極楽とんぼ

暑い暑い、寒い寒い、テレビやラジオは騒ぎ過ぎだね。
きのう暑い中で運動した方は、知らぬ間に汗をかいて、身体も弱っているから、きょうはゆっくり休んでください、だと。
なにせってんだや（なに言ってるんだ！の長野弁）、おらほ（俺の方）では、こんくれえの陽気をいい日だって、そうせうんだわ。
休むどころか、朝から身体を動かして、よく働いた。
シーツとホーフがよく乾くぞ。

鎌倉の「茶の子」の「極楽まんじゅう」、温泉饅頭のちっけえのだな、まんず。
袋の裏に「極楽とんぼの歌」が、書いてあった。

湘南の汐のにおいに誘われて
どこへ行くのか極楽とんぼ
浮世のことなど知らぬげに
今日は江の島明日は由比
気のむくままに飛んで行く
稲村ケ崎に風吹けば
波間をくぐって板に乗り
極楽寺の縁日にゃ
風船売りについて行く
ほんにおまえはノンキな奴よ
そんな暮らしがしてみたい

「今日は三越明日は帝劇」ってのは広告のコピーだったか。
でもこういう暮らしって、じっさいにやってみるとはたで見るほど楽でもないし、心地良くもないのではないか。

（お尋ね者貼り紙に見入る坊や）

昨日は、大佛次郎「天皇の世紀　７」と宮城谷昌光「三国志　１」を少しづつ読んだ。
7日に図書館で六冊借りて、そのあともう一冊「自民党政治の変容」を借りて、そのうち「数学的にありえない」（上下）、「孤児列車」、「自民党政治の変容」の４冊を読了、残っているのがこの二冊と「作家と酒」だ。
こういう風に、今日は歴史小説明日はミステリつぎは評論そしてエッセイと渡り歩くのも極楽とんぼの一種かもしれない。
こっちは金がかからないし、心地良い。