そういえば
2023年 03月 16日
汗をかきながらストレッチを終えると、もう9時半、三時間近く朝のルーテイン+αだ。
朝方見た夢のなかの、窓からみた庭の光景が面白かった。
六角形のエキゾチックな、派手な色彩の建物からピエロの仮面をかぶった人たちが忙しそうに出入りしていた。
80年生きて来て、見た事も読んだこともない不思議な光景はどんな深層心理の表出なのだろうか。
上巻を読み終えたオスマントルコの小説「ペストの夜」の、千夜一夜に出てくるような宮殿の人々や貧しいイスラーム島民が不条理な災厄に遭う話の反映なのだろうか。
そんな光景は出てこなかったけれどなあ。
きのうはサンチを思い切ってトリミングにやったので、昼前から桜事情を偵察、夜は豚スキなのだから、昼は納豆だけにしとくべきなのに、ついつい安くてうまいことが知れて流行り出した小さな店に入り、よせばいいのに玉ねぎのかき揚げまでチケットを買ってしまう。
武蔵浦和で駅ビルや高架下開発をやる会社にいたころ、午前中の店内回りなどが済むと、外に出ていろんなフアッションビルを見たりしたあと、大宮のうどん屋でランチを食うことがあった。
薄暗い古い店で、釜揚げがうまかった。
そういえば四谷荒木町にS屋という落語好きな亭主が経営する小料理屋があって、〆に食う「佐平次うどん」というのもうまかった。
レモンを絞って生醬油をちょっとつけて食うのだ。
そういえば、そういえば、武蔵浦和駅の近くにもうどんのうまい店があった。
卓上のゴマをヌートバーのように摺って摺りまくって食った。
僕が赴任した時には既に決まっていた駅ビルの中のうどん屋は有名な全国チェーンの店だったが、厨房が素人みたいな人ばかりで、うまくないったらありゃしない。
なぜ、こういう店を入れなかったのかと部下に訊くと、家賃が高くて入れないと言った。
それもあるけど、こっちから出店交渉に行かなかったのだ。
駅ビルという地の利に甘えて、いろんな腐れ縁で出店する店でスペースを埋めて、あとは家賃が入ればいいという大家営業だった。
そういえば、そういえば、そういえば、駅ビル経営の先輩が推薦したというラーメン屋は、葱ソバの葱をぶつ切りにして出した、厨房の主任は先月までバンドをやっていたというネギソバのなんたるやも知らない男だった。
そういえば、そういえばがどんどん出てくる、老人の一人ランチは、そのブログは思い出話ばかりだ。
いつも水曜日は休みのカフエがやっていた。
日体大の卒業式ですから、というけれど、ちょうどいいあんばいに埋まっている客にそれらしき人はいなかった。
桜なんとかという季節限定のコーヒーを飲みながらペストの惨劇を読んだ。
「時の用には鼻を削ぐ」、急を要する事態には鼻を削ぎ落すようなことまでやってしまう。
鼻の低い僕は知らなかった言葉を知った。
「チェルケス人虐殺」なども知らなかったぞ。
そう言えばの思い出ばかりじゃなくて、そう言えばの未知の言葉も調べて生きていかなくてはね。
拝読し、うどんが無性に食べたくなりました^_^
思わず夫と「えーっ、ほんと?」と声が合ってしまいました。
証拠ですよ。
サンチちゃんもさらに可愛いくなって来ましたね。
お見事バグースです。
アラックも、この深沢校舎で卒業式を迎えました。
実は4年生の時&翌年の体育専攻科の2回なんですよ。
サンチ、すっきりしてハンサム度が増しましたね!
なぜか陸上部の幅跳・三段跳ブロックは、春合宿をする伊勢神宮の
お神酒の「白鷹」の一升瓶を回し飲みをしての胴上げなんです。
その後、合宿所に行って、なぜか駅伝大会をした後の、大宴会なんです。
楽しかったです。