筋を逆にして見たり、ときにはバスで少し先まで行ってから歩くことも。
きのうは二日続けて等々力へ、ただしきのうは玉川神社経由にした。
「神社にきたらお参りしましょう」「犬に水をのませないでください」「ここからは犬を入れないでください」注文の多い神社だ。
サンチといっしよじゃないけれど、ぼくも中に入らず、遥拝にとどめる。
隣接する満願寺は、閉鎖的な寺で、なかに入ったことがない。
門前に「史跡 細井廣澤墓」とある。
魔法の杖、スマホに尋ねると赤穂事件にも関連した漢学者・書家、篆刻家だという。
なんどか来ているのに初めて知った史跡だ。
二日続けて等々力にきた所以はこの肉屋に「アジフライ」を買いにきたのだ。
肉屋なのにアジフライ、ふっくらとしてとてもうまい180円。
日曜日は休業、きょうは大勢並んで、「トンカツ、コロッケ、唐揚げ、メンチカツ、、」ひとりで何種類も買っていく人もいる(ホームパーテイかな)。
僕はアジフライ一枚と唐揚げ二個(100グラム)を買ってルンルン気分。
フクシマの復興住宅で引きこもっているお父さんも、散歩に出るといいのになあ。
毎日何か変わったものが見つかるよ。
後漢末期、群臣は任官に際して霊帝に金を納めなければならない。
金、金の皇帝なのだ。
曹操は東郡太守の任命を辞退したのは、そういうことが嫌だったからだ。
父の曹嵩は、殖産で増やした金で官位を買い、ついには太尉、人臣として最高位を極める。
宮城谷の三国志を読んで面白いのは、今に通じる人間の愚かさ、政治の腐敗が描かれるところにもある。
(これもまもなく閉業の飯嶋菓子屋)
曹操は東郡太守の任命を辞退したのは、そういうことが嫌だったからだ。
父の曹嵩は、殖産で増やした金で官位を買い、ついには太尉、人臣として最高位を極める。
宮城谷の三国志を読んで面白いのは、今に通じる人間の愚かさ、政治の腐敗が描かれるところにもある。
「奔走の友」、友の危難に奔走して救いにゆく気概をもった侠士の集まり。
そういう生活態度が皇帝と王朝への無言の非難であった。
黄巾の乱につづいて五斗米道という、呪術を中心にして王朝の秩序をこばむ道教的集団の出現。
そういう生活態度が皇帝と王朝への無言の非難であった。
黄巾の乱につづいて五斗米道という、呪術を中心にして王朝の秩序をこばむ道教的集団の出現。
劉備の内部には劣等意識があり、それを払拭するために男を売るような侠客紛いの生き方をしてきたにちがいなく練の不足した人格が感じられる。
そういう劉備と密着して行動する関羽にも暗い過去があり、それを許容する劉備にも同じような倫理の脖(くら)さがあった。
だが、この陋質な主従は、ややもすると人を卑しくする戦渦にもまれるうちに、人として成長するのである。歴史の鏡影(きょうえい)はそういうおどろきもあたえてくれる。こういう感想が本書の魅力のひとつだ。
献帝(二百三十四年没)が後漢王朝最後の皇帝である。が、歴史の実相としては、董卓(とうたく)が京師に乗りこんできたときから三国時代ははじまったとみてよい。むろんその遠因が、宦官の専横を招いた鄧太后の摂政(せっせい)にあり、近因は二度も名士と賢臣が弾圧された登錮にある。董卓がこの王朝をかきまわしてとりかえしのつかないものにしたというより、王朝の自壊の象徴として董卓という悪名が存すると想ったほうがよいであろう。鄧太后の摂政から二度にわたる登錮、そして董卓の登場まで、三国志前史とでもいおうか、第三巻の半ばまででそれが語られた。
さあ、いよいよ三国志本番かな。
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jyon-non3 at 2023-06-28 10:42
古の時代から権力を握った人びとは腐敗するのですね。腐敗する素因を持った人々が政治を目指すのか?
現に今の日本の政治もはっきりとその様子が私たちにも透けて見えています。
いいお肉屋さん!美味しそうなものばかり。
アジフライいいなぁ。お安いですね。(^^♪
現に今の日本の政治もはっきりとその様子が私たちにも透けて見えています。
いいお肉屋さん!美味しそうなものばかり。
アジフライいいなぁ。お安いですね。(^^♪
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saheizi-inokori at 2023-06-28 13:15
by saheizi-inokori
| 2023-06-27 11:41
| 今週の1冊、又は2・3冊
|
Comments(2)