意気が上がらない
2023年 03月 17日
じょきじょきの跡に布クズが落ちたのを掃除機でと思っていたら、ルンバ君がきれいにしてくれた、サンキュー。
靴下と下着の洗濯をして、スマホの予報をみると18時まで降らないというので、外に干したら、降り出したとカミさんが中に入れて、、今見ると降ってないので、また外に。
湿度が高いから部屋干しでも同じかもしれないが、風が通るのが外の強みだ。
きのうも都立大学まで歩いてパンを買ってきた。
カフエにも寄らず直行直帰、そう連日の贅沢はできない。
年老いた母をいたわりながら、それでも楽しそうに、花の咲き具合を言い合っている親子連れの姿に心が安らぐ。
日曜日に現代音楽が鬱陶しくてFMをTBSにして、そのまま朝のながらラジオをTBSにしたら「日本全国八時です」という番組をまだやっている。
森本毅郎、遠藤泰子も健在だ、やや衰えたのは僕の聴覚だろう、ちょっと聞き取りにくくなった。
FMで音楽を聴いている分には気がつかなかったけれど、言葉の番組だとテキメンだ。
けさは春闘で賃上げラッシュについて、「大企業だけの現象、労働者の大半を占める中小企業の労働者には裨益していない」という話。
それどころか、大企業は自分の会社のベアの原資を下請けいじめで捻出しているきらいもある、と。
僕たち、年金暮らしの高齢者も捨て置かれ組だな。
高齢者は集団自決しろ、なんていうコメンテーターもいる由。
長生きしたくないね。
「ペストの夜」の下巻を読み始めた。
上巻から。
アブデュルハミト二世という人間は、ヨーロッパ人たちが「パラノイドだ!」と評して差し支えない程度には妄執的であった。しかし彼が異常なまでの警戒心を抱くようになったのは、彼自身が体験し目の当たりにしてきた歴史そのものの影響であり、換言するならば、彼が妄執的な人間になったのはまったくもって当然のことでもあった。今の日本の政治家(とくに自民党)の人間たちが、嘘つきで無責任で強欲なのは、時代のせいではなかろう。
アベたちが造った時代の風潮が、後に続く者たちに影響を与えているということはあるとしても、それは元凶がアベのような政治家たちだということを否定しない。
高市も、影響を受け、それ以上に大きな影響を与え続けているのだ。
ミンゲル島のペスト禍と戦うサーミ―総督は、毎日のようにイスタンブルの皇帝や政府から送られる電報に悩まされる。
現地の実情におかまいなしに、日替わりで様々な指示をしてくるのだ。
「電報などと云うものさえなければ、無政府主義も疫病も二週間で根絶してみせるのに」サーミ―の口癖になった言葉だ。
皇帝がミンゲル人の生命などどうでもよく、イスタンブルやヨーロッパに疫病が飛び火するのを防ぐことにしか興味をもっていないという事実が、サーミ―総督には許しがたかった。
この小説の主役のひとり、キャーミル上級大尉は自分の率いる検疫部隊によって郵便局を占領し通信を途絶させてしまう。
総督が西欧化改革を実直に進めたとしたら、自由と平等、あるいは技術的進歩の恩恵を受けて急速に台頭するのはキリスト教徒ブルジョアジーのみであり、その機会をますます有効に活用する彼らとは対照的に、帝国がヨーロッパ化すればするほどにイスラーム教徒は衰退していくことになるのである。
イギリスとフランス、そして彼らの圧力に抗しがたくオスマン帝国の三国が軍艦を出してミンゲル島を封鎖する。
島民たちの絶望感を言葉にできる者がいるとすれば、歴史家や小説家ではなく詩人だけだったろう。
言うならばそれは「万策尽きた」という思いであり、今は死んでいないというだけで狭い島内に閉じ込められて、いずれどこかで死の手に捕まるだろうという予感であった。
露土戦争でロシアに奪われたバルカン半島領土を奪還するのを援助したイギリスに見返りとしてキプロス島の統治権を差し出したアブデュルハミト二世。
この五十年間というもののオスマン帝国政府が城塞や島々、地方や州を切り売りするようにして命脈を保ってきた。
ミンゲル島も?
我らがサーミ―総督は、イスラーム教徒とキリスト教徒双方の共同体の主だった者たちを集め、総督府のバルコニーから民衆にむけて協力を呼びかけることを企画していると、無情にもイスタンブルの皇帝からアレッポへ転任(左遷)するという指示が届き、後任の総督がやってくる、それが上巻の始めだ。
コロナ禍のせいもあるのかな。
本当は年金で安心した出来るはずでした。
政府と言ううか年金機構とお言うか、集めたお金を馬鹿なことに
投資し損をしてばかり。
それでも誰も責任を取らないです。
そして、小泉内閣の竹中平蔵財務大臣によって、非正規社員ばかり、
中抜きのパソナのような企業が生まれたと思っています。
安定した生涯雇用の日本社会が壊されました。
さらに安倍内閣でゼロ金利歳政策で、預貯金も増えなくなりました。
いつまでおかしな続くのでしょうかね?
一回も登院しなくて除名されたガーシー議員には2000万円弱が支払われています。
国民に増税と言うなら、国会議員の特権を廃止し、自ら議員報酬を返納してから
言ってもらいたいです。