ブラジルの母

ラジオを聞いていたら、ブラジルの母の日では一日七億円の商品が売れるそうだ。
人口の４割が最低賃金の月収４万円で暮らしている（数字は間違っているかも、もうあやふやだ）から、７億円は大きな金額だという。
母だけでなくオバや姉などにもプレゼントするという。
なにを？といえばスマホ、洗濯機、、いろいろだけど、その洗濯機は批判が高まってなくなった。
なんで？女性が洗濯するという考え方が批判されたのだという。
女性警察署（性犯罪など女性が被害者の犯罪専門の警察）があるし、女性の社会進出も進んでいるそうだ。

それにしても母の日に洗濯機だのスマホだのをプレゼントするってすごいな。

我が家の洗濯機は作り付け・はめ込みのアメリカ製、前開きのドラム型だ。
もう２０年以上酷使しているから、いまいち洗い物がきれいにならない。
買い替え時期なのだとはわかっているけれど、なんせそういう特殊なものだからお高いので、だましだまし使っている、ブラジルの母になりたいくらいのもんだ。
ふつうの洗濯機だと入らないのだ。

（神保町の伯剌西爾）

母が洗濯機のない時代に、子供たちの汚れものを洗って干して取り込んで、、その苦労を想うと、いまの僕の洗濯なんて遊びのようなものだ。
はじめて洗濯機を買ったときの母はどんなに嬉しかっただろう。
友達が洗濯やら繕いやらなんでも母親に当たり前のように平気でやってもらうのをみて、父親がいる家では母親はそのくらいのことをしても大丈夫なんだと僕はちょっとうらやましい気持があった。
外で働いている僕の母はつかれているから、少しでもそういう仕事をさせてはならないと思っていた。
それでいて、ちょっとした家事の手伝いで弟と僕ばかりやっているなどとケンカになって母を悲しませた。

蕨と一緒に秋田の友人が作って送ってくれたカミさんのスマホケース。
あんまり可愛らしいので、僕が外出時の読書用メガネケースに使わせてくれと懇願、受諾された。

きのうは家の中で「数学的にありえない　下」を読了したから、ケースの出番はなし。

夕方、かなりの雨降りのなかを散歩に行って６千歩。